精神疾患抱えるトラブルメーカーの21歳MFイハッターレン、ユベントスが契約解除
2023.07.28 23:50 Fri
ユベントスは28日、オランダ人MFモハメド・イハッターレン(21)との契約を解除したことを発表した。
2020年9月にオランダ代表招集歴のあるイハッターレンは2021年夏にPSVからユベントスに4年契約で加入。ただ、ユベントスでプレーすることはなくこれまでサンプドリアやアヤックスにレンタル移籍していた。
しかし10代の頃に最愛の父を亡くし、それ以降メンタルに問題を抱えているとされ、様々な問題を起こしている。サンプドリアでは無断帰国、行方不明騒動を起こし、昨年11月には元ガールフレンドへの脅迫容疑で逮捕。さらに2月には同じ女性への暴行容疑により、オランダ国内で再逮捕されていた。
マフィアとの関係性も指摘されるなど、輝かしい未来が待っていると思われたPSVでの活躍から一転、キャリアの岐路に立たされている。
2020年9月にオランダ代表招集歴のあるイハッターレンは2021年夏にPSVからユベントスに4年契約で加入。ただ、ユベントスでプレーすることはなくこれまでサンプドリアやアヤックスにレンタル移籍していた。
しかし10代の頃に最愛の父を亡くし、それ以降メンタルに問題を抱えているとされ、様々な問題を起こしている。サンプドリアでは無断帰国、行方不明騒動を起こし、昨年11月には元ガールフレンドへの脅迫容疑で逮捕。さらに2月には同じ女性への暴行容疑により、オランダ国内で再逮捕されていた。
モハメド・イハッターレンの関連記事
ユベントスの関連記事
セリエAの関連記事
|
モハメド・イハッターレンの人気記事ランキング
1
再三問題行為で契約解除続く“悪童”が母国RKCヴァールヴァイクに加入
RKCヴァールヴァイクは19日、元オランダ代表MFモハメド・イハッターレン(22)の加入を発表した。背番号は「52」に決定。契約期間は1年の延長オプションが付帯する1年契約となる。 18歳でオランダ代表初招集、19歳でPSVからユベントスへ引き抜かれた才能の持ち主だが、行方不明騒動にマフィアとの黒い関係、同じ女性への暴行容疑で2度の逮捕(2度目は嫌疑不十分)などなど、トラブルは数えきれず。 辛抱強く“更生”を期待してくれたユベントスに見限られて昨夏で契約解除、すぐに手を差し伸べてくれたトルコ1部のサムスンスポルに対しては、加入リリース後に条件変更を求めて即日契約解除。ユベントスからアヤックスへレンタル移籍していた2022年4月を最後に、2年近くピッチにも立っていない。 その後、昨年12月にはチェコの名門スラビア・プラハへ加入。だが、3月上旬から練習態度などを巡って首脳陣を怒らせているとの報道が出始め、4月1日付けで契約解除となっていた。 そんななか、ほぼラストチャンスに近い形で母国クラブへの加入が決まった22歳MFはクラブ公式サイトを通じて以下のコメントを残している。 「RKCヴァールヴァイクが僕に再びフットボーラーとして活躍し、最も好きなことに集中する機会を与えてくれたことに感謝している。クラブ首脳陣との会話は、自分が求めていた温かい気持ちを与えてくれた。だからこそ、グループに加わり、今シーズンもエールディビジに残留できるようクラブに貢献することを楽しみにしているよ」 なお、大きなリスクを承知で悪童を迎え入れることになったRKCは、エールディビジ開幕から5戦全敗の最下位に沈んでいる。 2024.09.20 07:00 Fri2
引退示唆の20歳イハッターレン、スナイデル氏のサポートでキャリア続行を決意
キャリアの岐路に立つユベントスの元オランダ代表MFモハメド・イハッターレン(20)を、ヴェスレイ・スナイデル氏がサポートしているそうだ。 PSVの下部組織で育ったイハッターレンは昨夏にユベントスへ加入も、すぐさまサンプドリアへと貸し出され、今年1月からはアヤックスにレンタル移籍。期間満了に伴い、来冬にユベントスへ復帰すると発表されている。 弱冠20歳と今後の飛躍が期待される年齢だが、ピッチ外での行動がしばしば話題に。サンプドリアではケガの影響で離脱した直後、家族の問題を理由に突如として故郷のユトレヒトへ戻り、しばらく行方不明に。 加えて、数年前に最愛の父が他界したことでうつ病に苦しんでいるとも明らかに。現役引退すら示唆し、結局、アヤックスでも公式戦1試合に4分間出場したのみ。今季に至っては一度もベンチ入りできていない。 そんなイハッターレンの精神面のサポートに名乗り出たのが同郷のスナイデル氏だ。同氏は20歳の若者と対話を重ね、温かくも厳しく後押ししたといい、インタビューで振り返っている。 「彼は自らの過ちを理解している。だが、これからプロフェッショナルとして成功を目指すべき。これまでのことはすべて脇に置こうじゃないか。忍耐こそが重要で、誰しもこれが最も難しい部分だ」 イタリア『カルチョメルカート』によると、イハッターレンはスナイデル氏の献身に感銘を受け、現役続行の決意を固めたとのこと。今後の飛躍を楽しみにしたい。 2022.11.09 18:40 Wed3
問題児・イハッターレンがチェコの名門に加入…「スラビアは彼に2度目のチャンスを与えたい」
問題児として知られるオランダ人MFモハメド・イハッターレン(21)がチェコのスラビア・プラハに加入した。 スラビア・プラハは4日、イハッターレンが3年間の延長オプション付きの1年契約で加入したことを発表した。 2020年9月にオランダ代表招集歴もあるイハッターレンは2021年夏にPSVからユベントスに4年契約で加入。ただ、ユベントスでプレーすることはなく、サンプドリア、アヤックスにレンタル移籍した。 しかし、10代の頃に最愛の父を亡くし、それ以降メンタルに問題を抱えていた問題児はサンプドリアで無断帰国、行方不明騒動を起こし、昨年11月には元ガールフレンドへの脅迫容疑で逮捕。さらに2月には同じ女性への暴行容疑により、オランダ国内で再逮捕されていた。 その後、ユベントスとの契約を解除し、フリーとなっていたかつての神童は今年8月にトルコのサムスンスポルに加入。しかし、加入から数時間後には「合意した条件の変更など受け入れ難い要求」との理由でクラブから契約解除を言い渡されていた。 こういった数々の素行問題が確認されたなか、イハッターレンの獲得に踏み切ったスラビア・プラハは、「スラビアは彼に2度目のチャンスを与えたいと考えています。彼は自分自身の練習に取り組んでおり、プロフットボールに戻りたいと考えています。彼には家族的な背景があり、成功への大きな動機があります」と、獲得の経緯を説明した。 ただ、クラブとして問題児との契約のリスクは考慮しており、契約は主にパフォーマンスベースとなり、ファーストチームでの出場数などに応じて給与の金額や延長オプション行使の有無が決定されるという。 21歳という若さではあるものの、さすがにスラビア・プラハでも問題を起こすようなことがあれば、今後プロキャリアを継続していくことはかなり困難となるだけに、リスク承知で受け入れてくれたプラハの名門でのイハッターレンの更生、再起を心から願いたい。 2023.12.05 06:00 Tue4
何度目? 問題児イハッターレンがまたも契約解除へ…与えられた再起のチャンスを自ら潰し続ける22歳
オランダ人MFモハメド・イハッターレン(22)がまたしても…。 非凡な才能と私生活の乱れが同居する問題児・イハッターレン。19歳でPSVからユベントスへ移籍も、その2年前に父親を亡くしたショックから歯車が狂い始めており、行方不明騒動、同じ女性への暴行容疑で2度の逮捕(2度目は嫌疑不十分)などなど、枚挙にいとまがないほどトラブルを起こしてきた。 したがって、これらはクラブ関係者から与えられた信頼をぶち壊すものとなる。 レンタル移籍に出すなどして辛抱強く見守ってくれたユベントスも最後は契約解除に躊躇せず、再起のチャンスを与えくれた昨夏加入のトルコ1部・サムスンスポルに対しては、なんと契約合意後に条件変更を要求して加入発表から数時間で契約解除に…。直前にはトルコの空港でファンから熱烈に加入を歓迎されるも、そんな彼らをイハッターレンは鮮やかなまでに裏切った。 そして今回、昨年12月に無所属状態から半年契約で加入したチェコの名門スラビア・プラハとの関係が悪化。オランダ『Voetbal International』によると、クラブ側がイハッターレンのプロ意識欠如を問題視…。未だ公式戦の出場がないなか、早期の契約解除に向けて選手側との協議を進めているという。 まだ22歳と若く、「今後の更生に期待」と言いたいところだが、残念ながらその兆しは今のところない。出場こそなかったが、オランダ代表に18歳で招集された2020年9月から4年弱…申し訳ないが、イハッターレンはそこから一歩たりとも前進していない。 2024.03.12 13:26 Tue5
2度あることは3度ある…イハッターレンがチェコ名門と契約解除、クラブ関係者の恩を仇で返し続ける22歳
スラビア・プラハが元オランダ代表MFモハメド・イハッターレン(22)との契約解除を発表した。 スラビア・プラハは1日、昨年12月に半年契約で加入したばかりのイハッターレンに関し、「双方合意のもとで契約を解除しました」と発表し、同時に「彼は身近な環境や家族に近い場所でキャリアを続ける希望があり、我々はこれを全面的に受け入れました」と短く経緯を説明した。 再起のチャンスを自ら潰し続けるイハッターレン。 18歳でオランダ代表初招集、19歳でPSVからユベントスへ引き抜かれた才能の持ち主だが、行方不明騒動にマフィアとの黒い関係、同じ女性への暴行容疑で2度の逮捕(2度目は嫌疑不十分)などなど、トラブルは数えきれず。 辛抱強く“更生”を期待してくれたユベントスに見限られて昨夏で契約解除、すぐに手を差し伸べてくれたトルコ1部のサムスンスポルに対しては、加入リリース後に条件変更を求めて即日契約解除…ユベントスからアヤックスへレンタル移籍していた2022年4月を最後に、2年近くピッチにも立っていない。 そして、昨年12月に加入したスラビア・プラハ。2度あることは3度あると言うべきか、3月上旬から練習態度などを巡って首脳陣を怒らせているとの報道が出始め、とうとう4月1日付けで契約解除に。「双方合意」がクラブ側によるせめてもの配慮表現であることは想像に難くなく、結局、一度も公式戦でベンチ入りせずチェコを去ることになった。 まだ22歳と若く、どこかで自らを改めてほしいところだが、その兆しは今のところ見えず。このままでは、次の被害者が出てしまう。 2024.04.01 15:35 Monユベントスの人気記事ランキング
1
元ブラジル代表DFルシオ氏が家庭内の事故で緊急入院…現在はICUで経過観察
元ブラジル代表DFルシオ氏(47)がブラジリア市内の病院に入院しており、集中治療室(ICU)で治療を受けているようだ。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ルシオ氏は15日に自宅で起きた事故により、体の様々な部分に火傷を負ったとのこと。 なお、入院先の病院は「ルシオ氏の容体は安定していて意識もはっきりしている。しばらくはICUで経過を観察する」との声明を発表している。 ブラジル代表として通算105キャップを誇るルシオ氏は、1998年にインテルナシオナウでプロデビュー後、2000年1月にレバークーゼン移籍。2004年夏に加入したバイエルンで4度のブンデスリーガ制覇を経験すると、2009年夏からインテルに移り、2009-10シーズンの3冠(セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグ)達成に寄与した。 その後、2012年夏のユベントス移籍を経て、2013年1月のサンパウロ入りを機に母国復帰。インドで過ごす時期もあったが、ブラジル国内を中心にプレーを続け、2019年10月にブラジリエンセFCを退団以降はフリーの状態が続き、2020年1月に現役引退を発表していた。 2025.05.17 20:50 Sat2
ボヌッチが来季コーチとしてユベントスに帰還か、盟友キエッリーニと会食
ユベントスのレジェンドであるレオナルド・ボヌッチ氏(38)が来季、ユースチームの監督かファーストチームのコーチとして復帰する可能性があるようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 ユベントスで8度のセリエA制覇に貢献したボヌッチ氏は昨季、ユベントスを退団。ウニオン・ベルリン、フェネルバフチェでプレーした後、昨年5月に現役を引退していた。 そのボヌッチ氏は今週始め、ユベントスのサッカー組織関係部長を務め、来季はGMに就任することが濃厚な盟友ジョルジョ・キエッリーニ氏、スポーツ・ディレクターのクリスティアーノ・ジュントリ氏と共に会食をしていたとのこと。 引退後は監督業のライセンス取得に励み、現在はU-20イタリア代表のコーチを務めているボヌッチ氏だが、古巣帰還となるだろうか。 2025.05.17 13:00 Sat3
「僕はスペイン人」18歳ハイセンが母国オランダに決別…2月にスペイン国籍取得でU-21代表デビュー
ローマDFディーン・ハイセン(18)が自らのアイデンティティを語った。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 セリエAでメキメキ頭角を表す197cmの両利きセンターバック・ハイセン。16歳でマラガからユベントスへ移籍し、トップ昇格の今季は後半戦からローマへ武者修行…順調に出場機会を得ている。 そんなハイセン、U-17オランダ代表の一員として2022年にU-17欧州選手権準優勝などなど、これまでは世代別オランダ代表の常連。 しかし、今回の代表ウィークはU-21スペイン代表に招集…元アヤックスの父ドン・ハイセン氏を含めて一家揃ってオランダ出身だが、自身が5歳の時にスペイン・アンダルシア州へ移住し、今年2月にはスペイン国籍を取得しているのだ。 そして、21日に行われたU-21スロバキア代表との国際親善試合でラ・ロヒタ(世代別スペイン代表の愛称)デビュー。スペイン『マルカ』のインタビューでは「僕はスペイン人」と明言した。 「そうだね。僕は自分がスペイン人だと感じているよ。5歳からマラガで育ち、今回スペイン代表の一員になれて嬉しい。いずれスペイン代表でトロフィーを勝ち取りたいよ」 ハイセンをDFヴィルヒル・ファン・ダイクやDFステファン・デ・フライ、DFマタイス・デ・リフトらに続く新時代のディフェンスリーダーと捉えていたオランダ側から見れば、今回の所信表明は痛い。 2024.03.26 16:35 Tue4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.35“カペッロ・ユーベ”失意のカルチョーポリ/ユベントス[2005-06]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.35</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2005-2006シーズン/ユベントス 〜カペッロ・ユーベ〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2005-06juventus.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ファビオ・カペッロ(59) 獲得タイトル:セリエA(後にカルチョ・スキャンダルで剥奪) 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力10:★★★★★★★★★★ タレント9:★★★★★★★★★☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層8:★★★★★★★★☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">失意のカルチョーポリ</div> 名将・カペッロが就任した前シーズンにスクデットを奪還したユベントスは、この2005-06シーズンで圧巻の強さを見せる。当時のセリエA記録(2013-14シーズンのローマに開幕10連勝で破られた)となる開幕9連勝を達成すると、前半戦を17勝1分1敗という成績で終える。後半戦では無敗を維持しながら首位を独走し、追いすがるミランを振り切ってセリエA連覇を達成した。 しかし2006年4月、カルチョを震撼させる事件が起きる。イタリアサッカーに絶大な影響力を持つユベントスのモッジ会長を中心に八百長が行われていたことが発覚。2004-05シーズンとこのシーズンにユベントスが獲得したスクデットが剥奪され、クラブ史上初のセリエB降格となる処分を下される憂き目に遭った。 この影響で、ファビオ・カンナバーロやイブラヒモビッチといった2連覇に貢献した主力選手が相次いでチームを離れ、イタリア屈指の名門が地に落ちることとなる。それでも、デル・ピエロやネドベド、ブッフォンらスター選手が残留したチームは、翌シーズンに圧倒的な強さでセリエBの首位を走り、1年間でセリエAに舞い戻った。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">THE・ソリッド</div> ミランで黄金期を築き、ローマにスクデットをもたらしたカペッロは、ユベントスでも自らのスタイルを信条に隙のない非常にソリッドなチームを作り上げた。アーセナルからヴィエラを獲得し、磐石のセンターラインを築き上げると、堅守から前線のタレントを生かしたカウンターで得点を奪った。 守備面ではブッフォンがケガで出遅れたものの、アッビアーティが確実にその穴を埋め、カンナバーロやテュラムを中心に堅守を見せる。右サイドバックには全盛期のザンブロッタがアップダウンを繰り返し、左では売り出し中のキエッリーニとバルザレッティが果敢なプレーで攻守に貢献した。 中盤ではダブルボランチのエメルソンとヴィエラが抜群のフィルター能力で安定をもたらす。両サイドには円熟味あるプレーでチームを牽引するネドベドと、卓越したテクニックから精度の高いパスを供給するカモラネージを擁し、質の高い攻撃を披露した。 前線では、2年目ながら前線の軸となったイブラヒモビッチが、ゴール前で真価を発揮するトレゼゲと2トップを形成。クラブのバンディエラであったデル・ピエロはベンチを暖める日々が多かったが、ピッチに出ればゴールで監督の起用に応えた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">DFファビオ・カンナバーロ(32)</span> 176cmとセンターバックとしては小柄ながら、それを補って余りあるジャンプ力を誇る。このシーズンは、対人プレーの強さや抜群の読みなど、ディフェンダーとして完璧なパフォーマンスを披露。パルマ時代のチームメートであるブッフォンとテュラムとともに鉄壁の守備を築いた。さらに、シーズン後に開催されたドイツワールドカップ2006ではアッズーリを優勝に導き、ディフェンダーながらその年のバロンドールを獲得した。 2019.04.20 22:00 Sat5