奈良クラブは13日、2023シーズンのサマーリミテッドユニフォームを発表した。
8月に開催するホームゲーム3試合で着用するサマーリミテッドユニフォームのコンセプトは、「NARAの夏祭り」。燈籠やロウソク、花火などの行事モチーフに加え、鹿や蓮の花、瑞雲などの縁起物も盛り込み、お祭り気分ぜんぶ盛りのデザインになっている。
また、上着とパンツの背面には金魚のシルエットも描かれ、のぼり鯉のように上を目指す、のぼり金魚になっている。さらに、身ごろ部分の下地模様は矢絣(やがすり、矢羽根をモチーフにした日本で古くから使われている絣織物のこと)。縦に素早く走り、ゴールを射抜く選手をイメージしている。
奈良では、8月に燈花会や万燈籠、大文字送り火、花火大会などさまざまな行事・イベントが目白押し。1カ月のあいだにロートフィールド奈良でホームゲーム3試合を迎える奈良クラブもひとつでも多くの勝利を積み重ね、ファン・サポーターと盛り上がる奈良クラブの夏祭りにしたいという思いから限定のユニフォームが用意された。
新ユニフォームについては、ファンからも早速「シックな感じで奈良っぽさ出てていいね」、「着用ユニは争奪戦になりそうな予感…」、「なんか奈良クラブ的デザインが帰ってきた感あるな」、「コレはすごい!盛りだくさん」、「奈良感満載」と反響が寄せられている。
また、ユニフォームサプライヤーの「SQUADRA(スクアドラ)」を展開する株式会社アクラムで代表取締役社長を務める勝谷仁彦氏もコメントを発表している。
「恒例となったリミテッドユニフォームを今シーズンもサプライできることになり大変喜ばしく思います。Jリーグ初年度、開幕までは私たちもサポーターの皆さんもチームがどのような活躍を見せてくれるのかハラハラドキドキでしたが、現在その想いを払しょくする大活躍を選手・スタッフたちは見せてくれています」
「例年秋に発表している3rdユニフォームを、『NARAの夏祭り』と時期を変更し、丸産業様、MJE様、弊社と古くからパートナーをさせていただいている3社のマッチデーに合わせて制作いたしました」
「従来のリーグ(JFL)ではルール上使用できなかった濃紺、濃緑のボディに、縁起の良い矢絣の地模様、ゴールドであしらった奈良の縁起物を盛り込み、今までにないようなユニフォームへと仕上がっています。8月のホーム3試合、このユニフォームを選手もサポーターの皆さんも身に纏い、飛躍の『夏祭り』にいたしましょう!」
