南米王者フラメンゴの19歳フランサ、プレミア2クラブが獲得に本腰! ニューカッスルは執念で4度目オファー提示も?

2023.04.30 21:50 Sun
Getty Images
プレミアリーグの2クラブが、フラメンゴからU-20ブラジル代表MFマテウス・フランサ(19)の獲得に本腰を入れているようだ。イギリス『サン』が伝えている。

フランサはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)の名門・フラメンゴに下部組織時代から在籍する攻撃的MF。19歳の若さでクラブ通算45試合に出場し8ゴールを記録し、昨年のコパ・リベルタトーレス優勝、今年2月のFIFAクラブワールドカップの舞台を経験している。
ニューカッスルは今年1月にフランサ獲得を目指しフラメンゴにオファーを3度も提示。1150万ポンド(約19億7000万円)、1200万ポンド(約20億円)、1400万ポンド(約23億9000万円)と額を引き上げたが、いずれも拒否されたという。それでも、エディ・ハウ監督はフランサを今でも諦めていないとのことだ。

また、クリスタル・パレスも獲得に本腰を入れており、シーズン終了後にニューカッスルの過去3度を上回る1500万ポンド(約25億8000万円)というオファーを提示する見込みとされている。ただ、フラメンゴは「最低1750万ポンド(約30億1000万円)+リセール時に移籍金の50%を受け取る」という条件を突きつける方針と見られ、かなり厳しいものとなっている。

フラメンゴは今年1月にブラジル代表MFジョアン・ゴメス(22)をウォルバーハンプトンへ売却し主軸選手を1枚失ったこともあり、フランサの引き留めに必死。2月にフランサとの契約を2027年12月まで延長した際には、1億7600万ポンド(約301億円)という巨額のリリース条項を付帯させている。
リリース条項を満たすクラブはまずないと見られているが、フラメンゴを納得させるオファーを出せるのか。ニューカッスルは来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場の可能性もあり、キャリアアップという点では大きなプラスとなるが、今後の動きに注目が集まる。

関連ニュース

EFLカップ4回戦の対戦カード決定! シティ撃破ニューカッスルが王者ユナイテッドとの昨季決勝カードに挑む

EFLカップ(カラバオカップ)4回戦の対戦カードが決定した。 3回戦では優勝候補筆頭のマンチェスター・シティが昨シーズンの準優勝チームのニューカッスルに敗戦。また、ルートン・タウンやウォルバーハンプトンが下部カテゴリーのクラブに敗れる波乱も起きた。 今回、組み合わせが決定したラウンド16ではシティを破ったニューカッスルと、クリスタル・パレスを退けた王者マンチェスター・ユナイテッドによる、昨季ファイナルカードが早くも実現することになった。 日本人選手所属クラブでは冨安健洋所属のアーセナルがウェストハムとのロンドンダービー、遠藤航所属のリバプールがボーンマスと対戦。 また、チェルシーはチャンピオンシップ(イングランド2部)のブラックバーン・ローヴァーズとの対戦が決定している。 なお、4回戦は10月最終週のミッドウィークに開催予定だ。今回決定した4回戦組み合わせは以下の通り。 ◆EFLカップ4回戦組み合わせ マンスフィールド(4) vs ポート・ヴェイル(3) イプスウィッチ(2) vs フルアム マンチェスター・ユナイテッド vs ニューカッスル ボーンマス vs リバプール チェルシー vs ブラックバーン(2) ウェストハム vs アーセナル エバートン vs バーンリー エクセター(3) vs ミドルズブラ(2) ※()内は所属カテゴリー 2023.09.28 06:56 Thu

ニューカッスルに惜敗のシティが11年ぶりの3回戦敗退に…【EFLカップ】

EFLカップ3回戦のニューカッスルvsマンチェスター・シティが27日にセント・ジェームズ・パークで行われ、1-0でニューカッスルが勝利した。 3大会ぶりの優勝を狙うシティが、今シーズンのEFLカップ初戦で同じプレミアリーグ勢のニューカッスルのホームに乗り込んだ。今季公式戦無敗を続けるシティは、先週末に行われたノッティンガム・フォレスト戦からスタメンを8人変更。ハーランドやフォーデン、ルベン・ディアス、GKエデルソンらに代えてグリーリッシュ、コバチッチ、フィリップス、GKオルテガをスタメンで起用した。 前回大会ファイナリストのニューカッスルに対し、立ち上がりから一進一退の攻防を続けるシティは18分、フィリップスの縦パスを中盤で受けたボブがドリブルで持ち上がりラストパスを供給。これをボックス右に駆け上がったアルバレスがダイレクトで合わせたが、シュートはGKポープが右足に阻まれた。 シティは29分にも、ボックス手前のボブのワンタッチパスからアルバレスがボックス左深くまで侵入。角度のない位置からシュートを放ったが、これは枠を外れた。 膠着状態が続く中、シティは41分にピンチ。中盤でのボールロストからカウンターを受けると、イサクのラストパスからマーフィーがボックス右まで持ち上がりシュート。しかし、これはGKオルテガが右足に当て、ボールは枠を外れた。 ゴールレスで迎えた後半、ニューカッスルはマイリーとホールを下げてゴードンとギマランイスを投入。すると53分、ボックス中央手前でパスを受けたジョエリントンが斜めのドリブルでボックス右深くまで切り込み、折り返しを供給。最後はファーサイドのイサクがゴールに押し込んだ。 1点を追う展開となったシティは、68分にコバチッチとアケを下げてドクとヌネスを、74分にアルバレスを下げてフォーデンを投入。試合終盤の90分には、ドクのパスをボックス手前で受けたリコ・ルイスがペナルティアーク内からゴールを狙ったが、これはわずかにゴール左に外れた。 結局、試合はそのまま1-0で終了しニューカッスルが4回戦へ進出。イサク弾に沈んだシティは、11年ぶりの3回戦敗退となった。 EFLカップ3回戦の結果は以下の通り。 ◆EFLカップ3回戦結果 ▽9/27(水) ニューカッスル 1-0 マンチェスター・シティ リバプール 3-1 レスター(2) ブレントフォード 0-1 アーセナル チェルシー 1-0 ブライトン アストン・ビラ 1-2 エバートン ボーンマス 2-0 ストーク(2) リンカーン・シティ(3) 0-1 ウェストハム フルアム 2-1 ノリッジ(2) ブラックバーン(2) 5-2 カーディフ(2) ▽9/26(火) イプスウィッチ(2) 3-2 ウォルバーハンプトン エクセター(3) 1-0 ルートン・タウン ブラッドフォード(4) 0-2 ミドルズブラ(2) ポート・ヴェイル(3) 2-1 サットン・ユナイテッド(4) サルフォード(4) 0-4 バーンリー マンスフィールド(4) 2-2(PK:3-1) ピーターバラ(3) マンチェスター・ユナイテッド 3-0 クリスタル・パレス ※()内は所属カテゴリー 2023.09.28 06:15 Thu

全タイトルを目指すフォーデンに指揮官ペップは…「9月に考え出すのは早い」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は至って冷静だ。イギリス『ミラー』が伝えている。 昨シーズン、プレミアリーグとFAカップを制し、さらに悲願のチャンピオンズリーグ(CL)初制覇とトレブル(3冠)を成し遂げたシティ。唯一獲れなかったタイトルはEFLカップ(カラバオカップ)だ。 27日に今季のEFLカップ初戦となる3回戦・ニューカッスル戦を戦うなか、主力選手のイングランド代表MFフィル・フォーデンは今月初め、「タイトルを4つ全て獲りたい。これこそが目標だ。難しいのはわかっているけど選手は切望している」と発言していた。 フォーデンの言う「4つのタイトル」とは昨季届かなかったEFLカップを含む今季の主要タイトル総ナメを指すものだが、グアルディオラ監督は前日会見にて、チームが過度なプレッシャーを感じぬよう気を払った。 「フィルはとても若い選手。野心を抱くのは素晴らしいことだが、私は常日頃から『野心は次の試合へ向けろ』と選手に言い聞かせている。タイトルについて考え出すのは4月か、5月でいいのだ。9月はまだ頭になくていいさ」 また、毎年のように過密日程と向き合うシティは選手が十分に回復する時間がないことを認めつつ、今季も長いシーズンを戦い抜けると自信を示している。 「(過密日程に)慣れてはいるんだよ。昨季もそうだったしね。今季はクラブ・ワールドカップ(W杯)があって2試合多くなるわけだが、残りは同じだ。ただ、(来季から)CLの出場チームが増えると拍車をかけることになる。この点だけ文句を言って、あとは忘れよう」 2023.09.27 17:11 Wed

ニューカッスルが来年1月にスカッド大幅刷新? 去りゆく古株たち…ドゥブラフカら売却か

ニューカッスルが来年1月のスカッド大幅刷新を計画しているという。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。 20年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)を戦うニューカッスル。グループF第1節のミラン戦は押し込まれ続けて0-0のドローに終わったが、欧州経験のほとんどないチームが敵地サン・シーロから1ポイントを持ち帰ったと考えれば上出来だ。 一方で、プレミアリーグでは第2節のマンチェスター・シティ戦から3連敗を喫し、第6節までで3勝3敗の8位。今季から試合数が増えたなか、過密日程に持ちこたえることが可能なスカッドを作るべく来年1月の補強を計画しているという。 ただ、圧倒的な資金力があってもファイナンシャル・フェアプレー(FFP)がある以上、買いには売りが必要。エディ・ハウ監督率いるチームは主力組とサブ組がかなりハッキリしており、普段あまり試合に絡めないサブ組をできる限り来年1月に売却する方針とのことだ。 中にはスロバキア代表GKマルティン・ドゥブラフカ(34)、スウェーデン代表DFエミル・クラフト(29)、スペイン人DFハビエル・マンキージョ(29)、ウェールズ代表DFポール・ダメット(32)といったサウジアラビア資本到来前の苦しい時代を支えた功労者たちも。4選手は今季1度も試合に出ていない。 今夏は7年間所属したイングランド人MFアイザック・ヘイデン(28)の売却を進め、最後は移籍市場最終盤にレンタル移籍で強引に放出したニューカッスル。チームが強化されていくのは嬉しい限りだが、古株が少なくなっていくことに寂しさを覚えるファンもいることだろう。 2023.09.27 14:41 Wed

「非常に珍しいケガだと思う」8発圧勝のニューカッスル、12分で交代したバーンズは重傷の可能性「かなりの重傷」

ニューカッスルのイングランド代表MFハーヴィー・バーンズの状態についてエディ・ハウ監督が明かした。クラブ公式サイトが伝えた。 今夏レスター・シティからニューカッスルに加入したバーンズ。プレミアリーグでは開幕から途中出場をメインに6試合続けて出場。チャンピオンズリーグ(CL)のミラン戦にも最終盤に出場していた。 ここまで全試合でプレーしているバーンズだったが、24日に行われたプレミアリーグ第6節のシェフィールド・ユナイテッド戦で負傷交代していた。 2試合連続で先発のチャンスを掴んだバーンズだったが、開始12分に負傷交代。チームはその後8ゴールを決めて圧勝したが、残念なニュースとなっていた。 ニューカッスルは27日にEFLカップ(カラバオカップ)の3回戦でマンチェスター・シティと対戦。その試合に向けた記者会見に出席したハウ監督が、バーンズの負傷についてコメント。珍しいケガであり、長引くだろうとした。 「足のつま先のすぐ下の部分の損傷だ。かなりの重傷だと思う。検査を行い、手術が必要かどうか、次に何をすべきかどうか専門家の意見を待っているところだ」 「走るために無理をしただけだと思う。とても珍しいケガだろう。医学的な資格は持っていないのであまり専門的なことは言えないが、非常に珍しいケガだと思う」 「我々はそうなる気がしているが…専門医から確認が取れるまでは時期は言いたくはない。ただ、数週間ではなく、数カ月になると思う」 2023.09.26 21:10 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly