【J1注目プレビュー|第4節:神戸vs浦和】神戸は4連勝で首位キープへ、浦和も連勝で上昇気流に乗りたい

2023.03.11 10:55 Sat
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
©︎CWS Brains, LTD.
【明治安田生命J1リーグ第4節】
2023年3月11日(土)
14:00キックオフ
ヴィッセル神戸(1位/9pt) vs 浦和レッズ(12位/3pt)
[ノエビアスタジアム神戸]

◆スタートダッシュで4連勝へ【ヴィッセル神戸】

前節はホームでガンバ大阪を相手に4-0と圧勝。さらに大迫勇也、武藤嘉紀、酒井高徳と日本代表で世界とも戦った3人が揃い踏み。酒井は2ゴールの大暴れだった。
ミッドウィークのYBCルヴァンカップでは名古屋グランパス相手に0-2で敗戦。ターンオーバーという影響もあったが、3連勝で来た中では悔しい敗戦となった。

開幕4連勝を目指すチームにおいては悪い知らせも。DF菊池流帆は左ヒザ前十字じん帯損傷と診断され、全治約8カ月。シーズンがほぼ終了してしまう計算となってしまった。

武藤も前節腰を痛めており、今節の出場は不明。ただ、チームとしてはタイトな戦い方とアグレッシブな戦い方ができているだけに、ホームの後押しを背に4連勝と行きたいところだ。

★予想スタメン[4-3-3]
GK:前川黛也
DF:酒井高徳、山川哲史、本多勇喜、初瀬亮
MF:山口蛍、大﨑玲央、齊藤未月
FW:武藤嘉紀、大迫勇也、汰木康也
監督:吉田孝行

◆ホームで掴んだ白星、アウェイでも掴めるか【浦和レッズ】

前節は20年ぶりとなった駒場でのホーム開幕戦。セレッソ大阪にリードを許していた中、後半に2ゴールを奪って逆転勝利。3試合目で初白星を掴んだ。

新体制で迎えた中、開幕連敗と嫌なムードが漂ったが、しっかりホームで勝利。ミッドウィークのルヴァンカップではゴールレスドローに終わったが、選手を入れ替えた中ではまだ機能しないことも判明した。

好調な神戸に立ち向かう上で大事になるのは、やはりディフェンス。浦和が誇るアレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテンのセンターバックコンビがいかに立ち向かえるかだ。

徐々にチーム力も上がってきているが、完成度では完全に負けている状況。ただ、ハイプレスをかけてゴールに向かっていく真っ向勝負を挑み、連勝を収めたい。

★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:西川周作
DF:酒井宏樹、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、明本考浩
MF:伊藤敦樹、岩尾憲
MF:ダヴィド・モーベルグ、小泉佳穂、大久保智明
FW:興梠慎三
監督:マチェイ・スコルジャ



関連ニュース
thumb

【J1注目プレビュー|第6節:柏vs浦和】初勝利を目指す柏が4連勝狙う浦和を迎え撃つ、フィテッセ時代の同僚対決にも注目

【明治安田生命J1リーグ第6節】 2023年3月31日(金) 19:00キックオフ 柏レイソル(17位/2pt) vs 浦和レッズ(6位/9pt) [三協フロンテア柏スタジアム] ◆早くつかみたい今季初勝利【柏レイソル】 インターナショナル・マッチウィークの関係でリーグ戦は中断。しかし、その間に行われたYBCルヴァンカップではアビスパ福岡を相手に3-3のドロー。2点差を追いつかれての痛い引き分けとなった。 リーグ戦も開幕から5戦未勝利、3連敗中と全く良いところなし。ただ、ルヴァンカップでは新戦力のフロートが2ゴールと結果を残し、光を見せている。 フロートはかつてU-21オランダ代表としてもプレーし、オランダやデンマークで活躍。ストライカーとしての素質は群を抜いており、その結果をカップ戦では見せてくれた。 その勢いに乗ってリーグ戦でも初ゴールに期待がかかる状況。公式戦の今季初勝利が期待されるところだ。 システムも[3-3-2-2]に戻し、昨季までの慣れた形に。守備のリスク管理と、後方からのビルドアップで浦和に対抗していきたい。 ★予想スタメン[3-3-2-2] GK:守田達弥 DF:古賀太陽、土屋巧、田中隼人 MF:川口尚紀、高嶺朋樹、三丸拡 MF:マテウス・サヴィオ、小屋松知哉 FW:細谷真大、フロート 監督:ネルシーニョ ◆カップ戦は低調もリーグ戦4連勝へ【浦和レッズ】 開幕2連敗と苦しいスタートとなった浦和だが、その後は3連勝と良い状態で中断期間に入ることに成功。ルヴァンカップでは清水エスパルスに1-1の引き分けに終わった。 良い流れを作りたい浦和にとっては、引き分けたもののブライアン・リンセンがゴールを記録。ストライカーにゴールが生まれたことはプラスに捉えられる。 ただ、清水戦の内容は良くなく、しっかりとこの1週間で修正をしたいところ。未勝利の柏に初勝利を献上するわけにはいかない。 連係を高め、厚みのある攻撃を見せ始めていた浦和。ついに待望のゴールがFWに生まれたことで加速していきたいところ。リンセンがついに火を吹くのか気になるところだ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:西川周作 DF:酒井宏樹、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、明本考浩 MF:伊藤敦樹、岩尾憲 MF:関根貴大、小泉佳穂、大久保智明 FW:ブライアン・リンセン 監督:マチェイ・スコルジャ 2023.03.31 14:15 Fri
twitterfacebook
thumb

【J1注目プレビュー|第5節:浦和vs新潟】唯一無敗の新潟、古巣対決のキーマン2人が連勝の浦和に挑む

【明治安田生命J1リーグ第5節】 2023年3月18日(土) 15:00キックオフ 浦和レッズ(9位/6pt) vs アルビレックス新潟(8位/3pt) [浦和駒場スタジアム] ◆ホームで連勝を伸ばせるか【浦和レッズ】 開幕2連敗、今季も低調なシーズンになるかと不安もよぎったが、第3節でセレッソ大阪に勝利すると、前節は3連勝のヴィッセル神戸相手に0-1で勝利を収めて連勝となった。 これで成績はイーブン。チームは待望のストライカー、ギニア代表FWホセ・カンテも獲得。合流間も無く出番は不明だが、明るい材料と言える。 マチェイ・スコルジャ監督が就任した今季、まだまだ選手の中で理解度が足りているとは言えないが、徐々に形を見せ始めている。 その中でもチームを支えるのは、アレクダンサー・ショルツとマリウス・ホイブラーテンの屈強なCBコンビ。Jリーグ屈指ともそのうち言われるだろう2枚看板が後方で安定感を出すことで、攻撃を活性化させることができるはずだ。 パスを繋いでゴールへと突き進んでくる新潟相手に最終ラインがどう対応するか。ボランチに入る岩尾憲、伊藤敦樹、GK西川周作を含めた7名が守から攻で大きなキーマンとなるだろう。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:西川周作 DF:酒井宏樹、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、明本考浩 MF:伊藤敦樹、岩尾憲 MF:ダヴィド・モーベルグ、小泉佳穂、大久保智明 FW:興梠慎三 監督:マチェイ・スコルジャ ◆唯一の無敗チーム、勢いを持続したい【アルビレックス新潟】 前節はホームに川崎フロンターレを迎えての一戦。力のあるチームとの対戦で1-0と勝利し、ホームに歓喜をもたらせた。 これで4戦無敗、サンフレッチェ広島、そして川崎Fと昨季のトップ3から2勝をあげたことは大きな自信となっているはず。この勢いをしっかりと持続していきたいところだ。 そのチームを支えるのはMF伊藤涼太郎。川崎F戦でも見事なゴールを決めて今季すでに2ゴール。その伊藤が古巣に力を見せる時が来た。 作陽高校から浦和に入団した伊藤だが、選手層の厚い浦和では出番はほとんどなし。水戸ホーリーホック、大分トリニータへ武者修行に出たが、戻っても出番はなく2022年に新潟へとやってきた。 昨シーズンはJ2で全試合に出場し9ゴールを上げて優勝に貢献。そしてJ1でもしっかりと結果を残し、日本代表入りも期待されるほどだ。その伊藤が古巣相手に成長した姿を見せられるか。大きな注目が集まる。 また、守備ラインを支えるオーストラリア代表DFトーマス・デンも古巣対決に。攻守のキーマンが躍動してアウェイでの勝利を掴めるだろうか。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:小島亨介 DF:藤原奏哉、トーマス・デン、舞行龍ジェームズ、渡邊泰基 MF:高宇洋、島田譲 MF:太田修介、伊藤涼太郎、三戸舜介 FW:鈴木孝司 監督:松橋力蔵 2023.03.18 12:15 Sat
twitterfacebook
thumb

【J1注目プレビュー|第5節:名古屋vsFC東京】カギは中盤のデュエル、強度の高さで上回り勝利掴むのは

【明治安田生命J1リーグ第5節】 2023年3月18日(土) 14:00キックオフ 名古屋グランパス(2位/9pt) vs FC東京(5位/7pt) [豊田スタジアム] ◆指揮官とキーマンが古巣対決【名古屋グランパス】 前節はアウェイでの柏レイソル戦。チームは3ゴールを奪い、快勝を収めた。開幕4試合で3勝、首位と勝ち点で並ぶ2位につけている。 今シーズンの名古屋は、堅守にさらに磨きがかかっている状況。4試合で1失点という驚異の守備力に加え、課題だった得点力はキャスパー・ユンカーの存在もあり、解消されつつある。 今節の相手は難敵・FC東京。長谷川健太監督にとっての古巣であり、米本拓司、永井謙佑と古巣対決となる選手もいる。そしてその2人がポイントになるだろう。 中盤では米本と稲垣祥が見せる強度がポイント。いかにしてボールを奪い、前線へ配球するかというところがカギを握る。 そしてシャドーの位置に入る永井はリーグ戦で既に2ゴール。持ち前のスピードは攻守で生きるが、FC東京の守備陣を打ち破ることが期待される。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:ランゲラック DF:野上結貴、中谷進之介、藤井陽也 MF:森下龍矢、稲垣祥、米本拓司、和泉竜司 MF:マテウス・カストロ、永井謙佑 FW:キャスパー・ユンカー 監督:長谷川健太 ◆まずまずのスタートを加速させられるか【FC東京】 前節はホームに横浜FCを迎えて3-1と快勝。2試合遠ざかっていた勝利をホームで手にした。 これでホームは2連勝だが、アウェイではまだ白星がない状態。早いところアウェイの地でも歓喜に沸きたいところだ。 アグレッシブな戦いを見せる中で今季のFC東京が見せる良さは強度の高さ。U-20日本代表の活動で不在の松木玖生が抜けることが不安視されたが、その不安は今の所杞憂に終わっている。 今季加入の小泉慶が中盤の守備を締め、インサイドハーフでも高い強度を見せてカギを握ることに。東慶悟がアンカーでゲームをコントロールできるのも小泉あって。相棒を務める塚川孝輝、寺山翼らも強度の高い守備を見せている。 今節は中盤でのデュエルが試合のカギを握ることが予想され、いかに良い形でボールを奪って前線へと繋げるか。激しい攻防が期待される。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ヤクブ・スウォビィク DF:長友佑都、木本恭生、森重真人、バングーナガンデ佳史扶 MF:小泉慶、東慶悟、塚川孝輝 FW:仲川輝人、ディエゴ・オリヴェイラ、アダイウトン 監督:アルベル 2023.03.18 11:15 Sat
twitterfacebook
thumb

【J1注目プレビュー|第5節:横浜FMvs鹿島】上位窺う“オリジナル10”対決、カギはビルドアップの攻守

【明治安田生命J1リーグ第5節】 2023年3月18日(土) 14:00キックオフ 横浜F・マリノス(6位/7pt) vs 鹿島アントラーズ(4位/7pt) [日産スタジアム] ◆まだまだ磨けるビルドアップ【横浜F・マリノス】 前節は北海道コンサドーレ札幌のマンツーマンマークの前にハマってしまい、上手く攻撃の形を作れないでいると、ミスも絡んで敗戦となった。 団子状態ではあるが順位は6位。連覇に向けて、シーズン序盤から勝ち点を落としていきたくないところだ。 課題は明白。後方からのビルドアップだろう。札幌には完敗を喫し、まだまだビルドアップを磨かなければいけないということ。うまく相手をズラしてゴール前に運べなければ、自慢の攻撃陣も機能するはずがない。 王者ということもあり当然周りはその特徴を消しにくることが考えられ、札幌が示した戦い方は大きなヒントにもなる。よりコレクティブな守備をされた際にどうやってボールを運び出すのか。選手の大半は継続してプレーしているだけに、より精度を上げて圧倒していきたいところ。オリジナル10対決でも遅れを取るわけにはいかない。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:一森純 DF:松原健、畠中槙之輔、角田涼太朗、永戸勝也 MF:喜田拓也、西村拓真、渡辺皓太 FW:水沼宏太、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ケヴィン・マスカット ◆システムを変えて王者を封じられるか【鹿島アントラーズ】 前節はホームでのアビスパ福岡戦。互いに激しさを見せた展開となったが、ゴールは生まれずにゴールレスドローとなった。 ただ、鹿島は前半の早い段階で佐野海舟が退場。数的不利の中でも相手ゴールに迫るなど、戦えることは証明した。 また、昌子源が復帰後初出場。植田直通とのCBコンビ復活となり、堅い守備を見せて福岡の攻撃を封じることに。今節はより攻撃力のある横浜FMが相手だ。 佐野が不在となるためにアンカーが不在。前に出ていたディエゴ・ピトゥカと樋口雄太がダブルボランチを組む昨季のようなシステムになるだろう。いかにして横浜FMのパスサッカーを封じるかがポイントとなる。 ハイプレスは今季も継続し、札幌の戦い方を参考にする可能性は高い。マンツーマン気味のプレスで相手のビルドアップを封じ、素早くゴールに向かえるか。鹿島の真価が試されることになりそうだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:早川友基 DF:常本佳吾、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:ディエゴ・ピトゥカ、樋口雄太 MF:藤井智也、土居聖真、知念慶 FW:鈴木優磨 監督:岩政大樹 出場停止:佐野海舟 2023.03.18 10:40 Sat
twitterfacebook
thumb

【J1注目プレビュー|第4節:湘南vs京都】今季無敗の湘南、よく知る曺貴裁監督との対戦で成長を見せられるか

【明治安田生命J1リーグ第4節】 2023年3月12日(日) 15:00キックオフ 湘南ベルマーレ(6位/5pt) vs 京都サンガF.C.(11位/3pt) [レモンガススタジアム平塚] ◆進化した姿を見せつけられるか【湘南ベルマーレ】 開幕から3試合、しっかりと得点を奪えている湘南は1勝2分けとまずまずのスタートを切った。 ミッドウィークの浦和レッズとのYBCルヴァカップは0-0のドロー。3試合連続の引き分けは、プラスにもマイナスにも捉えられる状況だ。 今シーズンの湘南は、これまでの縦に速いスタイルは継続しながらも、しっかりとボールを繋いで攻撃を展開できる強みを持っている。この3連続ドローはどの試合も勝つチャンスがあった。リーグ戦2試合についてはリードを追いつかれるという勝負弱さも見えているが、それでも負けずにきている。 ポイントはいかにゴールを奪えるか。チャンスを生かしていれば、という状況を減らすことで、積み上がる勝ち点も大きく変わってくる。 よく知る曺貴裁監督に進化した姿を見せられるかに注目だ。 ★予想スタメン[3-3-2-2] GK:ソン・ボムグン DF:舘幸希、大岩一貴、杉岡大暉 MF:石原広教、永木亮太、畑大雅 MF:小野瀬康介、平岡大陽 FW:町野修斗、阿部浩之 監督:山口智 ◆復調傾向、リーグ戦連勝へ【京都サンガF.C.】 開幕2連敗、ゴールが遠く元気のなかった京都だが、前節はFC東京相手にプレスが決まり、2-0で初勝利を収めた。 昨シーズンも残留を最後まで争っただけに、早いところで勝利が欲しかったはずだが、一安心。ミッドウィークのルヴァンカップでもガンバ大阪に1-3と完敗を喫したものの、攻撃面ではプラス材料も見られた。 曺貴裁監督としてはよく知る古巣との対決。ただ、進化しているのは相手だけではない。しっかりとした運動量をベースに、ハードワークを続けて主導権を握り切れるか。FC東京戦のような連動したプレスでハメていきたいところだ。 プレスでハメに行けるのか、いなされずにペースを掴めるのか。京都も進化したところを見せたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:若原智哉 DF:白井康介、井上黎生人、麻田将吾、佐藤響 MF:福岡慎平、川崎颯太、武田将平 FW:山田楓喜、パトリック、木下康介 監督:曺貴裁 2023.03.12 11:45 Sun
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly