レーティング:ナポリ 1-1(AGG:1-2) ミラン《CL》
2023.04.19 06:05 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、ナポリvsミランが18日に行われ、1-1で引き分けた。この結果、2戦合計スコア1-2でミランが準決勝に進出した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価。
▽ナポリ採点

GK
1 メレト 6.0
PKストップで後半に突破の望みを繋いだ
DF
22 ディ・ロレンツォ 6.0
失点場面ではレオンにやられた。PK獲得で相殺
13 ラフマニ 5.0
レオンのスピードに対応できなかった
(→エスティゴーア -)
キム・ミンジェの出場停止を受けて先発。安定していた
6 マリオ・ルイ 5.0
PK献上、守備の不安を突かれた。34分に負傷交代
MF
91 エンドンベレ 5.5
アンギサの出場停止を受けて先発。トナーリとのマッチアップで優位に立てず攻守に凡庸だった
(→エルマス 5.5)
エンドンベレと大差ないパフォーマンス
68 ロボツカ 5.5
うまくボールは散らせていた
20 ジエリンスキ 5.5
アタッキングサードで違いを生みだすには至らず
(→ラスパドーリ -)
FW
21 ポリターノ 5.5
カットインからのシュートで脅威を与えていたが、34分に負傷交代
(→ロサーノ 5.5)
サイドからの打開を狙うも、1stレグ同様テオ・エルナンデスを突破しきれず
9 オシムヘン 5.5
最後に一矢報いたが、相手の2枚のセンターバックに密着マークされ、思うようにプレーできず
77 クワラツヘリア 5.5
後半はギアを上げ、単騎突破で二つ決定機演出もPK失敗
監督
スパレッティ 5.5
連戦を通して終始、ピオリ監督の策を上回ることができなかった
▽ミラン採点

GK
16 メニャン 6.5
PKストップで準決勝進出に貢献
DF
2 カラブリア 6.5
後半はクワラツヘリアの突破に手こずるも3試合を通してほぼ完ぺきに封じ込んだ
23 トモリ 6.5
PK献上もケアーと共にオシムヘンをほぼ封殺
24 ケアー 6.5
クロスボールを的確に跳ね返した
19 テオ・エルナンデス 6.0
得意の攻撃参加を控えて守備に徹した
MF
10 ブラヒム・ディアス 5.5
クワラツヘリアの対応で守備に回ることが多かった
(→メシアス 5.5)
クワラツヘリアへの対応をしっかりと遂行
33 クルニッチ 6.0
ジエリンスキに自由を与えず
4 ベナセル 6.0
キープ力で時間を作り、守備への気配りもしていた
8 トナーリ 6.0
この3戦を通して地味な役回りを徹底
17 レオン 7.0
PK獲得。カウンターの起点に。守備もこなした
(→サーレマーケルス -)
FW
9 ジルー 6.0
PK失敗も3度目の決定機を決めて面目躍如、守備も奮闘
(→オリジ -)
監督
ピオリ 7.0
ナポリとの3連戦、全て同じスタメンで臨み、見事に準決勝進出
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
レオン(ミラン)
ミランが防戦一方になりきらない要因に。カウンターの起点となってナポリに脅威を与え続けた。
ナポリ 1-1 ミラン
【ナポリ】
オシムヘン(後48)
【ミラン】
ジルー(前43)
※2戦合計スコア1-2でミランが準決勝進出
※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価。
▽ナポリ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 メレト 6.0
PKストップで後半に突破の望みを繋いだ
DF
22 ディ・ロレンツォ 6.0
失点場面ではレオンにやられた。PK獲得で相殺
レオンのスピードに対応できなかった
(→エスティゴーア -)
5 ファン・ジェズス 6.0
キム・ミンジェの出場停止を受けて先発。安定していた
6 マリオ・ルイ 5.0
PK献上、守備の不安を突かれた。34分に負傷交代
MF
91 エンドンベレ 5.5
アンギサの出場停止を受けて先発。トナーリとのマッチアップで優位に立てず攻守に凡庸だった
(→エルマス 5.5)
エンドンベレと大差ないパフォーマンス
68 ロボツカ 5.5
うまくボールは散らせていた
20 ジエリンスキ 5.5
アタッキングサードで違いを生みだすには至らず
(→ラスパドーリ -)
FW
21 ポリターノ 5.5
カットインからのシュートで脅威を与えていたが、34分に負傷交代
(→ロサーノ 5.5)
サイドからの打開を狙うも、1stレグ同様テオ・エルナンデスを突破しきれず
9 オシムヘン 5.5
最後に一矢報いたが、相手の2枚のセンターバックに密着マークされ、思うようにプレーできず
77 クワラツヘリア 5.5
後半はギアを上げ、単騎突破で二つ決定機演出もPK失敗
監督
スパレッティ 5.5
連戦を通して終始、ピオリ監督の策を上回ることができなかった
▽ミラン採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
16 メニャン 6.5
PKストップで準決勝進出に貢献
DF
2 カラブリア 6.5
後半はクワラツヘリアの突破に手こずるも3試合を通してほぼ完ぺきに封じ込んだ
23 トモリ 6.5
PK献上もケアーと共にオシムヘンをほぼ封殺
24 ケアー 6.5
クロスボールを的確に跳ね返した
19 テオ・エルナンデス 6.0
得意の攻撃参加を控えて守備に徹した
MF
10 ブラヒム・ディアス 5.5
クワラツヘリアの対応で守備に回ることが多かった
(→メシアス 5.5)
クワラツヘリアへの対応をしっかりと遂行
33 クルニッチ 6.0
ジエリンスキに自由を与えず
4 ベナセル 6.0
キープ力で時間を作り、守備への気配りもしていた
8 トナーリ 6.0
この3戦を通して地味な役回りを徹底
17 レオン 7.0
PK獲得。カウンターの起点に。守備もこなした
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FW
9 ジルー 6.0
PK失敗も3度目の決定機を決めて面目躍如、守備も奮闘
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監督
ピオリ 7.0
ナポリとの3連戦、全て同じスタメンで臨み、見事に準決勝進出
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
レオン(ミラン)
ミランが防戦一方になりきらない要因に。カウンターの起点となってナポリに脅威を与え続けた。
ナポリ 1-1 ミラン
【ナポリ】
オシムヘン(後48)
【ミラン】
ジルー(前43)
※2戦合計スコア1-2でミランが準決勝進出
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