ケルンに今後2度の移籍期間での選手登録禁止処分…昨年の選手獲得で違反行為
2023.03.30 07:00 Thu
FCケルンが、過去の選手移籍に関する違反行為によって、今後2度の移籍期間での選手登録禁止処分を科された。
そして、FIFAの紛争解決室(DRC)は今年2月1日の判決で、クーバーが法的根拠なしにオリンピアとの雇用契約を終了したと裁定。さらに、ケルンに対しては同選手に契約違反を扇動したという仮定に反論する材料を提出できなかったと判断し、前述の処分を科した。
また、クーバーに対してはケルンの連帯責任の下、オリンピアに5万1750ユーロ(約740万円)の賠償金を支払う処分と共に、4カ月間の出場停止処分が科された。
なお、ケルンは今シーズンここまでのブンデスリーガで降格圏と6ポイント差の13位に位置している。
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今回の問題は、ケルンが昨年1月にスロベニアのNKオリンピアに所属するスロベニア人FWヤカ・クーバー・ポトクニク(17)を引き抜いたのが発端。当時16歳だったクーバーは、ケルンにフリートランスファーで加入する前にオリンピアとの契約を解除。ただ、この契約解除に関してケルン側から選手サイドに不当な働きかけがあったとして、オリンピアは国際サッカー連盟(FIFA)に訴えを起こしていた。また、クーバーに対してはケルンの連帯責任の下、オリンピアに5万1750ユーロ(約740万円)の賠償金を支払う処分と共に、4カ月間の出場停止処分が科された。
ケルンは今回の判決を受け、国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)に対して上訴を行う意向。さらに、最終的な判決が下されるまで、罰則を一時的に停止するよう求めるとのことだ。
なお、ケルンは今シーズンここまでのブンデスリーガで降格圏と6ポイント差の13位に位置している。
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