19歳イハッターレンの引退希望は事実…代理人ライオラが明かす

ユベントスからサンプドリアにレンタル中のオランダ代表MFモハメド・イハッターレン(19)の現役引退希望が事実だったことが明かされた。

イハッターレンの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は、オランダ『Voetbal International』で、現在“行方不明”と共に現役引退の可能性が伝えられる19歳の顧客について言及。

一時、代理人変更の可能性が伝えられるなど、関係がギクシャクしていたこともあり、ここ最近は連絡を取ることができていないものの、直近に連絡を受けた際、本人から引退希望を伝えられたことを明かした。
「イハッターレンのことを悪く言うつもりはないし、もし彼がまだ私の助けを必要としているのであれば、いつでも協力するつもりだ」

「しかし、ここしばらく彼とは連絡を取っていない」イハッターレンは、今夏の移籍市場最終日にPSVから4年契約でユベントスに完全移籍。だが、出場機会を与えたいユベントスの意向により、即サンプドリアへ1年間のレンタル移籍に出されていた。

しかし、サンプドリアでの新天地デビューが待たれるイハッターレンだが、先月12日に“家族の問題”を理由に故郷オランダのユトレヒトに戻ると、以降約1カ月に渡って所在が不明となっている。

さらに、サンプドリアはマッシモ・フェレーロ会長を始め多くのクラブスタッフが所在を確認しているものの、イハッターレン側が連絡を無視し続けている状況だ。

イハッターレンは17歳だった2019年に最愛の父が闘病の末に逝去。以降、周囲やPSVが懸命にサポートを続けていたものの、うつ病に苦しんでいた。そういった厳しい精神状態もあり、PSVでのキャリア終盤は練習中のチームメイトとの衝突やウエイトオーバーなど、プロフェッショナルとして相応しくない行動が目に付いていた。

その後、今夏の移籍市場最終日にPSVから4年契約でユベントスに完全移籍したが、出場機会を与えたいユベントスの意向により、即サンプドリアへ1年間のレンタル移籍に出されていた。

サンプドリアでの新天地デビューが待たれていたものの、先月12日には“家族の問題”を理由に故郷オランダのユトレヒトに戻ると、以降約1カ月に渡って所在が不明に。

さらに、サンプドリアはマッシモ・フェレーロ会長を始め多くのクラブスタッフが所在を確認しているものの、イハッターレン側が連絡を無視し続けている状況だ。

同選手の現役続行、あるいは現役引退の選択に関わらず、周囲の大人たちからの手厚い支援が求められるところだ。