パリ五輪予選も兼ねるU23アジアカップ予選の組み合わせ決定! 日本はバーレーン、パレスチナ、パキスタンと同居…大岩剛監督「簡単な試合は1つもない」
2023.05.25 23:53 Thu
アジアサッカー連盟(AFC)は25日、AFC U23アジアカップの予選組み合わせ抽選会を開催した。
今年9月に行われる予選。日本はグループDに入り、バーレーン、パレスチナ、パキスタンと同組となった。
予選グループでは各1位と2位のうちの上位4チームが本大会に出場。ホスト国のカタールを加えた16チームで本大会が行われる。
日本のグループはバーレーンで予選が集中開催。9月6日(水)にパキスタン、同9日にパレスチナ(土)、同12日(火)にバーレーンと対戦する。
本大会は来年4月に開催。2024年のパリ・オリンピック出場権をかけた予選にもなっており、まずは予選を突破し、五輪につなげる必要がある。
「来年 4 月に開催される AFC U23 アジアカップが、我々のターゲットであるパリオリンピック 2024 の出場権をかけた予選を兼ねており、まずはそのアジアカップ本大会につながる予選が今年 9 月に行われます」
「今回その対戦相手と開催地が決まり、どの国を見ても簡単な試合は1つもないと感じています。アジアでの戦いは年々厳しさを増していますが、我々はしっかりと準備をして一戦一戦勝ち進んでいきたいと思います」
U-22日本代表は6月に欧州遠征を行い、イングランド代表、オランダ代表と対戦する。
◆AFC U23 アジアカップ カタール 2024 予選 組み合わせ
※(H)は予選開催国
<グループ A>
【A1】ヨルダン(H) 【A2】シリア 【A3】オマーン 【A4】ブルネイ
<グループ B>
【B1】韓国(H) 【B2】ミャンマー 【B3】キルギス 【B4】カタール
<グループ C>
【C1】ベトナム(H) 【C2】シンガポール 【C3】イエメン 【C4】グアム
<グループ D>
【D1】日本 【D2】バーレーン(H) 【D3】パレスチナ 【D4】パキスタン
<グループ E>
【E1】ウズベキスタン(H) 【E2】イラン 【E3】ホンコン・チャイナ 【E4】アフガニスタン
<グループ F>
【F1】イラク 【F2】クウェート(H) 【F3】東ティモール 【F4】マカオ
<グループ G>
【G1】アラブ首長国連邦 【G2】インド 【G3】モルディブ 【G4】中国(H)
<グループH>
【H1】タイ(H) 【H2】マレーシア 【H3】バングラディシュ 【H4】フィリピン
<グループI>
【I1】オーストラリア 【I2】タジキスタン(H) 【I3】ラオス 【I4】朝鮮民主主義人民共和国
<グループJ>
【J1】サウジアラビア(H) 【J2】カンボジア 【J3】レバノン 【J4】モンゴル
<グループ K>
【K1】トルクメニスタン 【K2】インドネシア(H) 【K3】チャイニーズ・タイペイ
今年9月に行われる予選。日本はグループDに入り、バーレーン、パレスチナ、パキスタンと同組となった。
予選グループでは各1位と2位のうちの上位4チームが本大会に出場。ホスト国のカタールを加えた16チームで本大会が行われる。
本大会は来年4月に開催。2024年のパリ・オリンピック出場権をかけた予選にもなっており、まずは予選を突破し、五輪につなげる必要がある。
U-22日本代表を率いる大岩剛監督は、組み合わせ結果を受けてコメントしている。
「来年 4 月に開催される AFC U23 アジアカップが、我々のターゲットであるパリオリンピック 2024 の出場権をかけた予選を兼ねており、まずはそのアジアカップ本大会につながる予選が今年 9 月に行われます」
「今回その対戦相手と開催地が決まり、どの国を見ても簡単な試合は1つもないと感じています。アジアでの戦いは年々厳しさを増していますが、我々はしっかりと準備をして一戦一戦勝ち進んでいきたいと思います」
U-22日本代表は6月に欧州遠征を行い、イングランド代表、オランダ代表と対戦する。
◆AFC U23 アジアカップ カタール 2024 予選 組み合わせ
※(H)は予選開催国
<グループ A>
【A1】ヨルダン(H) 【A2】シリア 【A3】オマーン 【A4】ブルネイ
<グループ B>
【B1】韓国(H) 【B2】ミャンマー 【B3】キルギス 【B4】カタール
<グループ C>
【C1】ベトナム(H) 【C2】シンガポール 【C3】イエメン 【C4】グアム
<グループ D>
【D1】日本 【D2】バーレーン(H) 【D3】パレスチナ 【D4】パキスタン
<グループ E>
【E1】ウズベキスタン(H) 【E2】イラン 【E3】ホンコン・チャイナ 【E4】アフガニスタン
<グループ F>
【F1】イラク 【F2】クウェート(H) 【F3】東ティモール 【F4】マカオ
<グループ G>
【G1】アラブ首長国連邦 【G2】インド 【G3】モルディブ 【G4】中国(H)
<グループH>
【H1】タイ(H) 【H2】マレーシア 【H3】バングラディシュ 【H4】フィリピン
<グループI>
【I1】オーストラリア 【I2】タジキスタン(H) 【I3】ラオス 【I4】朝鮮民主主義人民共和国
<グループJ>
【J1】サウジアラビア(H) 【J2】カンボジア 【J3】レバノン 【J4】モンゴル
<グループ K>
【K1】トルクメニスタン 【K2】インドネシア(H) 【K3】チャイニーズ・タイペイ
大岩剛の関連記事
オリンピックの関連記事
|
|
大岩剛の人気記事ランキング
1
【パリ行きの命運を託された23選手】劣勢必至の総力戦でカギを握る男…“湘南の生命線”田中聡
パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、田中聡にフォーカスする。 ■田中聡(MF/湘南ベルマーレ) 10代の頃から世代を代表する1人として知られてきた田中。北信越は長野に生まれ、AC長野パルセイロU-15から湘南U-18へ。高校3年生当時の2020年には2種登録ながらもJ1リーグ17試合に出場し、翌21年から正式にファーストチーム昇格。この時点で主力としてプレーしていたなか、22年夏から1年間はベルギー1部・コルトレイクへのレンタル移籍で欧州を経験し、昨年途中に湘南へ帰ってきた。 身長174cmと大柄ではないが、本職のボランチだけでなく、時にセンターバックも務める守備能力があり、今季のJ1リーグでは第7節サンフレッチェ広島戦まで7試合連続先発フル出場。ゆえにU-23日本代表招集は湘南にとって痛手なわけだが、現A代表にはほぼいない“左利きのボランチ”、“先輩”遠藤航を彷彿とさせるデュエリスト…それが田中聡なのだ。 今回のU-23日本代表における田中の立ち位置は、ひとまず中盤のバックアッパーといったところか。[4-3-3]をベースに戦う大岩剛監督のもと、現チームは藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、山本理仁(シント=トロイデン)、松木玖生(FC東京)の中盤3枚が固いところ。いずれも世代のトップランナーであり、リーダー格とも呼んでいい3枚だ。 とはいえ、その序列が明確に劣っているわけではない。中2日が基本の総力戦、劣勢にまわる可能性も承知で臨まねばならない一戦一戦において、守備面で特色を持つ田中は貴重な存在であり、先発起用の可能性はもちろん、試合途中から投入される公算も高いとみてよい。先ほどから“守備”を連呼するが、果敢な攻撃参加も苦にせず、先月下旬のU-23ウクライナ代表戦では全力スプリントからゴールも陥れている。大岩監督へのアピール、大岩監督からの信頼はバッチリだ。 湘南の先輩である遠藤航はA代表でキャプテンを担うにとどまらず、名門リバプールに在籍し、今や世界最高峰の“6番”として名を馳せる。そんな遠藤もまた、2016年のリオ五輪とそのアジア予選を経て、階段を駆け上がっていった。是が非でもパリ五輪本大会へ…田中の奮闘に期待だ。 <span class="paragraph-title">【動画】力強さが増した湘南の“心臓”、田中聡</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="sFIIaDpvV4Q";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.15 17:00 Mon2
新理事会と残念だった西尾隆矢の報復/六川亨の日本サッカー見聞録
JFA(日本サッカー協会)は4月18日、宮本恒靖JFA新会長と新理事による最初の理事会(年度的には第6回)を開催した。既報のとおり技術委員長には影山雅永氏(JFAテクニカルダイレクター)が就任し、新たに各種部会が設置され、代表チームの強化を担当する技術委員会強化部会の部会長には山本昌邦氏(ナショナルチームダイレクター)が就任。ユース育成部会の部会長にはU-18日本代表監督で、解説者の城彰二氏の弟の城和憲氏が就任した。 理事会後の記者会見に臨んだ湯川和之専務理事は、かつては読売クラブの選手で、90年代初めにJFAへ転出。日本代表のマネジャーとしてチームに帯同し、日本の成長を見守ってきた。宮本会長とは97年のワールドユース(現U-20W杯)で選手とマネジャーという間柄。「今日はカジュアルな形での理事会が行われた」と変化を報告しつつ、「新理事にはサッカー界の説明をしました。今まで当り前のことが当り前にできない」と、半数近くが初めてJFAの理事になったことで、サッカー界の現状説明に時間を費やしたことも明かした。 また7月13日(土)には能登半島地震復興支援マッチとして、金沢のゴーゴーカレースタジアムでなでしこジャパンの壮行試合が開催されることも報告された。対戦相手やキックオフ時間などの詳細は未定となっている。 理事会の報告はここまでで、影山技術委員長はドーハへ行っていないとのことだが、U-23アジアカップの初戦、中国戦に関してはCB西尾隆矢のレッドカードに触れないわけにはいかないだろう。いくら相手に背後から身体をぶつけられたからといって、エルボーでの報復は問答無用で一発退場だ。ましてVARがあるのだから、どんな言い訳も通用しない。 大事な初戦、それも開始17分と早い時間帯での軽率なプレーは非難されても仕方がない。まして今大会のグループリーグは中2日の連戦だ。できればターンオーバーで戦いたかったところ、初戦から日本は総力戦による“緊急事態”に追い込まれた。本来ならDF陣のリーダーにならなければいけない西尾だけに、あまりに軽率なプレーは今後の起用にも影響するかもしれない。 森保一監督はカタールのアジアカップで失点を重ねながらもガマン強くGK鈴木彩艶を起用し続けた。果たして大岩剛監督は“汚名返上”の機会を西尾に与えるのかどうか。出場停止が何試合になるかわからないものの、こちらも注目である。 今回の西尾とは違うケースだが、04年に中国で開催されたアジアカップの準決勝、バーレーン戦で遠藤保仁が不運なレッドカードで退場処分になったことがある。パスを出して前線へ走り出した遠藤に、背後からバーレーンの選手が近寄ってきた。遠藤の振った腕が偶然にもバーレーン選手の顔に当たると、オーバーに倒れ込む。すると主審は遠藤にレッドカードを出したのだった。 当時はVARなどない。そしてカードが出てしまえば取り消しようがない。0-1とリード許し、さらに10人になった日本だが、中田浩二と中澤佑二、玉田圭司の2ゴールで4-3の大逆転を演じた。 当時もいまも、日本を相手にどうやったら少しでも有利な状況に持ち込めるか各国は必死に研究しているだろう。まずは挑発に乗らないこと。そして今回のケースでは、主審は見ていなくてもぶつかられたら西尾は倒れてもよかった。ただ、Jリーグでそうしたプレーは推奨されていないし、日本人のメンタリティーからしても相手を欺くようなプレーはやりにくい。 となれば、やはり相手の挑発には乗らないことと、球離れを早くしてフィジカルコンタクトを避けるのが、体力の温存やケガの予防につながるのではないだろうか。明日のUAEもどんな罠を仕掛けてくるのか、油断のならない相手であることは間違いないだろう。 2024.04.19 17:00 Fri3
「自分の価値が下がる…」危機感もあった中で決めたカタール戦の決勝ゴールを振り返る細谷真大は安堵「今後に向けても良かった」
U-23日本代表のFW細谷真大(柏レイソル)が、見事に優勝を果たしたAFC U23アジアカップから帰国。ゴールへの思いを語った。 パリ・オリンピックのアジア最終予選も兼ねたAFC U23アジアカップ。「3.5枠」を16カ国で争う中、日本はグループステージを韓国に次ぐ2位で通過した。 準々決勝で開催国のU-23カタール代表を下すと、準決勝ではU-23イラク代表を下してパリ・オリンピック行きが決定。そして3日にはタイトルを懸けてU-23ウズベキスタン代表との決勝を戦い、1-0で勝利。見事アジア王者となった。 日本代表としてアジアカップに参戦して始まった今シーズン。しかし、柏のエースとして臨んだシーズンは、8試合でノーゴールと不発。ゴールがないまま大会に臨んだ。 パリ・オリンピックの切符を懸けて戦う難しい大会において、エースとしての活躍も期待された細谷だったが、グループステージ3試合でノーゴールと不発。苦しんだ中、準決勝のカタール戦では、同点で迎えた延長に待望のゴールを記録。続く準決勝のイラク戦でも大事なゴールを決め、大一番で2試合連続ゴールを記録した。 帰国した細谷はメディア取材に応じ、改めて大会の2ゴールを振り返った。 「カタール戦のゴールはやっとのゴールでしたし、チームが苦しい時に決められたのは良かったです」 「イラク戦は(藤田譲瑠)チマから非常に良いボールが来て、上手くファーストタッチが決められたので、流れ的には綺麗なゴールでした」 ゴールだけが評価軸ではないが、それでもストライカーとしてゴールがないことは評価が下がる理由になる。苦しんだ末の2ゴール。そして、チームはアジア王者に。その中で、パリ五輪行きすら失う可能性もあったカタール戦でのゴールは別格の想いがあるようだ。 「うっちー(内野航太郎)が準備していたのも把握していたので、このまま交代したら自分の価値が下がるということも理解していました」 「その中でも点が取れたということは自分にとっても良かったですし、今後に向けても良かったと思います」 今シーズン苦しんでいたが、少しは吹っ切ることができた細谷。大岩剛監督からの信頼は厚く、本大会で結果を残すためにも、この先のJリーグで何を見せるか。詰まりが解消したケチャップがダダ漏れになることを期待したい。 <span class="paragraph-title">【動画】誰もが待ち望んでいた細谷真大の値千金ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="pZnkovlMOfU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.05 12:45 Sun4
内田篤人氏のコーチ継続は「監督になる人の意向が働く」、指揮官未定のなでしこに宮本恒靖会長「年内には決めたい」
日本サッカー協会(JFA)会長の宮本恒靖氏がなでしこジャパンの試合後にコメントした。 26日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024で韓国女子代表を国立競技場に迎えたなでしこ。前半の内に3点を奪って折り返すと、後半にもダメ押しゴールが決まり、4-0の完勝を収めた。 試合について宮本会長は、「ゴールも多く生まれたし、ゴール以外の部分も良いプレーも多かったですし、お客さんから拍手もらうようなプレーも多かったと思ってます」とコメント。「守備のところのカウンタープレスみたいな切り替えも良かったんじゃないかなという風に見てました」と高評価している。 一方、パリ・オリンピック(五輪)限りで池田太監督が退任し、女子委員長の佐々木則夫氏が代行で指揮を執った監督人事については「年内には決めたいと思っています」と回答。選出基準についても語った。 「(外国人かは)この時点ではなかなか申し上げにくいですけど、可能性を広げてやっています。今までよりも上に行くために何が必要なのか。日本代表、なでしこをどうすれば世界一のところまでもう一回高めていけるのかというつっこんだ話もしながらやっているところです」 さらに、パリ五輪が最後となった大岩剛監督のU-23日本代表については「U-23の活動はすぐにはないので、もちろん後任人事というか、誰にしてもらうのかというところに関してはいろいろと考えてはいます。だけど、そんなに急いでいる、急がなければいけないというわけではないと思っています」と見解を述べた。 また、今回なでしこにコーチ入りした元日本代表DF内田篤人氏にも言及。良い評判もしっかり届いているようだ。 「(内田氏の)今後に関しては新しく代表監督になる人の意向がかなり働くと思います。もちろん内田篤人自身の考えも含めてかなと思っています」 「毎日練習をしっかり見ているわけではないので、なかなか評価っていう意味では難しいですけど、いろいろ良かったんじゃないかということは聞いてます」 最後に、国立競技場に集まった観客の数にも触れた宮本会長。自身も動きつつ、チームの好成績が集客に繋がると主張した。 「1万2000人と少しっていうところで、もちろんもっとたくさんの人に来てもらいたいですし、来てもらった人に良かった、良い試合だった、また見に来たいという風に思ってもらえるような試合を、選手たちにはいつも見せてもらいたいと思っています」 「たとえば彼女たちのひたむきさであったり、女性ならではの柔らかい技術とかそういうものは今日は見られたと思います。WEリーグに関して、たとえばJFAとJリーグが一緒になってやっているようなところも含めて、女子サッカー全体を盛り上げていけたらなという風には思います」 「でもやはり、良いものを見せつつも、ワールドカップだったりオリンピックであったり、そこでさらなる高みに行くようなチームになっていけば、もっとたくさんの人に見てもらえると思います。そういった盛り上げていく部分と、強化して結果を出していくというのが大事なのかなと思います」 2024.10.27 06:00 Sun5
