ローマvsミランの上位対決は共に後半AT弾決める劇的ドロー! ほぼラストプレーで追いついたミランが4位キープ《セリエA》
2023.04.30 03:28 Sun
セリエA第32節、ローマvsミランが29日にスタディオ・オリンピコで行われ、1-1のドローに終わった。
ローマ(勝ち点56)は前節、アタランタとの上位対決を1-3で落として連勝が「3」でストップ。痛恨のトップ4陥落となった。ここに来て負傷者が増え始める中、同勝ち点で並ぶ昨季王者をホームで迎え撃った大一番では先発4人を変更。負傷のジョレンテやボーヴェ、ザレフスキ、ソルバッケンに代えてクンブラ、スピナッツォーラ、マティッチ、ベロッティを起用。並びを[3-5-2]に変更した。
一方、一時の不振を脱出して4戦無敗のミラン(勝ち点56)は、前節レッチェに2-0で快勝し。同勝ち点ながらも4位に再浮上した。難所オリンピコに乗り込んだ重要なアウェイゲームではレッチェ戦から先発4人を変更。カルルとチャウ、メシアス、レビッチに代えてカラブリア、ケアー、ベネセル、ジルーと主力が復帰した。
ソールドアウトのオリンピコで幕を開けた今季のトップ4争いの行方を左右するビッグマッチ。立ち上がりからアウェイのミランがボールの主導権を握ったが、最初のチャンスはホームのローマに訪れる。右に流れたエイブラハムからグラウンダーの折り返しを中央で受けたベロッティが丁寧にマイナスへ落とすと、これをペッレグリーニが右足ダイレクトで狙うも、これを枠に飛ばすことができない。
以降は一進一退の攻防が続く中でローマにアクシデントが発生。ジルーとの接触プレーで右ヒザを痛めたクンブラが一度はプレーに復帰したものの、ピッチに座り込んでしまう。これを受け、モウリーニョ監督は15分にクンブラを下げてボーヴェを投入。4バックへの変更ではなく、クリスタンテを3バックの中央に下げる形で当初のゲームプラン通りの戦いを継続する決断を下す。
33分にはボックス左ライン際をえぐったスピナッツォーラの仕掛けからゴール前のペッレグリーニ、ベロッティが続けてシュートに持ち込むが、味方のエイブラハムにブロックされる不運などもあって先制点とはならず。
その後もホームのローマが押し気味に試合を進めたが、最後の局面で高い集中力を見せるミランの守備をこじ開けるまでには至らない。一方、ボールは保持しながらもなかなか攻撃の形を作れないミランだったが、前半終了間際にはカラブリアの鋭いシュートやセットプレーからのトモリのシュートなどで後半に繋がる攻撃も見せた。
結局、ゴールレスで迎えた後半、ミランはトモリ、ローマはベロッティと前半終盤に負傷していた選手を下げてそれぞれチャウ、エル・シャーラウィを同じポジションに入れた。
後半もボールを握るミラン、カウンターで応戦するローマという構図は変わらず。睨み合いの状況が続く中、ミランは56分にブラヒム・ディアスを下げてサーレマーケルスを投入。すると、この交代直後に両チームが決定機を作り合う。
まずは57分、ローマが相手CKのロングカウンターからスピナッツォーラがDFを振り切って相手ボックス付近まで前進。右を並走するエル・シャーラウィへ浮き球のパスを送るが、これでボックス内に抜け出した元ミランFWだが、タッチが大きくなったところをGKメニャンの飛び出しに阻まれる。この直後の59分には左サイド深くでDFを外したレオンからの正確なクロスにファーでフリーのサーレマーケルスがダイレクトボレーを狙ったが、これを枠に飛ばすことができなかった。
後半半ばを過ぎても拮抗した状況続く中でミランはレオンの圧倒的な個の力、ローマはカウンターで決定機まであと一歩という場面を作り出すが、なかなか両守護神を脅かすまでには至らない。
何とか膠着状態を脱したい両チームは後半終盤に入って積極的に交代カードを切っていくが、共に枠内シュートを放てぬまま6分が加えられた後半アディショナルタイムに大きく試合が動いた。
まずは94分、ハーフウェイライン付近の右サイドでトナーリへの横パスを狙っていたチェリクが見事にインターセプト。そのままボックス付近まで運んでボックス中央のエイブラハムの足元へ斜めのパスを差し込むと、ジャッロロッシの背番号9は右への短い持ち出しから腰の捻りを利かせた見事な右足のシュートをゴール左隅に流し込んだ。
両チーム通じて最初の枠内シュートが決勝点という劇的な幕切れかに思われたが、ミランも土壇場で意地を見せる。試合終了直前の97分、自陣でのリスタートからGKメニャンがゴール前めがけてロングボールを蹴り込むと、DFマンチーニのクリアを左サイドで拾ったレオンが右足で浮き球のクロスを供給。これに大外で反応したサーレマーケルスが右足のワンタッチシュートがGKルイ・パトリシオの股下を抜いてゴールネットを揺らした。
そして、共に土壇場で最初の枠内シュートをゴールに結びつけた拮抗の上位対決は痛み分けのドローに終わったが、順位入れ替わりを阻止したミランがややポジティブな形でミラノに帰還することになった。
ローマ(勝ち点56)は前節、アタランタとの上位対決を1-3で落として連勝が「3」でストップ。痛恨のトップ4陥落となった。ここに来て負傷者が増え始める中、同勝ち点で並ぶ昨季王者をホームで迎え撃った大一番では先発4人を変更。負傷のジョレンテやボーヴェ、ザレフスキ、ソルバッケンに代えてクンブラ、スピナッツォーラ、マティッチ、ベロッティを起用。並びを[3-5-2]に変更した。
一方、一時の不振を脱出して4戦無敗のミラン(勝ち点56)は、前節レッチェに2-0で快勝し。同勝ち点ながらも4位に再浮上した。難所オリンピコに乗り込んだ重要なアウェイゲームではレッチェ戦から先発4人を変更。カルルとチャウ、メシアス、レビッチに代えてカラブリア、ケアー、ベネセル、ジルーと主力が復帰した。
以降は一進一退の攻防が続く中でローマにアクシデントが発生。ジルーとの接触プレーで右ヒザを痛めたクンブラが一度はプレーに復帰したものの、ピッチに座り込んでしまう。これを受け、モウリーニョ監督は15分にクンブラを下げてボーヴェを投入。4バックへの変更ではなく、クリスタンテを3バックの中央に下げる形で当初のゲームプラン通りの戦いを継続する決断を下す。
前半半ばから終盤にかけては球際のぶつかり合いが強調される激しい展開が続く。互いに遅攻では相手の集中した守備を崩し切れないが、カウンターやセカンドボールの拾い合いの流れからボックス内へ侵入し、際どい場面を創出していく。
33分にはボックス左ライン際をえぐったスピナッツォーラの仕掛けからゴール前のペッレグリーニ、ベロッティが続けてシュートに持ち込むが、味方のエイブラハムにブロックされる不運などもあって先制点とはならず。
その後もホームのローマが押し気味に試合を進めたが、最後の局面で高い集中力を見せるミランの守備をこじ開けるまでには至らない。一方、ボールは保持しながらもなかなか攻撃の形を作れないミランだったが、前半終了間際にはカラブリアの鋭いシュートやセットプレーからのトモリのシュートなどで後半に繋がる攻撃も見せた。
結局、ゴールレスで迎えた後半、ミランはトモリ、ローマはベロッティと前半終盤に負傷していた選手を下げてそれぞれチャウ、エル・シャーラウィを同じポジションに入れた。
後半もボールを握るミラン、カウンターで応戦するローマという構図は変わらず。睨み合いの状況が続く中、ミランは56分にブラヒム・ディアスを下げてサーレマーケルスを投入。すると、この交代直後に両チームが決定機を作り合う。
まずは57分、ローマが相手CKのロングカウンターからスピナッツォーラがDFを振り切って相手ボックス付近まで前進。右を並走するエル・シャーラウィへ浮き球のパスを送るが、これでボックス内に抜け出した元ミランFWだが、タッチが大きくなったところをGKメニャンの飛び出しに阻まれる。この直後の59分には左サイド深くでDFを外したレオンからの正確なクロスにファーでフリーのサーレマーケルスがダイレクトボレーを狙ったが、これを枠に飛ばすことができなかった。
後半半ばを過ぎても拮抗した状況続く中でミランはレオンの圧倒的な個の力、ローマはカウンターで決定機まであと一歩という場面を作り出すが、なかなか両守護神を脅かすまでには至らない。
何とか膠着状態を脱したい両チームは後半終盤に入って積極的に交代カードを切っていくが、共に枠内シュートを放てぬまま6分が加えられた後半アディショナルタイムに大きく試合が動いた。
まずは94分、ハーフウェイライン付近の右サイドでトナーリへの横パスを狙っていたチェリクが見事にインターセプト。そのままボックス付近まで運んでボックス中央のエイブラハムの足元へ斜めのパスを差し込むと、ジャッロロッシの背番号9は右への短い持ち出しから腰の捻りを利かせた見事な右足のシュートをゴール左隅に流し込んだ。
両チーム通じて最初の枠内シュートが決勝点という劇的な幕切れかに思われたが、ミランも土壇場で意地を見せる。試合終了直前の97分、自陣でのリスタートからGKメニャンがゴール前めがけてロングボールを蹴り込むと、DFマンチーニのクリアを左サイドで拾ったレオンが右足で浮き球のクロスを供給。これに大外で反応したサーレマーケルスが右足のワンタッチシュートがGKルイ・パトリシオの股下を抜いてゴールネットを揺らした。
そして、共に土壇場で最初の枠内シュートをゴールに結びつけた拮抗の上位対決は痛み分けのドローに終わったが、順位入れ替わりを阻止したミランがややポジティブな形でミラノに帰還することになった。
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