遠藤航が途中出場でデビュー! 3トップ揃い踏みのリバプールがボーンマスに逆転で今季初勝利!【プレミアリーグ】

2023.08.20 01:01 Sun
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プレミアリーグ第2節、リバプールvsボーンマスが19日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが3-1で勝利した。なお、リバプールのMF遠藤航は63分から途中出場した。
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チェルシーとのアウェイでの開幕戦を1-1のドローで終えたリバプールは、ボーンマスとのホーム開幕戦で今季初勝利を狙った。チェルシー戦では最低限の勝ち点1を持ち帰ったものの、チーム全体のプレー強度や運動量を含めて課題の残る一戦に。そういった中、カイセド、ラヴィアとトップターゲットを相次いで逃したクラブは、シュツットガルトから遠藤を電撃獲得。その日本代表主将はホーム開幕戦で早速のベンチ入りを果たした。なお、クロップ監督はチェルシー戦と全く同じ布陣でこの試合に臨んだ。アンフィールドにこだまする“YNWA”の大合唱で幕を開けたリバプールの今季最初のホームゲームは、不穏な形でのスタートに。開始直後にアンソニーに背後へ抜け出されてゴールネットを揺らされるが、これはオフサイドに救われる。しかし、直後の3分には最後尾からのビルドアップを狙われて中盤に入ったアレクサンダー=アーノルドが痛恨のボールロスト。ショートカウンターを浴びると、ソランケにはシュートを打たせなかったが、こぼれに反応したセメンヨに右足のシュートをゴール左隅へ突き刺された。
ミスからいきなり失点を喫したホームチームはすぐさま反撃を開始。人数をかけた攻撃を仕掛けると、6分にはセットプレーからファン・ダイクに決定機。だが、このヘディングシュートはクロスバーを叩いた。ここから一気に畳みかけたいところだが、ビルドアップ時にエリア外へ持ち出したGKアリソンがコントロールミスからボールを失いかけてファウルを犯すなどバタバタした場面も。

以降はボール支配率を高め、ミドルレンジの正確なサイドチェンジや中盤での果敢な運びで局面を変えてチャンスシーンを作り出す。だが、ガクポや3トップのボックス付近での再三のシュートは相手の分厚い壁に阻まれる。また、チェルシー戦同様に球際や切り替えの部分でやや鈍さが見受けられ、ボーンマスのロングカウンターからピンチを招く場面も散見される。
それでも、前半半ば過ぎには圧倒的な個の力でスコアをタイに戻す。28分、タイミングの良いランニングでボックス右に抜け出したジョタがグラウンダーで折り返すと、DFに当たってコースが変わったボールをゴール前のルイス・ディアスが浮き球のコントロールからアクロバティックな右足のジャンピングボレーでゴール右隅へ突き刺した。

ディアスの2試合連続ゴールで勢いづくホームチームはそのまま押し切る。36分、ボックス右で仕掛けたソボスライがロザウェルのファウルを誘ってPKを獲得。キッカーのサラーはコースが甘くなったシュートをGKネトに止められるが、こぼれ球を自ら詰めて辛くも今季初ゴールとした。

この試合で初めてリードを手にしたリバプールはゲームコントロールに重きを置きつつ、要所でハイプレスからショートカウンターを仕掛けて3点目を狙う。その流れでアレクサンダー=アーノルドに決定機が訪れたものの、2-1のスコアで前半を終えた。

互いに選手交代なしで臨んだ後半もリバプールペースで試合が進んでいく。ボーンマスを自陣深くに押し込んで両翼の個人技での打開やガクポ、ソボスライも絡むコンビプレーで再三ゴールを脅かす。

しかし、3点目を決め切れずにいると、思わぬアクシデントに見舞われる。58分、マク・アリスターがセカンドボールの競り合いでクリスティにアフターチャージの形で足裏のタックルを見舞うと、一発レッドでの退場となった。

この退場を受け、リバプールベンチでは遠藤が交代の準備を進めると、その交代直前にスコアが動く。62分、セットプレーの二次攻撃からボックス手前のソボスライが鋭いグラウンダーのミドルシュートを放つ。ゴール前のDFにディフレクトしたボールはGKネトが何とか前に弾いたが、ここに詰めたジョタが冷静に蹴り込んだ。

これで2点のリードを手にしたリバプールは、直後の63分にガクポを下げて遠藤を投入。シュツットガルト元主将は[4-4-1]の2セントラルMFの左に入った。これに対してボーンマスもクライファートやムーアといったアタッカーを続けてピッチに送り出し、リスクを冒した戦いに切り替えた。

後半半ばから終盤にかけては一進一退の攻防が続く。前がかりなボーンマスはムーアやソランケをターゲットにしたシンプルな攻撃でゴールを脅かす場面を増やす。これに対してリバプールも前線のスピードを生かしたカウンターで幾度となく4点目に迫る。その拮抗した展開の中で遠藤はほぼぶっつけ本番ゆえのバタバタ感は否めないものの、持ち味のボール奪取からカウンターの起点となる場面も作り出す。

その後、押し込まれる場面が増えてきたホームチームはジョー・ゴメスやツィミカスといった守備的なカードを切って逃げ切り態勢に入る。後半終盤にかけてはクライファート、ハメド・トラオレに決定機を許したものの、GKアリソンの見事な2つのビッグセーブで事なきを得た。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、3トップ揃い踏みに遠藤が早速デビューを飾ったアンフィールドでの今季最初のゲームは3-1の逆転勝利となり、リバプールが開幕2戦目で初白星を手にした。



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イタリア復帰が報じられるキエーザ、インテルも獲得レースに参戦か

インテルがリバプールのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)の獲得レースに参戦するようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 今夏にユベントスから1200万ユーロの移籍金でリバプールに加入したキエーザだったが、コンディションが整わずここまで公式戦3試合の出場、プレミアリーグでは18分、チャンピオンズリーグ(CL)では1分の出番に留まっている。 現在は負傷もあって戦列を離れているキエーザに対し、リバプールは早くも見限り、ローマとミランが1月の移籍市場で獲得に乗り出すと報じられていた。 そんな中、インテルのジュゼッペ・マロッタ会長がキエーザのレンタル移籍を強く求めていると『トゥットスポルト』は主張。セリエAとチャンピオンズリーグ制覇を視野に入れるネラッズーロがFWラウタロ・マルティネス、FWマルクス・テュラムに次ぐFWとしてキエーザを迎え入れたいようだ。 750万ユーロの高額な年俸に関してはリバプールが一部負担する見込みでインテルとしては悪くない取り引きになると言えそうだ。 2024.11.18 07:30 Mon
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【プレミアリーグ第12節プレビュー】新生ユナイテッド初陣に、不調のシティがスパーズ戦

インターナショナルマッチウィーク前に行われた第11節では首位のリバプールが上位陣で唯一勝ち点3を取り切った一方、マンチェスター・シティが、ノッティンガム・フォレストが敗戦。チェルシーとアーセナルの上位対決がドローに終わり、首位チームが独り勝ちという形で中断期間に入った。 今年最後のインターナショナルマッチウィークが終了し、ここから年末年始の超過密日程に突入するなか、今節ではマンチェスターの両雄に大きな注目が集まるところだ。 13位のマンチェスター・ユナイテッドはファン・ニステルローイ暫定体制のラストマッチとなった前節のレスター・シティ戦に3-0で完勝し、公式戦3勝1分けの4戦無敗でルベン・アモリム新監督へバトンを渡す形となった。そして、新指揮官の初陣では、前節トッテナムを破って待望のリーグ初勝利を挙げた17位のイプスウィッチ・タウンとのアウェイゲームに臨む。 今シーズンのスポルティングCPでは開幕から公式戦17勝1分けと圧倒的な戦績を残したポルトガル人指揮官の手腕に注目集まる今回の一戦では、近年ユナイテッドが重用する[4-2-3-1]の継続か、自身が志向する[3-4-2-1]への変更か。システムや選手起用を中心に大きな期待感とともに、指揮官の一挙手一投足や新たなモチベーションを得たチームの躍動を見守りたいところだ。 その赤い悪魔の宿敵でプレミア4連覇中の王者マンチェスター・シティは、グアルディオラ体制初の公式戦4連敗という苦境のなか、次節にはリバプールとの大一番を控える状況で10位のトッテナムという難敵相手にバウンスバックの白星を目指す。 前節のブライトン戦は1点リードで折り返した後半に圧倒されると、らしくない連続失点でホームチームに逆転勝利を許して1-2の逆転負けとなった。多くの離脱者、勤続疲労に加え、少し自信を失っているように見える点も気がかりだ。ただ、今週に入ってグアルディオラ監督の2年の契約延長という朗報が舞い込み、度重なる財務違反に関するピッチ外の雑音は別として空気が変わった印象もあり、連敗のきっかけを作った因縁の相手を叩いて再浮上といきたい。 対するトッテナムはイプスウィッチ相手の逆転負けによって公式戦連敗中。前々節のアストン・ビラ戦での会心の逆転勝利で流れを掴みたいなか、格下相手の痛い取りこぼしとなった。度重なる負傷者に加え、先日には人種差別発言でMFベンタンクールに7試合の出場停止処分が科され、過密日程において大きなダメージを受けた。上位戦線に踏みとどまる上で勝ち点必須となる苦手のアウェイゲームでは総力戦で臨みたい。 絶好調のリバプールは週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦、次節にシティ戦とビッグマッチ連戦を控えるなか、最下位のサウサンプトンと対戦する。前節はアストン・ビラとの強豪対決を、FWヌニェス、FWサラーの高速カウンター2発で制し、改めてその強さを証明した。守護神アリソンやFWジョタに加え、DFアレクサンダー=アーノルドが不在となるが、現状のセインツ相手に後れを取る可能性は低い。後方から繋いでくる相手を得意のカウンターで仕留めたい。 対するセインツでは日本代表でゴールを挙げたDF菅原由勢の活躍に期待。直近は2試合連続ベンチスタートとなり、代表戦の疲労を考慮すればベンチスタートの可能性もあるが、右サイドでFWルイス・ディアスやFWガクポといった強力な選手に対応しつつ、持ち味の攻撃センスでチャンスを演出したい。 4位のアーセナルは同勝ち点で並ぶ5位のノッティンガム・フォレストとの上位対決でリーグ5戦ぶりの白星を目指す。チェルシーとのロンドン・ダービーではFWマルティネッリのゴールで先制したが、緩い守備からすぐさま同点に追いつかれての1-1のドローとなった。MFウーデゴールの復帰は朗報だが、4試合3ゴールと得点力不足が顕著な攻撃の改善が急務だ。フォレストは直近のニューカッスル戦で1-3の敗戦を喫したが、リーグ2位の堅守と相手の長所を消すことに長けた曲者だけにチームとしての真価が試される。 3位のチェルシーは指揮官マレスカの古巣である15位のレスター・シティ相手に3試合ぶりの白星を狙う。ユナイテッド、アーセナルとの連戦では自分たちらしさを見せたものの、MFパーマーとFWジャクソンの両エースがうまく封じ込められたことで、アタッキングサードでのプレーに課題も見受けられた。ただ、対戦相手のレスターは直近のユナイテッド戦を含め守備面に大きな問題を抱えており、早い時間帯に1点を取れれば、大量得点での快勝という展開も十分に考えられる。 MF三笘薫の所属する6位のブライトン&ホーヴ・アルビオンは、王者撃破の勢いにのって12位のボーンマス相手に連勝を狙う。シティ戦では途中出場で流れを変えたFWジョアン・ペドロらとともに攻撃の核として傑出したパフォーマンスを見せた左ウイングは、日本代表で2試合に出場したもののプレータイムはコントロールされており、コンディションに問題がなければスタメン起用の可能性は高い。球際にタイトに来る相手に対して、持ち味の打開力で攻撃の突破口となりたい。 18位のクリスタル・パレスは9位のアストン・ビラ相手にリーグ3戦ぶりの白星を狙う。度重なる負傷者に加え、前節フルアム戦で退場したMF鎌田大地が3試合出場停止の1試合目で不在となり、厳しい戦いが想定されるが、2-1で勝利したEFLカップの再現を狙いたいところだ。 《プレミアリーグ第12節》 ▽11/23(土) 《21:30》 レスター・シティ vs チェルシー 《24:00》 ボーンマス vs ブライトン アーセナル vs ノッティンガム・フォレスト アストン・ビラ vs クリスタル・パレス エバートン vs ブレントフォード フルアム vs ウォルバーハンプトン 《26:30》 マンチェスター・シティ vs トッテナム ▽11/24(日) 《23:00》 サウサンプトン vs リバプール 《25:30》 イプスウィッチ vs マンチェスター・ユナイテッド ▽11/25(月) 《29:00》 ニューカッスル vs ウェストハム 2024.11.23 12:36 Sat

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