ハーランドがPLシーズン最多ゴール記録の35点目! ハマーズに後半3発のシティが9連勝で首位浮上《プレミアリーグ》

2023.05.04 06:09 Thu
Getty Images
プレミアリーグ第28節延期分、マンチェスター・シティvsウェストハムが3日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが3-0で快勝した。

前節、フルアムに2-1と競り勝って破竹のリーグ8連勝を飾った2位のシティは、前日に5試合ぶりの白星で首位をキープした2ポイント差のアーセナルをかわすべく、15位のウェストハムとの延期試合に臨んだ。

グアルディオラ監督は9連勝を狙った中2日のホームゲームで先発3人を変更。守護神エデルソンをベンチに置き、控えGKオルテガをプレミアデビューさせたほか、アカンジとギュンドアンに代えて負傷明けのアケとベルナルド・シウバを起用した。
この試合では攻撃時にストーンズをロドリの脇に置く[3-2-4-1]の布陣で臨んだシティ。ライスら不在で[5-4-1]の後ろ重心の戦い方を選択したアウェイチームを立ち上がりから押し込んでいく。

開始9分には左サイドで起点を作ってグリーリッシュからの丁寧な横パスを中央に絞ってきたマフレズが左足ダイレクトで合わすが、枠の左を捉えたシュートはGKファビアンスキの好守に遭う。
以降は80%近いボール支配率でハーフコートゲームを展開するシティ。グリーリッシュとマフレズの両翼の仕掛けに加え、アルバレスがカウンターシチュエーションでチャンスメーク。だが、要所を締めるウェストハムの守備を崩し切れない。逆に、アントニオやボーウェンらの個人技で一発を狙うアウェイチームの攻撃でGKオルテガが好守を強いられる場面も。

前半半ばを過ぎて攻撃のギアを上げたペップのチームは、続けて決定機を創出。30分と32分にはボックス内でグリーリッシュとロドリが続けて決定的なシュートを放ったが、いずれのシュートも左右のポストに嫌われる。以降はロドリとストーンズが再三ポケットを取るなど多彩な仕掛けを見せたものの、あと一歩のところでゴールをこじ開けられなかった。

後半も同じメンバーで臨みグアルディオラ監督のハーフタイムの修正策に注目が集まったシティだが、早々にゴールをこじ開ける。50分、グリーリッシュが倒されて得たボックス手前左好位置のFKでキッカーのマフレズが正確なボールをボックス右へ入れると、アケがドンピシャのヘディングシュートで叩き込んだ。

アケの貴重な今季リーグ戦初ゴールによって最高の後半の入りとなったシチズンズは、ここで落ち着くことなく積極的に2点目を狙っていく。

時間の経過と共に疲労も出てきて攻撃が停滞し始めたが、稀代の点取り屋が膠着を破る一撃を決めた。70分、中盤でのボール奪取からミドルカウンターに転じると、グリーリッシュのスルーパスにオフサイドラインぎりぎりで飛び出したハーランドがボックス内に侵入。最後は飛び出したGKのポジションを冷静に見極めて左足のループシュートを流し込んだ。

なお、これで今季プレミアリーグ35ゴールに到達したハーランドは、いずれも42試合制で記録したアンディ・コールとアラン・シアラーと並んでいたシーズン最多ゴール記録を更新した。

この2点目で勝利を決定付けたグアルディオラ監督は、アルバレスと負傷明けのアケを下げてフォーデンとアカンジを同時投入。ここから試合をクローズにかかる。

だが、最後まで貪欲にゴールを狙うチームは85分、セットプレーの流れからペナルティアーク付近でクリアボールに反応したフォーデンが鋭い左足のボレーシュートを放つと、DFエメルソンにディフレクトしてコースが変わったボールがゴールネット揺らした。

その後、リーグ初出場のオルテガを中心とする守備陣がきっちりクリーンシートを達成し、ウェストハムに3-0で勝ち切ったシティがリーグ9連勝でアーセナルを抜いて首位に浮上した。

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