「長い時間待つのは嫌だった」アメリカ挑戦の吉田麻也はヨーロッパからの移籍を吟味もチャレンジを選択、同じロサンゼルスで活躍する日本人にも刺激「大谷や八村のような存在に」
2023.08.09 13:29 Wed
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(LAギャラクシー)に加入したDF吉田麻也(34)が8日、入団会見を行った。日本代表のキャプテンとしてチームを牽引し、カタール・ワールドカップ(W杯)ではベスト16の成績を残した吉田。2022-23シーズンは自身初となるドイツでのプレーとなり、シャルケに所属していた。
ディフェンスリーダーとしての活躍が期待された中、チームはセンターバックの選手が開幕直後から相次いで離脱。吉田は出続けたものの、守備の不安定さが拭えずにチームは低迷。ブンデスリーガで29試合に出場も、終盤は出番を失い、チームは2部に降格。吉田は1年で退団した。
新たな所属先を探していた吉田だが、なかなか新天地は決まらず。それでも3日にLAギャラクシー入りが発表されていた。
1年半契約を結び、2024年末までプレーすることになった吉田。本拠地でもあるディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで入団会見を行い、英語でメディア応対も見せた。
「また、数週間後に決断をしたけど、ご存知の通り長く待つ必要がある。日本からここまでの距離もある。ここに来てメディカルチェックを受け、ドイツに戻って全ての荷物をまとめ、イングランドに行き、ここに来た。とても長いプロセスだった」とコメント。移籍と言っても自身の体1つで移籍はできない大変さを明かした。
また、LAギャラクシーへの移籍が正しい決断だったか?という質問には「もしかしたらUAEに行くかも知れなかったし、アメリカに来るかも知れなかったし、ヨーロッパに残ることもあった」とコメント。「でも、自分の年齢を考えると、良い契約をヨーロッパで結ぶには難しいし、長い時間待つ必要が出てくる。フリートランスファーの他の選手もまだ移籍を待っている。狭いスペースになるし、長い時間待つのは嫌だった。フィットネスを適応させる難しくなる」と、移籍に時間をかけたくない理由を明かした。
LAギャラクシーについては「ここに来て、施設やスタジアムを見せてもらったし、スタッフはとてもきちんと対応してくれて、本当に感謝している」と語り、「正直に言って僕が最近所属した2チームと比べると、このチームは良い。プレミアリーグ並みであり、とても驚いて印象的だった。オーガナイズされたクラブは、正しい決断、正しく動いていく。この決断はよかった」と、好印象を持っていると語り、LAギャラクシーに来られたことは良かったとした。
また、日本人の記者からの質問には日本語で対応。「日本語で話せるのは嬉しい」と冗談も。日本代表への思いについても「可能性は十分にあると思います」と語り、移籍について改めて語った。
「ヨーロッパで待つ時間が長くなればなるほどリスクも増えて、先輩方が待って、長友選手や川島選手、岡崎選手が長い間待っているのを見てかなり苦労しているなというのを感じて、なるべく早く決まれば良いなと思っていてオファーが来ました」
「ヨーロッパから出るという選択は簡単ではなかったですが、その中でも良いクラブで質の高い選手たちとプレーできるということ、自分の情熱が燃えるかどうかがこの年齢になると大切になると思うので、そこを含めてチョイスしました」
「W杯、特にアジアカップに向かっては、このチームがプレーオフに行かないとかなり時間が空いてしまうので、チームの目標もそうですが、自分の目標もプレーオフに行って、試合数をこなして、選ばれるパフォーマンスを見せて、1月に選ばれるようにしたいなと思います」
移籍の理由と日本代表への復帰に向けての気持ちを語って吉田。ロサンゼルス
「誰もやったことがないところでチャレンジするというのは、キャリアの中で今まで軸としてきた1つの指針でもあるので、日本からオランダに行く時も、オランダからイギリスに行くときも、日本人のCBが成功しないと色々な人に言われてきましたけど、自分の中でそこにチャレンジすることに意義があると思っていましたし、誰もやったことがないことに道を切り拓くということがモチベーションになるので、アメリカでもその道を切り拓ければと思います」
日本人が多いロサンゼルスで見せたいものについては「驚いたのは、ヨーロッパにいて、ロンドンとかデュッセルドルフを見てきて、デュッセルドルフよりも日本人が住みやすい海外はないだろうと思っていましたが、ここに来てデュッセルドルフ以上に住みやすいかなというのが驚いています。特にスーパーとか選択肢が多すぎて、ちょっと驚いています。それだけ日本人が長くここにいるという証拠だと思います」とコメント。「多くの日本人の方にスタジアムに足を運んでいただきたいですし、色々な企業やクラブとコラボレートしたいですし、何より自分が良いパフォーマンスをして、日本人の方に誇りを持ってもらえる活躍をしたいですし、元気づけられる活躍をできればと思います」と語った。
また「例えば、大谷選手や八村選手はそういう存在であることは間違いないですし、自分もそういう存在になれるように、良いパフォーマンスで盛り上げていければと思います」と意気込みを語った。
MLBの大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)やNBAの八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)と他競技の日本人アスリートも活躍する街であるロサンゼルス。そこでの刺激については「違う分野のアスリートからはいつも刺激をもらっていますし、実際に彼らと面識はないですが、面識あるアスリートとはいつも刺激し合ってやっているつもりです」と語り、「他のアスリートが活躍すれば、特に今年はバスケットもラグビーもW杯があって、女子サッカーもW杯をやっていて、刺激ををもらっているので、僕自身も負けたくないなと思っています」と語った。
また、オーストラリア&ニュージーランド女子W杯ではなでしこジャパンがベスト8に進出。日本代表としてW杯を3度経験している吉田は、アドバイスを問われてコメントした。
「僕がベスト8以上に行ったことがないので、ここからのアドバイスをどうしたら良いかわからないですが、間違いなく疲労は来ていますし、それと同時に団結力も強くなっていると思うので、ここからは総合力。出ていない選手が活躍する、途中で出てくる選手が結果を出すというのがチームに勢いをもたらす良いキッカケになると思います」
「今までチャンスがなかった選手にも必ずチャンスが来るので、全員が良い準備をして良いパフォーマンスをする、結果を出すというのがチームを助けると思います。ここからが、ここまで出ていない選手の勝負所かなと思います」
ディフェンスリーダーとしての活躍が期待された中、チームはセンターバックの選手が開幕直後から相次いで離脱。吉田は出続けたものの、守備の不安定さが拭えずにチームは低迷。ブンデスリーガで29試合に出場も、終盤は出番を失い、チームは2部に降格。吉田は1年で退団した。
1年半契約を結び、2024年末までプレーすることになった吉田。本拠地でもあるディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで入団会見を行い、英語でメディア応対も見せた。
まず、LAギャラクシーからの関心を知った時の心境を聞かれた吉田。「7月中旬に僕が日本にいた時に始まり、その後は交渉が始まり、お金のことではなく、プロジェクトに関して確認した」とコメント。「自分にとって正しい選択なのかを聞くために、直接話をしました。日本やヨーロッパとは違うこと。僕はヨーロッパを離れるのは大丈夫なのか。正しいプロジェクトであることを確認し、新たな挑戦ができるかを確認した」と移籍の決め手を語った。
「また、数週間後に決断をしたけど、ご存知の通り長く待つ必要がある。日本からここまでの距離もある。ここに来てメディカルチェックを受け、ドイツに戻って全ての荷物をまとめ、イングランドに行き、ここに来た。とても長いプロセスだった」とコメント。移籍と言っても自身の体1つで移籍はできない大変さを明かした。
また、LAギャラクシーへの移籍が正しい決断だったか?という質問には「もしかしたらUAEに行くかも知れなかったし、アメリカに来るかも知れなかったし、ヨーロッパに残ることもあった」とコメント。「でも、自分の年齢を考えると、良い契約をヨーロッパで結ぶには難しいし、長い時間待つ必要が出てくる。フリートランスファーの他の選手もまだ移籍を待っている。狭いスペースになるし、長い時間待つのは嫌だった。フィットネスを適応させる難しくなる」と、移籍に時間をかけたくない理由を明かした。
LAギャラクシーについては「ここに来て、施設やスタジアムを見せてもらったし、スタッフはとてもきちんと対応してくれて、本当に感謝している」と語り、「正直に言って僕が最近所属した2チームと比べると、このチームは良い。プレミアリーグ並みであり、とても驚いて印象的だった。オーガナイズされたクラブは、正しい決断、正しく動いていく。この決断はよかった」と、好印象を持っていると語り、LAギャラクシーに来られたことは良かったとした。
また、日本人の記者からの質問には日本語で対応。「日本語で話せるのは嬉しい」と冗談も。日本代表への思いについても「可能性は十分にあると思います」と語り、移籍について改めて語った。
「ヨーロッパで待つ時間が長くなればなるほどリスクも増えて、先輩方が待って、長友選手や川島選手、岡崎選手が長い間待っているのを見てかなり苦労しているなというのを感じて、なるべく早く決まれば良いなと思っていてオファーが来ました」
「ヨーロッパから出るという選択は簡単ではなかったですが、その中でも良いクラブで質の高い選手たちとプレーできるということ、自分の情熱が燃えるかどうかがこの年齢になると大切になると思うので、そこを含めてチョイスしました」
「W杯、特にアジアカップに向かっては、このチームがプレーオフに行かないとかなり時間が空いてしまうので、チームの目標もそうですが、自分の目標もプレーオフに行って、試合数をこなして、選ばれるパフォーマンスを見せて、1月に選ばれるようにしたいなと思います」
移籍の理由と日本代表への復帰に向けての気持ちを語って吉田。ロサンゼルス
「誰もやったことがないところでチャレンジするというのは、キャリアの中で今まで軸としてきた1つの指針でもあるので、日本からオランダに行く時も、オランダからイギリスに行くときも、日本人のCBが成功しないと色々な人に言われてきましたけど、自分の中でそこにチャレンジすることに意義があると思っていましたし、誰もやったことがないことに道を切り拓くということがモチベーションになるので、アメリカでもその道を切り拓ければと思います」
日本人が多いロサンゼルスで見せたいものについては「驚いたのは、ヨーロッパにいて、ロンドンとかデュッセルドルフを見てきて、デュッセルドルフよりも日本人が住みやすい海外はないだろうと思っていましたが、ここに来てデュッセルドルフ以上に住みやすいかなというのが驚いています。特にスーパーとか選択肢が多すぎて、ちょっと驚いています。それだけ日本人が長くここにいるという証拠だと思います」とコメント。「多くの日本人の方にスタジアムに足を運んでいただきたいですし、色々な企業やクラブとコラボレートしたいですし、何より自分が良いパフォーマンスをして、日本人の方に誇りを持ってもらえる活躍をしたいですし、元気づけられる活躍をできればと思います」と語った。
また「例えば、大谷選手や八村選手はそういう存在であることは間違いないですし、自分もそういう存在になれるように、良いパフォーマンスで盛り上げていければと思います」と意気込みを語った。
MLBの大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)やNBAの八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)と他競技の日本人アスリートも活躍する街であるロサンゼルス。そこでの刺激については「違う分野のアスリートからはいつも刺激をもらっていますし、実際に彼らと面識はないですが、面識あるアスリートとはいつも刺激し合ってやっているつもりです」と語り、「他のアスリートが活躍すれば、特に今年はバスケットもラグビーもW杯があって、女子サッカーもW杯をやっていて、刺激ををもらっているので、僕自身も負けたくないなと思っています」と語った。
また、オーストラリア&ニュージーランド女子W杯ではなでしこジャパンがベスト8に進出。日本代表としてW杯を3度経験している吉田は、アドバイスを問われてコメントした。
「僕がベスト8以上に行ったことがないので、ここからのアドバイスをどうしたら良いかわからないですが、間違いなく疲労は来ていますし、それと同時に団結力も強くなっていると思うので、ここからは総合力。出ていない選手が活躍する、途中で出てくる選手が結果を出すというのがチームに勢いをもたらす良いキッカケになると思います」
「今までチャンスがなかった選手にも必ずチャンスが来るので、全員が良い準備をして良いパフォーマンスをする、結果を出すというのがチームを助けると思います。ここからが、ここまで出ていない選手の勝負所かなと思います」
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「とても素敵です」宮市亮の息子と並んで歩く親子ショットが反響!30代突入を報告し「時間が流れるのは本当に早い」
横浜F・マリノスの日本代表FW宮市亮が14日、30歳の誕生日を迎え、自身の心境を綴った。 2021年7月に横浜FM入りし、Jリーグデビューを果たした宮市。移籍2年目の今季はチームにも慣れ、存在感を発揮。今年7月のEAFF E-1 サッカー選手権では代表にも復帰したが、右ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負った。 復活を目指し、横浜FMとの契約も更新した宮市だが、30歳の誕生日を迎えた14日にインスタグラムを更新。「皆さん、沢山の誕生日メッセージありがとうございます!30代に突入!楽しみです!」とした。 また、宮市はハッシュタグで「#息子が来ている袴は25年前自分が着ていたものです#時間が流れるのは本当に早い#1日を大切に(原文ママ)」と綴っているのだが、投稿にはその袴を着た息子とスーツ姿の宮市が並んで歩く1枚が添えられている。 ピッチとはまた違う宮市の父らしい姿はファンにも反響。「とても素敵です」、「お父さんかっこいい」、「素敵な親子ですね〜」、「こんなかっこいいパパ、最高すぎです」と多くの反応が寄せられた。、また、日本代表DF吉田麻也やチームメイトたちからは多くの祝福のコメントが届けられている。 今季はケヴィン・マスカット監督の下で3年ぶり5度目のJ1優勝を果たした横浜FM。連覇へ向け、宮市の復活が待たれる。 <span class="paragraph-title">【写真】宮市と息子の親子ショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CmJDEuby6yT/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CmJDEuby6yT/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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