板倉フル出場のボルシアMG、PK失敗など多くの好機生かせずライプツィヒに敗戦《ブンデスリーガ》

2023.03.12 05:57 Sun
Getty Images
ボルシアMGは11日、ブンデスリーガ第24節でライプツィヒとのアウェイ戦に臨み、0-3で敗れた。ボルシアMGのDF板倉滉はフル出場している。
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前節フライブルク戦をゴールレスドローで終えた10位ボルシアMG(勝ち点30)は、板倉が[4-2-3-1]の右センターバックでスタメンとなった。4位ライプツィヒ(勝ち点42)に対し、自陣に引く入りとしたボルシアMGは6分、ショートカウンターからノイハウスが際どいシュートを浴びせた。さらに10分、テュラムが左サイドから仕掛けてボックス内へ。GK強襲のシュートを放った。
11分のピンチではCKの流れからヴェルナーに決定的なボレーを許すも、GKジッペルが好守で凌ぐ。

その後も守勢のボルシアMGだったが、33分にもテュラムに好機。だが、オルバンからボールを奪ってボックス内から放ったシュートは枠を捉えきれず。
カウンターから幾つか好機を作る思惑通りの試合運びを見せたボルシアMGは、迎えた後半開始5分にも先制のチャンス。ホフマンの右クロスからプレアがヘディングシュート。しかしわずかに枠を捉えきれず。

それでも51分、PKを獲得する。ホフマンがディフェンスライン裏を独走し、ボックスに侵入したところでラウムに倒された。だが、キッカーのプレアはシュートをGKブラシュヴィッヒに止められてしまう。

すると57分、ライプツィヒにゴールを許す。自陣でコネがボールロストを犯すと、そのままヴェルナーにボックス右からシュートを叩き込まれた。

さらに70分、プレアがボックス内のハイダラを倒してPKを献上。これをフォルスベリに決められてリードを広げられてしまった。

そして80分、CKからグヴァルディオルにゴールを許して万事休す。勝機がありながらも生かせなかったボルシアMGは3戦勝ちなしとなった。

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【ブンデス第10節プレビュー】三好、板倉、佐野が強豪勢と対戦

前節はシュツットガルトのDFチェイス・アンリが王者レバークーゼンに挑み、随所に好守を見せながらゴールレスドローに持ち込んだ。そしてMF堂安律のフライブルクとMF佐野海舟のマインツによる日本人対決は譲らずゴールレス決着となった。迎える第10節、MF三好康児のボーフムがレバークーゼンと、DF板倉滉のボルシアMGがライプツィヒと、佐野のマインツがドルトムントと対戦する。 まずは最下位ボーフム(勝ち点1)vs4位レバークーゼン(勝ち点16)。ボーフムは前節フランクフルト戦、屈辱の7失点大敗を喫した。三好は先発のチャンスを貰ったが、見せ場を作れず前半で交代となった。監督解任から2戦連続大敗と厳しい状況が続くが、三好は救世主となれるか。 対するレバークーゼンは前節シュツットガルト戦、優勢に進めながらも決定打を欠き、痛いゴールレスドローに終わった。そして火曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)では後半に崩れてリバプールの前に4失点完敗となった。なかなか結果が付いてこない状況の中、最下位に沈むボーフムには必勝としたい。 続いて2位ライプツィヒ(勝ち点20)vs9位ボルシアMG(勝ち点13)。ボルシアMGは前節ブレーメン戦、FWクラインディーストの3アシストで4-1と快勝し、ホーム戦3連勝とした。ブンデスリーガここ3試合2勝1分けと結果が付いてきている中、ドルトムント、CLセルティック戦と公式戦連敗で調子を落としているライプツィヒを叩くことはできるか。 そして13位マインツ(勝ち点10)vs5位ドルトムント(勝ち点16)。マインツは前節フライブルク戦、敵地でゴールレスドローに持ち込んだ。フル出場の佐野は引き続き攻守に献身的なプレーを続けている中、2列目に強烈な個を擁するドルトムントに対抗できるか。 対するドルトムントは前節ライプツィヒ戦、シャヒン監督の去就が危うかった中、2-1と逆転勝利。今季全勝のホームで勝負強さを見せた。そして火曜に行われたCLではやはり得意のホームでシュトゥルム・グラーツを退けた。今節は公式戦5連敗中の苦手アウェイ戦となるが、内弁慶を打破することはできるか。 ウニオン・ベルリンに快勝して首位を堅守したバイエルン(勝ち点23)は15位ザンクト・パウリ(勝ち点8)と対戦。バルセロナ戦完敗後、公式戦4連勝と立て直しに成功したが、格下ザンクト・パウリに勝ち切って代表ウィークに入れるか。 そしてチェイス・アンリがレギュラーの座を確保しつつある8位シュツットガルト(勝ち点13)は3位フランクフルト(勝ち点17)と対戦。シュツットガルトは前節レバークーゼン戦、守勢を耐えてゴールレスドローに持ち込んだ。ただ、水曜に行われたCLではアタランタ相手に0-2で押し切られた。この試合でも先発したチェイス・アンリは何度かディフェンスラインを上げ損なってオフサイドを取れずにいたが、対人面では問題なかった。フランクフルト戦ではベンチスタート予想となっているが、現在ブンデスで最もホットなFWマーモウシュとのマッチアップは見られるか。 マインツ戦では見せ場を作れなかった6位フライブルク(勝ち点16)のMF堂安律は7位ウニオン(勝ち点15)と対戦。勝ち点1差の相手との試合で今後上位を窺えるかの指標となりそうだ。 前節クラブ史上初のブンデス1部勝利を掴んだ17位ホルシュタイン・キール(勝ち点5)は10位ブレーメン(勝ち点12)と対戦。前節、今季初めて出場機会のなかった町野修斗は引き続きベンチからチャンスを窺うことになりそうだ。 ◆ブンデスリーガ第9節 ▽11/8(金) 《28:30》 ウニオン・ベルリンvsフライブルク ▽11/9(土) 《23:30》 ブレーメンvsホルシュタイン・キール マインツvsドルトムント ボーフムvsレバークーゼン ザンクト・パウリvsバイエルン 《26:30》 ライプツィヒvsボルシアMG ▽11/10(日) 《23:30》 アウグスブルクvsホッフェンハイム 《25:30》 シュツットガルトvsフランクフルト 《27:30》 ハイデンハイムvsヴォルフスブルク 2024.11.08 18:00 Fri

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