「ここを去ることがベストの決断」神戸での引退も考えていたイニエスタ、涙まじりで退団の理由を明かす「ピッチに立ち続けたい」

2023.05.25 13:03 Thu
Getty Images
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(39)、25日に記者会見を実施。今夏の退団を発表した。2018年7月にバルセロナを退団し、神戸に加入したイニエスタ。そのテクニック溢れるプレーはJリーグでも多くの人を魅了。ここまで公式戦通算133試合26ゴールを記録している。
しかし、今シーズンはケガで出遅れると、チームスタイルの変更もあり出番が激減。ここまでJ1で3試合、YBCルヴァンカップで2試合に出場も、5試合で85分間のプレーに終わっていた。

2019年の天皇杯ではクラブに初タイトルをもたらせ、キャプテンとしてもチームを牽引してきたイニエスタ。契約満了を待たずに退団を決意した中、記者会見では感謝の気持ちとともに、退団を決めた理由を明かし、涙を流すシーンも見られた。

「みなさんこんにちは。今日は長いスピーチになってしまうこと。読みながらのスピーチになることをお許しください。伝えたいことはたくさんありますし、経験してきたことを踏まえてお伝えできればと思います」
「この特別な日にメディアの皆さん、チームメイト、スタッフが集まってくださりありがとうございます。5年前、大きな決断を下した。バルセロナを退団し、家族とともに我が家から遠く離れた地で新たな冒険を始めるという決断です」

「地元のフエンテアルビージャを後にしてから、ずっと自分のホームであったクラブに別れを告げ、スペインの外での初めての生活が始まりました。今、これまでの経験を振り返ってみると、決断したことに大きな喜びと誇りの感情が湧き上がってきます」

「日本に、神戸に、そしてヴィッセル神戸にきたことは、自分の人生の中でとった中で最高の決断の1つであり、これからもそうあり続けるでしょう」

「このクラブで多くの素晴らしい仲間に囲まれながら、人としても選手としても大きく成長することができました。サッカーだけに留まらず、この素晴らしい国の文化を体感し、味わうこともできました。自分の家族を温かく歓迎してくれたこの国に対して、今では特別な感情を抱いています」

「5年間を振り返ってみると、良い時も苦しい時もありました。自分が神戸に来た時に目標として掲げていたタイトル獲得の達成だったり、ACLへの2度の出場だったり、様々な歴史を刻んできました。それと同時に、物事が思ったようにいかない。昨シーズンのように非常に苦しい時期もありました。ただ、そういった経験がチームと仲間たちをより強くしてくれたと思っています」

「ずっと自分はここで引退する姿を想像してきました。しかし、時に物事や希望や願望通りにいかないものです。まだまだプレーを続け、ピッチに立ち続けたいという思いはあります。この数カ月間も激しいトレーニングを重ね、試合でプレーし、チームに貢献する準備はできている感覚でやってきました。しかし、それぞれの歩む道が分かれ始め、監督の優先順位も違うところにあると感じ始めました」

「ただ、それが自分に与えられた現実であり、リスペクトを持ってその現実を受け入れました。最終的には自分の競技面での現実と、プレーし続けることに対して感じている情熱を掛け合わせた結果、ここを去ることがベストの決断だということをクラブとの話し合いの中で決めました」

「今日この場を借りて、クラブにお別れを告げる日が来たということを発表しましたが、自分にとっては決して簡単な決断ではなかったです。プロ人生の中でも最も難しかった決断の1つです。しかし同時に、これは永遠の別れではありません。三木谷さんも仰った長に、クラブとの関係はこれからも続きますし、今後は違った形で違った角度からヴィッセル神戸をチームとしてもクラブとしてもサポートしていければと思います」

「三木谷さん、日本に来てJリーグでプレーする扉を開いてくださり本当にありがとうございます。ヴィッセル神戸のキャプテンになるチャンスをいただき、5年間の間、私と私の家族のそばでずっと応援してくださいました。この感謝の気持ちは一生忘れません」

「また、プレーを続けたいという私の気持ちを理解いただき、自分の決断をリスペクトしてくださり、ありがとうございます。最後に、自分が引退した後も、ヴィッセル神戸に関わり続け、ともに強いチームを築いていくために、期待をかけていただきありがとうございます」

「ヴィッセル神戸の皆さん、全ての元チームメイト、現在のチームメイト、クラブで働くスタッフの皆さん、いつもリスペクトを持って自分をサポートしてくれてありがとうございます。自分の人生の一幕を皆さんと一緒に過ごせたことは誇りです。それぞれの局面で自分に期待される役割を全うできたことを願っています。ヴィッセル神戸のキャプテンとして、常にピッチ内外で模範となり、クラブをあらゆる面からサポートするよう努めてきました」

「サポーターの皆さん。私を一員として1日目から迎え入れてくれた神戸市民の皆さん。自分が訪れた各地のスタジアムで応援をしてくれた日本中のファンの皆さん。愛情とリスペクトを持って接してくれたヴィッセルサポーターの皆さん。自分がここに来た日からあらゆる場所に応援してくれて、サポートしてくれて本当にありがとうございました。皆さんのクラブへの愛情、自分への愛情に本当に感謝しています」

「Jリーグと日本の皆さん、本当に何度感謝しても感謝しきれません。この国で5年間生活できたこと、この素晴らしいリーグで5年間プレーできたことはかけがえのない経験でした。日本にいる間に2人の子供が生まれ、私の家族はこの素晴らしい国で成長し、その言語を学び、友情を育みながら過ごすことができました。本当にありがとうございました」

「そして私にとって兄弟のような存在であるジョエル、本当にありがとう。サッカーを超えて、あらゆる面で成長することを手助けしてくれた事務所のみんなにも感謝したいです」

「最後に妻のアナへ。いつも無条件にそばで支えてくれてありがとう。この5年間、日本の地でロメオとオリンピアが家族に加わりながら、みんなで一緒に成長していくことができました。あなたと家族のみんなを愛しています」

「サプライズで来てくれることを最近まで知らなかったが、自分の家族。お母さん、妹夫婦がここにいてくれることも、本当に感謝しています」

「先ほども言った通り、これは永遠のお別れではありません。この素晴らしい国との関係性はこれからも大事にしていきますし、定期的に訪れたいと思っています。イニエスタアカデミーやカピテンなど、まだまだ情熱を注ぎたいプロジェクトがここに残っています。そして、最善の形で日本サッカー界に貢献し続けることができるように、今後も努めていきます」

「自分がこのクラブを去る前に、まだ2つの大事なイベントがあります。1つ目は6月6日です。自分が初めてタイトルを獲得を挙げたあのスタジアムで、古巣のバルサと対戦します。自分にこれまで多くのことを与えてくださった皆さんに、感謝を伝えるこれ以上の機会はないと思います。この素晴らしく特別な日を国中の皆さんと楽しむことができたら嬉しいです」

「2つ目、自分にとってとても特別な日になるのが7月1日です。自分がヴィッセル神戸のユニフォームをきて、過去5年の自分のホームとしてきたノエビアスタジアムで最後のお別れを告げる日になります。皆さんのホームスタジアムであるノエビアでお会いできることを心待ちにしています。心の奥底から本当にありがとうございました。この素晴らしい時を皆さんと一緒に共有できたことは、自分にとってかけがいのない宝物です」

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