ダンフリースは“換金対象”に変わりなし、インテル残留望むならCL出場権確保はマスト

2023.05.08 14:37 Mon
Getty Images
インテルオランダ代表DFデンゼル・ダンフリース(27)はシーズン後に売却される可能性が高いようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。
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昨シーズンからインテルに在籍するダンフリース。加入当初こそ適応しきれない時期があったが、右ウィングバックの1番手となるのにさほど時間はかからず、1年目は公式戦45試合出場で5得点7アシスト、今季はここまで44試合で2得点7アシストを記録している。攻撃での貢献度はバッチリだ。一方で、インテルは慢性的な財政難下にあり、高額な移籍金を見込める選手を売却したり、高年俸のベテラン選手を放出することで財務バランスをやりくりしている状況。PSVから1425万ユーロ(約21億2000万円)という安価な移籍金で獲得したダンフリースはその後の活躍により、現在では市場価値が推定2800万ユーロ(約41億6000万円)となっている。
これはすなわち、ダンフリースがインテルの“換金対象”となっていることを表すもの。実際に昨夏はマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーとの交渉の行方が注目され、この時は残留に落ち着いたものの、ダンフリースには現在進行形でプレミアリーグから関心が寄せられており、昨夏と同じことが今夏も起こると考えられている格好だ。

今季のチャンピオンズリーグ(CL)でベスト4まで駒を進めている一方、セリエAでは残り4試合で来季のCL出場権を確保できていないインテル。もしダンフリースがインテル残留を望むのなら、なんとしてでも来季のCL出場権を確保し、クラブに資金を調達させる必要があるようだ。

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