最下位サンプドリア、0-5の大惨敗直後にスタンコビッチ監督が辞任申し出か

2023.05.01 13:49 Mon
Getty Images
サンプドリアデヤン・スタンコビッチ監督(44)が辞任を申し出たようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

現役時代にラツィオやインテルでプレーしたスタンコビッチ氏。引退後はウディネーゼで指導者キャリアを開始し、母国の名門ツルヴェナ・ズヴェズダでの初監督を経て、今シーズン途中の昨年10月からサンプドリアに赴いた。

就任時にセリエAで最下位に沈んでいたチームを立て直す手腕が期待されたが、約半年が経過した現在でもサンプドリアは最下位のまま。残り6試合で残留圏内の17位とは10ポイント差とセリエB降格がかなり濃厚な状況だ。
4月30日にアウェイで行われた第32節のフィオレンティーナ戦も0-5の大惨敗を喫し、直近5試合白星なし。試合後の記者会見で「監督である私に問題があるなら、尊厳を持ってそれを受け入れる。0-5の結果は私の責任だ」と語った。

また、同日のイタリア『Sport Italia』に出演したサッカージャーナリストのアルフレッド・ペトゥーラ氏によると、スタンコビッチ監督はこの記者会見にいつもより遅れて出席したとのことで、試合直後から首脳陣に辞任の意向を伝え、それを慰留されていたからだという。
「彼はこの複雑な状況にストレスを抱えており、全身全霊を捧げられなくなっている。フィオレンティーナ戦後すぐに辞任の意向を伝え、これから数時間以内に承認される可能性は否定できない」

なかなか白星を掴めず、降格が近づいてきたストレスのためか、ここ数日は肺感染症と高熱に悩まされているとされるスタンコビッチ監督。指揮官としてのセリエA初挑戦はもうすぐ幕を閉じることになるのかもしれない。

なお、サンプドリアはセリエB降格となった場合、経営問題で破産となり、セリエDからのリスタートを余儀なくされる可能性があると考えられている。

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