ミラン守護神メニャンが新シーズンへ意気込み 「新しい挑戦、新しい試練がある」

2023.07.08 19:06 Sat
Getty Images
ミランのフランス代表GKマイク・メニャンが今シーズンの展望などを語った。イタリア『MIlannews.it』が伝えている。

パリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍したイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの後釜として、2021年夏にリールからミランへと移籍したメニャン。期待以上のパフォーマンスを発揮し、ドンナルンマ退団の穴を感じさせず。2021-22シーズンはセリエA制覇、2022-23シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)でのベスト4入りに大きく貢献している。

雑誌『Sportweek』のインタビューに応じたメニャンは、さまざまな話題に触れる中で、新シーズンへの意気込みを述べた。テクニカルディレクター(TD)を務めていたパオロ・マルディーニ氏とスポーツディレクター(SD)を務めていたフレデリック・マッサーラ氏が退任し、未来のバンディエラ候補だったイタリア代表MFサンドロ・トナーリがニューカッスルに移籍するなど、騒がしい夏を過ごしているミランだが、メニャンは前向きな姿勢を見せている。
「新シーズンが心配か? 決して心配はしていない。新しい挑戦、新しい試練があるし、それはまさに僕の好きなものだ」

メニャンは自身のプレースタイルにも言及。チームの勝利が第一であると主張した。
「僕にとっては、自分の役割を超えていくことが重要なんだ。僕の役割はペナルティーエリア内にとどまらない。相手の動きを予測するためにチームメイトとはたくさん話をする。僕はこれがチームのためになると考えているし、いつだってこのような姿勢で臨んでいる」

「自分がいい試合をしてもチームが負ければ、決して満足はしない」

ミランでプレーする喜びについてもコメント。印象に残っている2試合をあげながら、ファンの存在の大きさを強調した。

「ピッチに立つたびに魔法が起きる。スタジアム全体、僕の後ろにいるロッソネリ(ファン)のみんな。そして、試合によってはそれがさらに特別なものになる」

「(21-22シーズンの)ホームでのフィオレンティーナ戦は、スクデット獲得まであと一歩のところまで迫っていた。ファンがバスをエスコートしてくれたし、すごい熱狂ぶりだった。スタジアム全体が僕の背中を押してくれて、僕らに翼を与えてくれた。無敵だと感じたよ」

「今シーズンのチャンピオンズリーグ・ナポリ戦のファーストレグもだ。ミランが王者であることを実感できたし、サン・シーロはその瞬間のためにある」

「剣闘士の闘技場に入るようなものだ。僕たちは観客によって活気づけられ、戦う準備ができるんだ」

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「決して良い出来ではなかった」コッパ・イタリア決勝の前哨戦を制したミラン、コンセイソン監督はシステム変更後の選手たちを称賛「しっかりと対応した」

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が9日にホームで行われ、3-1で勝利セリエA第36節ボローニャ戦を振り返った。 14日に行われるコッパ・イタリア決勝の前哨戦となった一戦に臨んだミランは、ゴールレスで迎えた後半立ち上がりにオルソリーニのミドルシュートで先制を許す。 65分にサンティアゴ・ヒメネス、チュクウェゼ、ウォーカーを投入したミランは、73分に試合を振り出しに戻す。チュクウェゼの左クロスのこぼれ球をプリシックがワンタッチで繋ぎ、最後はゴール前のS・ヒメネスがゴールに流し込んだ。 この同点弾で攻勢を強めたミランは、79分にもフェリックスのシュートのこぼれ球をボックス中央に走り込んだプリシックが流し込み、追加点。さらに92分には、カウンターからボックス左でパスを受けたS・ヒメネスがゴールネットを揺らし、ミランが3-1で勝利した。 試合後にイタリア『スカイ』のインタビューを受けたコンセイソン監督は、「決して良い出来ではなかった」と反省を口にしながらも、前哨戦で逆転勝利を飾った選手たちのパフォーマンスを称賛した。 「決して良い出来ではなかった。セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグで好成績を残しているチームに勝ったのは事実だ。彼らはマンツーマンでプレッシャーをかけてくるので、うまくスペースを見つけなければ、前半のような劣勢を強いられる」 「先制点を許したのは、もう少し高い位置からプレスをかけようとして裏を取られたからだ。私はシステムを4-4-2に変更したが、選手たちはしっかりと対応したし、ベンチからスタートした選手たちも良い動きを見せてくれた。こういうスピリットが、私はこのチームの好きなところなんだ」 また、移籍後初のドッピエッタを達成し、勝利に大きく貢献したサンティアゴ・ヒメネスについて問われると、以下のようにコメントした。 「サンティは努力しているし、素晴らしい資質を備えていると私は以前から言ってきたし、彼に必要なものを与えるために日々声をかけてきた。ただ選手には、技術的なクオリティーだけでなく、精神的な強さや体力も必要なんだ」 「彼はケガを抱えてここに来たことを決して忘れない。我々は毎日、彼が完全に回復するよう努力している。彼のゴールに関しては、本当に嬉しく思っている。彼のようなストライカーはゴールのために生きているのだからね」 2025.05.10 07:30 Sat
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初のドッピエッタで逆転勝利に貢献のサンティアゴ・ヒメネス「結果を残す準備はできていた」

ミランのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが移籍後初のドッピエッタを達成した。 9日、ミランはセリエA第36節ボローニャとホームで対戦し3-1で勝利を収めた。 14日に行われるコッパ・イタリア決勝の前哨戦となった一戦で、65分から出場したS・ヒメネスは、73分にチュクウェゼの左クロスのこぼれ球に反応したプリシックのラストパスからゴールネットを揺らし、同点弾となるゴールを記録。 さらに1点リードで迎えた92分には、カウンターからボックス手前まで侵攻したチュクウェゼのパスをボックス左で受けると、冷静にDFをかわし、試合を決定づける3点目を沈めた。 試合後、『DAZN』のインタビューでS・ヒメネスがコメント。途中出場でもしっかりと準備はできていたと明かした。 「呼ばれた時には準備万端でなければならない。選手全員がやるべきことに取り組んでいたし、誰が入っても違いを生み出せる状況だった。監督にとって、選手たちが準備万端であることは良いことで、僕はベンチスタートであろうと、スタメンであろうと、この試合で結果を残す準備はできていたよ」 「ドッピエッタを誰に捧げるかって?母に捧げるよ」 2025.05.10 08:10 Sat

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