低調な川崎FとC大阪、アグレッシブさ見せるもフィニッシュが決まらず痛み分け【明治安田J1第5節】

2023.03.18 17:58 Sat
18日、明治安田生命J1リーグ第5節の川崎フロンターレvs浦和レッズが等々力陸上競技場で行われ、0-0のゴールレスドローに終わった。

今シーズンはここまで共に1勝1分け2敗と苦しんでいる両チーム。今季2勝目を目指して雨の中での戦いとなった。

川崎Fは前節アルビレックス新潟に敗れた中、最終ラインを含めてケガ人が続出。5名を変更し、ケガの山村和也と大島僚太、そして佐々木旭、脇坂泰斗、宮代大聖が外れ、登里享平、チャナティップ、山田新、ジョアン・シミッチに、ジェフユナイテッド千葉から急遽復帰した田邉秀斗も先発に名を連ねた。
対するC大阪は前節サガン鳥栖相手に初勝利。鳥栖戦からはスタメンの変更はなし。香川真司はJリーグで初めて等々力のピッチに立つこととなり、2試合連続ゴールに期待が寄せられた。

試合はホームの川崎Fがテンポ良くボールを動かしてパスを繋ぎ、C大阪ゴールに迫っていく。C大阪は前からボールを奪いに行こうとするが、なかなかプレスがはまらず空回りしてしまう。
それでも18分に、C大阪がビッグチャンス。左サイドでパスを受けた山中がフリーでクロスを入れると、ボックス内にいた加藤もフリーでヘッド。しかし、精度を欠いてしまいゴールを越えていく。

さらに21分に、ハーフウェイライン付近でボールを奪うと、為田がドリブルで持ち出し、ボックス内からグラウンダーのクロス。これを中央で香川が受けるが、シュートまでに時間がかかりチャンスを逸してしまう。

互いにあまり決定機までは作れないなか、38分にC大阪がチャンス。山中のアーリークロスに対して毎熊が飛び込んでボックス内で合わせるが、わずかに枠を外れる。

後半に入っても互いに攻勢をかけながらも決定機まではいけず。それでも54分、再三崩す左サイドからのクロスを最後はフリーで毎熊がシュート。しかし、これは登里が体を張ってブロックする。

川崎Fはボールを保持しながら、外、中と様々な形でC大阪ゴールに迫っていくが、フィニッシュワークが上手くいかない。

C大阪は70分に香川と加藤を下げて、上門知樹、レオ・セアラを投入。すると、73分にビッグチャンス。後方へのロングボールに対して田邉の対応が遅れると、毎熊が競り合いながらもボックス内に入りシュート。しかし、危険を察知したGKチョン・ソンリョンがコースを消し、体でブロックする。

川崎Fも76分にチャナティップと山田を下げて、小林悠と宮代大聖を投入。攻撃の流れを変えにいくと86分、右サイドからの家長のクロスを相手がクリアも小林がそのボールに合わせてヘッド。しかし、GKキム・ジンヒョンがセーブする。

90分にも川崎Fはチャンス。右サイドからのFKからクロスを宮代がボックス内でヘッド。際どいコースに飛ぶが、左に外れていく。

後半アディショナルタイムには川崎Fがビッグチャンス。小林がオフサイドラインギリギリで抜け、最後は混戦の中で押し込んだかと思われたが、小林がわずかにオフサイド。ゴールとはならない。

最後までフィニッシュが決まらなかった両チームはゴールレスドロー。勝ち点1を分け合うこととなった。

川崎フロンターレ 0-0 セレッソ大阪

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