ユナイテッドが生え抜きMFイクバルの移籍認める…「僕はこれからもユナイテッドのファン」
2023.06.23 13:41 Fri
マンチェスター・ユナイテッドは22日、イラク代表MFジダン・イクバル(20)の移籍を認めた。
ユナイテッドは、イクバルの移籍にはまだ登録と国際的な許可が必要とし、移籍金100万ユーロ(約1億5000万円)での合意が報じられるオランダのユトレヒトの名前を伏せたが、同選手のファン・サポーターに向けた公式SNSでの別れのメッセージを伝えている。
「感情は言葉では言い表せないことも多いけど、頑張っていきたいと思うよ」
「マンチェスター・ユナイテッドは、5歳のときから僕の故郷だった。家族とともに、このクラブは僕を今日の姿に成長させてくれた」
「クリフからキャリントン、そしてシアター・オブ・ドリームスまで、この素晴らしいクラブと関わった15年間には素晴らしい思い出がたくさんある」
「感謝するにも感謝しきれないほどの人たちがいる。キットマン、理学療法士、教師、シェフ、栄養士、セキュリティスタッフ、コーチ、そしてその間にいるすべての人たち、彼らは皆、僕を今のプレーヤーにする上でそれぞれの役割を果たしてくれた」
「彼らは自分たちが誰であるかを理解していて、僕と家族にとって彼らがどれほど重要であるかを理解している。僕らは永遠に感謝するだろう」
「アカデミーは、多くの人にとって夢をかなえる特別な場所なんだ。それは確かに僕にとっても当てはまった。シアター・オブ・ドリームスのタッチラインに立って、デビュー戦の出場を待っていたことは決して忘れられないよ。その誇りの気持ちは永遠に僕とともにある」
「ヨーロッパでマンチェスター・ユナイテッドを代表することは、キャリアの中で得られる最大の栄誉の一つだ。デビューを果たし、夢を実現するためにどれだけの努力と献身が費やされているか、多くの人たちはたぶん理解していないと思う」
「あの日、ファンは僕に対して本当に素晴らしいサポートをしてくれた。あなた方はいつも僕と家族に大きな愛とサポートを与えてくれた。信じてほしい、それは注目されず、評価されなかったわけではないんだ」
「僕はこれからもユナイテッドのファンであり、このフットボールクラブを愛し続けるだろう」
「新たな挑戦に取り組むのにふさわしい時期が来た。それは僕にとって待ち切れないものであり、僕がこれまでキャリアを歩んできたのと同じレベルの意欲、決意、献身をもって自分自身を奮い立たせるつもりだ」
昨年1月にイラク代表デビューのイクバルはユナイテッドアカデミー出身の中盤。2021年12月のチャンピオンズリーグ(CL)でファーストチームデビューを遂げ、昨年6月に1年延長オプション付きの2025年までの契約を結んだ。
今季を迎えるにあたってのプレシーズンではエリク・テン・ハグ新監督の下、トップチームに帯同も、開幕後は出番なし。今季はセカンドチームでのプレーが続いている状況だった。
ユナイテッドは、イクバルの移籍にはまだ登録と国際的な許可が必要とし、移籍金100万ユーロ(約1億5000万円)での合意が報じられるオランダのユトレヒトの名前を伏せたが、同選手のファン・サポーターに向けた公式SNSでの別れのメッセージを伝えている。
「感情は言葉では言い表せないことも多いけど、頑張っていきたいと思うよ」
「クリフからキャリントン、そしてシアター・オブ・ドリームスまで、この素晴らしいクラブと関わった15年間には素晴らしい思い出がたくさんある」
「今では常に友人と呼べるほど多くのチームメイトとプレーする機会があり、常にさまざまな方法でサポートしてくれるコーチたちと協力してきた」
「感謝するにも感謝しきれないほどの人たちがいる。キットマン、理学療法士、教師、シェフ、栄養士、セキュリティスタッフ、コーチ、そしてその間にいるすべての人たち、彼らは皆、僕を今のプレーヤーにする上でそれぞれの役割を果たしてくれた」
「彼らは自分たちが誰であるかを理解していて、僕と家族にとって彼らがどれほど重要であるかを理解している。僕らは永遠に感謝するだろう」
「アカデミーは、多くの人にとって夢をかなえる特別な場所なんだ。それは確かに僕にとっても当てはまった。シアター・オブ・ドリームスのタッチラインに立って、デビュー戦の出場を待っていたことは決して忘れられないよ。その誇りの気持ちは永遠に僕とともにある」
「ヨーロッパでマンチェスター・ユナイテッドを代表することは、キャリアの中で得られる最大の栄誉の一つだ。デビューを果たし、夢を実現するためにどれだけの努力と献身が費やされているか、多くの人たちはたぶん理解していないと思う」
「あの日、ファンは僕に対して本当に素晴らしいサポートをしてくれた。あなた方はいつも僕と家族に大きな愛とサポートを与えてくれた。信じてほしい、それは注目されず、評価されなかったわけではないんだ」
「僕はこれからもユナイテッドのファンであり、このフットボールクラブを愛し続けるだろう」
「新たな挑戦に取り組むのにふさわしい時期が来た。それは僕にとって待ち切れないものであり、僕がこれまでキャリアを歩んできたのと同じレベルの意欲、決意、献身をもって自分自身を奮い立たせるつもりだ」
昨年1月にイラク代表デビューのイクバルはユナイテッドアカデミー出身の中盤。2021年12月のチャンピオンズリーグ(CL)でファーストチームデビューを遂げ、昨年6月に1年延長オプション付きの2025年までの契約を結んだ。
今季を迎えるにあたってのプレシーズンではエリク・テン・ハグ新監督の下、トップチームに帯同も、開幕後は出番なし。今季はセカンドチームでのプレーが続いている状況だった。
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