敵地でフルアムに完勝のアーセナルがリーグ5連勝! ジェズス復帰にトロサールがPL新記録樹立《プレミアリーグ》
2023.03.13 00:58 Mon
プレミアリーグ第27節、フルアムvsアーセナルが12日にクレイブン・コテージで行われ、アウェイのアーセナルが0-3で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は80分からプレーした。
激戦必至のダービーは、アウェイのアーセナルがボールを握ってホームのフルアムがミドルプレスで対応する形で進んでいく。70%近いボール保持率で相手を押し込み、アタッキングサードでのコンビネーションプレーで守備ブロック攻略を図るが、なかなかフィニッシュに至らない。
16分にはマルティネッリが左サイドでのジャカとのパス交換でボックス左に抜けだして右足のシュート。GKレノが弾いたボールがDFロビンソンに当たってゴールネットを揺らす。しかし、オウンゴールでの先制点かに思われたが、VARのレビューの結果、オフサイド判定でノーゴールとなった。
21分、左CKの場面でキッカーのトロサールが正確なクロスを入れると、ゴール前で競り勝ったガブリエウが渾身のヘディングシュートを叩き込んだ。
前回対戦に続くガブリエウのゴールで先手を奪ったアーセナルは完全に試合の流れを掌握。以降も畳みかける攻めでフルアムゴールに迫ると、26分にはジャカの長い持ち上がりからボックス左に抜け出したトロサールの左足クロスをゴール前で良いポジションを取っていたマルティネッリが頭で右隅へ流し込んだ。
この連続ゴールで一気にラクな展開となったアルテタのチームだが、動揺が見える相手に対して前半の内に試合を決めようと攻勢を継続。
35分にはショートカウンターからウーデゴール、トロサール、ジャカと鮮やかなパス交換で最後はゴール前に抜け出したジャカにビッグチャンスも、圧巻のチームプレーをゴールで完結できない。さらに、トロサール、マルティネッリにボックス内で2度の決定機が訪れるが、シュートを枠に飛ばせない。
それでも、攻守に相手を圧倒し続けた首位チームは、前半終了間際のアディショナルタイム3分にトーマスの中盤でのボール奪取から仕掛けたカウンターで3点目を奪取。
マルティネッリからパスを受けたボックス左のトロサールからの正確なクロスを、ファーで収めたウーデゴールが細かいボールタッチで中央に運んで左足の鋭いシュートを左隅へ叩き込み、サカとマルティネッリに続く今季プレミア2桁ゴールに到達。なお、アウェイゲームの前半だけで3アシストを達成したトロサールはプレミアリーグ記録を樹立することに。
前半だけで試合を決めたアーセナルは、後半立ち上がりにアンドレアス・ペレイラにゴールを脅かされたが、後半もきっちりゲームをコントロール。前がかるホームチームに対してロングカウンターから幾つか際どいシーンを作り出す。
以降は時間の経過と共にフルアムが一矢報いるゴールを目指して攻勢を強めていくと、ミトロビッチらにボックス内で幾度も決定機が訪れるが、GKラムズデールの好守や枠に嫌われてゴールが遠い。
一方、アーセナルのアルテタ監督は週明けのスポルティングを睨んだ戦い方にシフト。72分にサカとジンチェンコを下げてティアニー、ネルソン。77分にはアウェイサポーターが待ちわびたエースのジェズスをファビオ・ヴィエイラと共に投入。さらに、80分にはクローザーの冨安を送り込む。
85分には復帰したエースに早速の見せ場。ボックス右でファビオ・ヴィエイラからラストパスを受けたジェズスは右足のシュートを枠に飛ばすが、これは元同僚レノの好守に阻まれ、復帰戦を自ら祝うゴールとはならず。
それでも、相手の終盤の攻勢を危なげなく凌ぎ切ったアーセナルが、難敵とのダービーに完勝し、リーグ5連勝で5ポイント差での首位キープに成功した。
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前節、ネルソンの後半ラストプレー弾でボーンマスに劇的過ぎる逆転勝利を飾った首位のアーセナル。5ポイント差維持に成功したアルテタのチームだが、直近のヨーロッパリーグ(EL)ではスポルティングCPと敵地で2-2のドローに終わり、公式戦の連勝が「4」でストップした。7位のフルアムのホームに乗り込んだ中2日での一戦ではそのスポルティング戦から先発5人を変更。GKラムズデールやウーデゴール、負傷明けのトロサールらが復帰。また、長期離脱明けのガブリエウ・ジェズスがリーグ再開後初のベンチ入りを果たした。16分にはマルティネッリが左サイドでのジャカとのパス交換でボックス左に抜けだして右足のシュート。GKレノが弾いたボールがDFロビンソンに当たってゴールネットを揺らす。しかし、オウンゴールでの先制点かに思われたが、VARのレビューの結果、オフサイド判定でノーゴールとなった。
ファーストチャンスでの先制点奪取とはならなかったが、直後にもジャカのスライディングシュートでゴールに迫ったアウェイチームは、その勢いのままに正真正銘のゴールを奪う。
21分、左CKの場面でキッカーのトロサールが正確なクロスを入れると、ゴール前で競り勝ったガブリエウが渾身のヘディングシュートを叩き込んだ。
前回対戦に続くガブリエウのゴールで先手を奪ったアーセナルは完全に試合の流れを掌握。以降も畳みかける攻めでフルアムゴールに迫ると、26分にはジャカの長い持ち上がりからボックス左に抜け出したトロサールの左足クロスをゴール前で良いポジションを取っていたマルティネッリが頭で右隅へ流し込んだ。
この連続ゴールで一気にラクな展開となったアルテタのチームだが、動揺が見える相手に対して前半の内に試合を決めようと攻勢を継続。
35分にはショートカウンターからウーデゴール、トロサール、ジャカと鮮やかなパス交換で最後はゴール前に抜け出したジャカにビッグチャンスも、圧巻のチームプレーをゴールで完結できない。さらに、トロサール、マルティネッリにボックス内で2度の決定機が訪れるが、シュートを枠に飛ばせない。
それでも、攻守に相手を圧倒し続けた首位チームは、前半終了間際のアディショナルタイム3分にトーマスの中盤でのボール奪取から仕掛けたカウンターで3点目を奪取。
マルティネッリからパスを受けたボックス左のトロサールからの正確なクロスを、ファーで収めたウーデゴールが細かいボールタッチで中央に運んで左足の鋭いシュートを左隅へ叩き込み、サカとマルティネッリに続く今季プレミア2桁ゴールに到達。なお、アウェイゲームの前半だけで3アシストを達成したトロサールはプレミアリーグ記録を樹立することに。
前半だけで試合を決めたアーセナルは、後半立ち上がりにアンドレアス・ペレイラにゴールを脅かされたが、後半もきっちりゲームをコントロール。前がかるホームチームに対してロングカウンターから幾つか際どいシーンを作り出す。
以降は時間の経過と共にフルアムが一矢報いるゴールを目指して攻勢を強めていくと、ミトロビッチらにボックス内で幾度も決定機が訪れるが、GKラムズデールの好守や枠に嫌われてゴールが遠い。
一方、アーセナルのアルテタ監督は週明けのスポルティングを睨んだ戦い方にシフト。72分にサカとジンチェンコを下げてティアニー、ネルソン。77分にはアウェイサポーターが待ちわびたエースのジェズスをファビオ・ヴィエイラと共に投入。さらに、80分にはクローザーの冨安を送り込む。
85分には復帰したエースに早速の見せ場。ボックス右でファビオ・ヴィエイラからラストパスを受けたジェズスは右足のシュートを枠に飛ばすが、これは元同僚レノの好守に阻まれ、復帰戦を自ら祝うゴールとはならず。
それでも、相手の終盤の攻勢を危なげなく凌ぎ切ったアーセナルが、難敵とのダービーに完勝し、リーグ5連勝で5ポイント差での首位キープに成功した。
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