ボーウェンの劇的弾でフィオレンティーナを下したウェストハムが2代目王者に!《ECL》

2023.06.08 06:15 Thu
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ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝のフィオレンティーナvsウェストハムが7日にプラハのシュタディオン・エデンで行われ、1-2でウェストハムが勝利した。この結果、ウェストハムがECL初優勝を飾った。

準決勝でスイスの名門バーゼルを2戦合計4-3で下したフィオレンティーナは、直近のサッスオーロ戦からスタメンを大幅7人変更。3トップにニコラス・ゴンサレス、ヨビッチ、クアメを据えた[4-3-3]の布陣で試合臨んだ。

一方、準決勝で菅原由勢の所属するAZに連勝し決勝へ駒を進めたウェストハムは、準決勝と同様の[4-2-3-1]の布陣を採用。最前線にアントニオ、2列目にボーウェン、パケタ、ベンラーマらを起用し、現状のベストメンバーで試合に臨んだ。
立ち上がりから一進一退の展開が続く中、最初の決定機はウェストハムが創出。13分、ツォウファルが右サイドからロングスローを供給すると、このこぼれ球をペナルティアーク内のライスがハーフボレーで狙ったが、シュートはわずかにゴール左に外れた。

その後はポゼッションで上回るフィオレンティーナがやや押し込む時間を増やすが33分にアクシデント。右CKに向かったビラギにウェストハムのサポーターの投げたプラスチックカップが当たると頭部から出血。治療のため試合が一時中断した。
試合再開後も拮抗した展開が続く中、前半終了間際にフィオレンティーナがビッグチャンスを迎える。前半アディショナルタイム4分、ニコラス・ゴンサレスの右クロスをファーサイドのクアメがヘディングで合わせると、左ポストに当たった跳ね返りをヨビッチが押し込んだが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。

ゴールレスで迎えた後半、フィオレンティーナはヨビッチを下げてカブラウを投入。しかし、先に決定機を迎えたのはウェストハム。58分、ツォウファルのロングスローをボックス右で受けたボーウェンが胸トラップしたボールがビラギの右手に当たると、主審は一度プレーを流したが、オンフィールドレビューの結果、ハンドが認められウェストハムにPKが与えられた。

このプレッシャーのかかるPKをベンラーマが冷静にゴール右に決め、ウェストハムが待望の先制点を奪った。

先手を許したフィオレンティーナだったが、すぐに反撃に転じる。すると67分、中盤からのロングパスをボックス右のニコラス・ゴンサレスが頭で落とすと、ボックス中央右のボナヴェントゥーラがワントラップから右足でシュート。これがゴール左隅に吸い込まれた。

その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。このまま後半終了かと思われたが、ウェストハムが試合終了間際に試合を決定づけるゴールを奪う。90分、中盤でボールを奪ったパケタが素早くDFの裏にスルーパスを供給すると、これに反応したボーウェンがボックス手前から左足でシュートを放つと、これがゴールに吸い込まれ土壇場で勝ち越しに成功。

結局、試合はそのままタイムアップ。ボーウェンの劇的弾で逃げ切ったウェストハムがECL初優勝。1964-65シーズン以来の欧州主要タイトルを獲得した。

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ウェストハムがイングランド代表GKを狙う? アーセナルを離れるも最速で降格の憂き目に…

ウェストハムが降格が決まったイングランド代表GKの獲得に動いているようだ。イギリス『タイムズ』が伝えた。 今シーズンのプレミアリーグではサウサンプトンが7試合を残してチャンピオンシップ(イングランド2部)へと降格が決定。史上最速での降格という不名誉な記録を作ってしまった。 サウサンプトンには日本代表DF菅原由勢も所属しているほか、代表クラスの選手が所属。そんな中、ウェストハムはイングランド代表GKアーロン・ラムズデール(26)の獲得を目指しているという。 ウェストハムの守護神はポーランド代表などで活躍したGKウカシュ・ファビアンスキ。しかし、まもなく40歳を迎え、契約は今夏で切れる。また、アルフォンス・アレオラは32歳で2年間契約が残っている状況。両者がゴールを守ってきた。 ラムズデールは現在26歳。アーセナルで正守護神を務めていたが、スペイン代表GKダビド・ラヤにポジションを奪われ今季からサウサンプトンへ完全移籍。しかし、チームは無惨にも降格した。 ラムズデールはプレミアリーグに残ることを希望しており、サウサンプトンも2000万ポンド(約37億4500万円)で移籍を認めるとのこと。ラムズデールには古巣のボーンマスやニューカッスル・ユナイテッドも興味を持っているとされている。 週給は10万ポンド(約1900万円)を超えると見られるラムズデールだが、来季はどこのゴールを守るだろうか。 2025.04.10 23:35 Thu
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今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」

現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon

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