プレミアリーグ、アブラモビッチ前体制におけるチェルシーの財務規則違反を調査

2023.08.10 14:23 Thu
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プレミアリーグが、ロマン・アブラモビッチ前体制におけるチェルシーの財務規則違反の可能性を調査していることが分かった。『ロイター通信』が報じている。
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アブラモビッチ氏は昨年、ロシアのウクライナへの軍事侵攻によりイギリス政府がロシアの新興財閥の資産を凍結したことを受け、チェルシーの売却を決断。その後、昨年5月にトッド・ベーリー氏率いるアメリカ系投資グループの『クリアレイク・キャピタル』に売却した。チェルシーの新オーナーらは、買収前のデューデリジェンスの際にアブラモビッチ体制下の多くの金銭取引に関して問題があったことを、欧州サッカー連盟(UEFA)、プレミアリーグ、イングランドサッカー協会(FA)に自己報告。
先日にはUEFAと和解協定に同意し、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反に対する和解金として、1000万ユーロ(約15億8000万円)を支払うことになっていた。

そして、プレミアリーグで最高経営責任者(CEO)を務めるリチャード・マスターズ氏は9日、前述のUEFAのケースと同様に同リーグがチェルシーの自己報告を受け、前体制下の財務規則違反の可能性を調査していることを明かした。
「我々はチェルシーに関する歴史的問題についてかなりオープンにしてきた。なぜならチェルシーはプレミアリーグとFAに自己申告したからだ。したがって、我々がそれを調査しているのは明らかだ」

「プレミアリーグがクラブが財務規制に違反していると判断し、それに応じるべき訴訟がある場合、その訴訟はクラブに提起されるだろう」

「我々は適正な手続きが可能な限り効率的な方法で、できるだけ早く行われることを望んでいる」

「これらのことを迅速に行うのは必ずしも簡単なことではないが、クラブが規則違反で有罪とされるか否かにかかわらず、我々は正しい答えを求めている」

なお、イギリス『タイムズ』は、この調査には代理人と関係のある非公開のオフショア法人への数百万ポンドの支払いが含まれており、クラブに対して多額の罰金や勝ち点剥奪などの罰則が科せられる可能性があると報じている。

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サマンサ・カーの人種差別発言巡る法廷闘争が長引く様相…検察側の書類提出が遅れ未だに裁判始まらず

オーストラリア女子代表FWサマンサ・カーの法廷闘争が長引きそうだ。豪『news.com.au』が伝えている。 現在の女子サッカー界を象徴する1人、“サム・カー”。世界的ストライカーにしてイングランド最強チェルシーの絶対的エースであり、昨年はケガを抱えながらも臨んだ自国開催の女子ワールドカップ(W杯)で抜群の存在感を放った。 そんなサム・カー、1月にヒザ前十字じん帯(ACL)損傷の重傷を負い、2月のパリ五輪アジア最終予選を欠場。オーストラリア女子代表は格下ウズベキスタンとの対戦だったことにも助けられ、精神的支柱を欠いても難なく本大会行きを決めた。 しかしその一方、サム・カー自身は昨年1月にロンドンで警察官に対する人種差別発言があったとして起訴されたことが今年3月に明るみに。本人と弁護団は発言の一部を認めつつ、人種差別的な意図を含んだ部分を否定する。 つまり裁判は汚名を晴らすための法廷闘争、ということに。ただ、起訴を叩きつけたイギリス・クラウン検察庁(CPS)の必要書類提出が遅れており、現状裁判が始められず。 豪『シドニー・モーニング・ヘラルド』によると、CPSはサム・カーによる人種差別発言があったとする街中の監視カメラ映像など「重要証拠」を最終的に収集できなかったとされ、被害を訴えた警察官の陳述書も未だ手元にないという。 主張をまとめたCPSの必要書類は、遅くとも4月23日までに裁判所へ提出する必要があり、これはサム・カーにとって汚名を晴らすための法廷闘争が長引くことを表すもの。 オーストラリア国内でも大きな関心ごととなっている本件。無罪を勝ち取ることが国民から望まれているのは至極当然だが、それはさておき、このままサム・カーが代表キャプテンにとどまることには、同国スポーツ界を中心に否定的な見解が目立つ。 国技クリケットの元代表選手であるミッチェル・ジョンソン氏は「カーは多くの少年少女たちから尊敬されているキャプテン。そんな彼女がキャプテンであり続けることは、それ自体がひどいメッセージ。子供たちに、自分の行動には責任を持たなければならないことを示す機会だ」とする。 これに対し、オーストラリア女子代表GKでウェストハム所属のマッケンジー・アーノルドは「彼女から腕章を剥奪? そんな議論は一切ないし、今後も起こるとは到底思えない」と反論。同世代で共にロンドンで活躍する主将を守っている。 サム・カー側が本件で一部の発言を認めているだけに、そのパーソナリティに対する疑問符も湧き上がっている格好だ。 2024.04.13 20:05 Sat
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チェルシーで停滞する21歳カサデイ…1月獲得を念頭にユベントスが交渉中か

ユベントスがU-21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(21)を巡り、チェルシーとの非公式交渉をしているという。 トリノ本社の『トゥット・スポルト』によると、ユーベはイタリア代表MFニコロ・ファジョーリ(23)を来年1月の移籍市場で手放す場合に備え、チェルシーのカサデイを獲得候補に。 インテル産のカサデイは22年夏にチェルシーへ移籍も、加入1年目の後半戦および2年目の昨季1年間、通算1年半にわたってレンタル放出。チェルシー復帰の今季はプレミアリーグ出場がなく、出番はECLかEFLカップに限られる。 現在、ユベントス、モンツァ、ビジャレアル、レアル・ベティス、セビージャがカサデイの1月獲得を検討しているとのこと。 ユベントスはセンターバック、センターフォワードが1月の「優先事項」。カサデイの優先順位は低いが、チェルシー側の要求額が高くないと踏んでいるそうで、クラブ間の関係性を保つ上でも、やり取りをしているようだ。 2024.11.22 18:40 Fri

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