レーティング:フィオレンティーナ 1-2 ウェストハム《ECL》
2023.06.08 06:25 Thu
ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝、フィオレンティーナvsウェストハムが7日にプラハのシュタディオン・エデンで行われ、1-2で勝利したウェストハムが初優勝を飾った。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

GK
1 テラッチアーノ 5.5
失点はいずれもノーチャンス。それ以外の局面では相手のシュートを冷静に阻止。ハイボールや飛び出しへの対応も危なげなしDF
2 ドゥドゥ 5.5
持ち味の攻撃参加の回数は限られたものの、守備では駆け引きに長けたベンラーマに決定的な仕事は許さず。マイボール時も無難に捌いた
4 ミレンコビッチ 6.0
屈強なアントニオ相手に地上戦、空中戦のいずれでもうまく対応。セットプレー時も頼もしい存在に
16 ラニエリ 6.0
イゴールに代わってスタメンに抜擢。身体を張りつつ的確な判断で相手の強力な攻撃陣にしっかりと対応
ラニエリに代わっての投入となったが、ビラギとのコミュニケーションミスもあってか、あっさりと背後を取られて失点に関与
3 ビラギ 5.0
前半のコーナーキックの際に相手サポーターの投げ入れたプラスティックカップ直撃で頭部から流血する被害に遭う。また、やや不運なハンドでのPK献上に2失点目ではイゴールと共にボーウェンの抜け出しを許す…。それでも、試合を通してのパフォーマンスは責められるべきではない
MF
5 ボナヴェントゥーラ 6.5
難度の高い右足ダイレクトシュートで貴重な同点ゴールを記録。インサイドハーフとトップ下の中間の役割を担い、攻守両面で気の利いたプレーを見せた
34 アムラバト 6.0
アンカーのポジションで質の高いプレーを披露。守備では機動力と球際の強さを生かした効果的な潰し、攻撃ではシンプルな配球で安定したボール保持に貢献
38 マンドラゴラ 6.0
中盤のダイナモとして攻守に献身的な動きを見せた。アタッキングサードではあと一工夫が足りなかった
(→バラク -)
FW
22 ニコラス・ゴンサレス 6.0
前半は果敢な仕掛けやいやらしい位置取りで相手守備の脅威に。後半は身体を張った落としで同点ゴールをアシストしたが、試合終盤に入ってトーンダウン
7 ヨビッチ 5.5
前半終了間際のダイビングヘッドでのゴールはオフサイドで幻に。ボックス付近で駆け引きを繰り返したが、無念の負傷交代に
(→カブラウ 5.5)
後半から途中出場。決定的な仕事には至らずも、ポストワークや前線からの守備で貢献
99 クアメ 5.5
ミドルシュートや積極的な仕掛けで見せ場を作ったが、後半早いタイミングでの交代に
(→サポナーラ 5.5)
クアメと異なる特徴を発揮してアクセントを付けたが、相手守備の脅威とはなり切れず
監督
イタリアーノ 5.5
試合内容は決して悲観すべきものではなかったが、コッパ・イタリア決勝に続いて無念の準優勝に。イゴール投入が結果的に裏目に…
▽ウェストハム採点

GK
13 アレオラ 5.5
失点はノーチャンス。それ以外に難しい対応は少なかったが、堅実なゴールキーピングで優勝に貢献した
DF
5 ツォウファル 5.5
かつての本拠地でプレー。攻撃参加の回数は限られたが、メリハリを付けた守備対応でサイドに穴を開けず
4 ズマ 5.5
持ち味のフィジカル能力を生かしてよく身体を張ったが、後半序盤に無念の負傷交代
(→ケーラー 5.5)
スクランブル出場も落ち着いた対応でバックラインを支えた
27 アゲルド 6.0
相手にボールを握られる展開が続いたが、要所を締める守備対応によって最少失点で逃げ切った
33 エメルソン 6.0
選手としては史上初のCL、EL、ECLの3つのタイトルを獲得。ニコラス・ゴンサレスの対応に苦慮したが、終盤はしっかりと盛り返した
MF
20 ボーウェン 7.0
2ゴールに絡んで優勝の立役者に
28 ソウチェク 6.0
かつての本拠地でプレー。中盤で激しいデュエルを繰り広げ、際どいヘディングシュートや決勝点に繋がるプレーも見せた
11 パケタ 6.5
圧巻のスルーパスで決勝点を演出。チームがボールを持てない中でもボールキープやテクニックで違いを生んだ
41 ライス 6.0
ハマーズでのラストゲームでタイトルを置き土産にすべく気迫のこもったプレーを90分間継続。アムラバトら相手の強力な中盤を前に一歩も引かなかった
22 ベンラーマ 6.0
プレッシャーがかかるPKをものの見事に決め切った。それ以外の局面では活躍は限定的も、守備はしっかりこなしていた
(→フォルナルス 5.5)
難しい状況での投入となったが、すんなりと試合に入ってチームのために戦った
FW
9 アントニオ 5.5
試合を通して相手の徹底監視に苦しんだが、攻守両面で最低限の仕事はこなしていた
(→オグボンナ -)
監督
モイーズ 6.0
どちらに転んでもおかしくない接戦を見事に制し、長い監督キャリアで初となる主要タイトルを獲得。クラブに1979-80シーズンのFAカップ以来のトロフィーをもたらす
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ボーウェン(ウェストハム)
見事な抜け出しからの価千金の決勝点に加え、ビラギの背後を取ったことでハンドを誘発しPK奪取にも絡んだ。試合を通しては思うようなパフォーマンスには至らずも、決定的な仕事を果たして文句なしのMOMに。
フィオレンティーナ 1-2 ウェストハム
【フィオレンティーナ】
ボナヴェントゥーラ(後22)
【ウェストハム】
ベンラーマ(後17[PK])
ボーウェン(後45)
PR
▽フィオレンティーナ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 テラッチアーノ 5.5
失点はいずれもノーチャンス。それ以外の局面では相手のシュートを冷静に阻止。ハイボールや飛び出しへの対応も危なげなしDF
2 ドゥドゥ 5.5
持ち味の攻撃参加の回数は限られたものの、守備では駆け引きに長けたベンラーマに決定的な仕事は許さず。マイボール時も無難に捌いた
屈強なアントニオ相手に地上戦、空中戦のいずれでもうまく対応。セットプレー時も頼もしい存在に
16 ラニエリ 6.0
イゴールに代わってスタメンに抜擢。身体を張りつつ的確な判断で相手の強力な攻撃陣にしっかりと対応
(→イゴール 4.5)
ラニエリに代わっての投入となったが、ビラギとのコミュニケーションミスもあってか、あっさりと背後を取られて失点に関与
3 ビラギ 5.0
前半のコーナーキックの際に相手サポーターの投げ入れたプラスティックカップ直撃で頭部から流血する被害に遭う。また、やや不運なハンドでのPK献上に2失点目ではイゴールと共にボーウェンの抜け出しを許す…。それでも、試合を通してのパフォーマンスは責められるべきではない
MF
5 ボナヴェントゥーラ 6.5
難度の高い右足ダイレクトシュートで貴重な同点ゴールを記録。インサイドハーフとトップ下の中間の役割を担い、攻守両面で気の利いたプレーを見せた
34 アムラバト 6.0
アンカーのポジションで質の高いプレーを披露。守備では機動力と球際の強さを生かした効果的な潰し、攻撃ではシンプルな配球で安定したボール保持に貢献
38 マンドラゴラ 6.0
中盤のダイナモとして攻守に献身的な動きを見せた。アタッキングサードではあと一工夫が足りなかった
(→バラク -)
FW
22 ニコラス・ゴンサレス 6.0
前半は果敢な仕掛けやいやらしい位置取りで相手守備の脅威に。後半は身体を張った落としで同点ゴールをアシストしたが、試合終盤に入ってトーンダウン
7 ヨビッチ 5.5
前半終了間際のダイビングヘッドでのゴールはオフサイドで幻に。ボックス付近で駆け引きを繰り返したが、無念の負傷交代に
(→カブラウ 5.5)
後半から途中出場。決定的な仕事には至らずも、ポストワークや前線からの守備で貢献
99 クアメ 5.5
ミドルシュートや積極的な仕掛けで見せ場を作ったが、後半早いタイミングでの交代に
(→サポナーラ 5.5)
クアメと異なる特徴を発揮してアクセントを付けたが、相手守備の脅威とはなり切れず
監督
イタリアーノ 5.5
試合内容は決して悲観すべきものではなかったが、コッパ・イタリア決勝に続いて無念の準優勝に。イゴール投入が結果的に裏目に…
▽ウェストハム採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
13 アレオラ 5.5
失点はノーチャンス。それ以外に難しい対応は少なかったが、堅実なゴールキーピングで優勝に貢献した
DF
5 ツォウファル 5.5
かつての本拠地でプレー。攻撃参加の回数は限られたが、メリハリを付けた守備対応でサイドに穴を開けず
4 ズマ 5.5
持ち味のフィジカル能力を生かしてよく身体を張ったが、後半序盤に無念の負傷交代
(→ケーラー 5.5)
スクランブル出場も落ち着いた対応でバックラインを支えた
27 アゲルド 6.0
相手にボールを握られる展開が続いたが、要所を締める守備対応によって最少失点で逃げ切った
33 エメルソン 6.0
選手としては史上初のCL、EL、ECLの3つのタイトルを獲得。ニコラス・ゴンサレスの対応に苦慮したが、終盤はしっかりと盛り返した
MF
20 ボーウェン 7.0
2ゴールに絡んで優勝の立役者に
28 ソウチェク 6.0
かつての本拠地でプレー。中盤で激しいデュエルを繰り広げ、際どいヘディングシュートや決勝点に繋がるプレーも見せた
11 パケタ 6.5
圧巻のスルーパスで決勝点を演出。チームがボールを持てない中でもボールキープやテクニックで違いを生んだ
41 ライス 6.0
ハマーズでのラストゲームでタイトルを置き土産にすべく気迫のこもったプレーを90分間継続。アムラバトら相手の強力な中盤を前に一歩も引かなかった
22 ベンラーマ 6.0
プレッシャーがかかるPKをものの見事に決め切った。それ以外の局面では活躍は限定的も、守備はしっかりこなしていた
(→フォルナルス 5.5)
難しい状況での投入となったが、すんなりと試合に入ってチームのために戦った
FW
9 アントニオ 5.5
試合を通して相手の徹底監視に苦しんだが、攻守両面で最低限の仕事はこなしていた
(→オグボンナ -)
監督
モイーズ 6.0
どちらに転んでもおかしくない接戦を見事に制し、長い監督キャリアで初となる主要タイトルを獲得。クラブに1979-80シーズンのFAカップ以来のトロフィーをもたらす
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ボーウェン(ウェストハム)
見事な抜け出しからの価千金の決勝点に加え、ビラギの背後を取ったことでハンドを誘発しPK奪取にも絡んだ。試合を通しては思うようなパフォーマンスには至らずも、決定的な仕事を果たして文句なしのMOMに。
フィオレンティーナ 1-2 ウェストハム
【フィオレンティーナ】
ボナヴェントゥーラ(後22)
【ウェストハム】
ベンラーマ(後17[PK])
ボーウェン(後45)
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