ブラント4戦連発のドルトムントが公式戦9連勝! 両守護神躍動の接戦制して暫定首位浮上《ブンデスリーガ》
2023.02.26 01:32 Sun
ブンデスリーガ第22節、ホッフェンハイムvsドルトムントが25日にライン・ネッカー・アレーナで行われ、アウェイのドルトムントが0-1で勝利した。
開始直後の4分にロイスのショートスルーパスに反応したバイノー=ギテンスがいきなり際どい枠内シュートを放ったドルトムント。以降もボールの主導権を握って早い時間帯の先制ゴールを目指していく。
ただ、4連敗中とは思えない球際での強度と粘りを見せるホームチームの守備に手を焼き、以降はなかなか決定機まで持ち込めない。逆に、相手が狙うシンプルなクロスやセットプレーからピンチを迎える場面も。
すると、前半終盤にかけてドルトムントは攻勢を強める。33分、右サイドのヴォルフからのクロスをボックス中央で収めたアラーが鋭い反転シュート。さらに、このプレーで得た右CKの流れからゴール前のアラーが続けて決定的なシュートを放つが、いずれもGKバウマンの好守に遭う。
その後もジャンの強烈なミドルシュートなどでゴールを予感させる仕掛けを続けるアウェイチームは43分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのロイスがゴールへ向かう鋭いボールを入れると、ニアにタイミング良く走り込んだブラントが身体をかがめて背中でコースを変えたボールがゴールネットを揺らした。
リーグ4試合連続となったブラントの珍しい背中によるゴールで先制に成功したドルトムントだが、後半は押し込まれる立ち上がりに。何とか守勢を凌いだ56分にはボックス右からヴォルフがニア上を抜く強烈なシュートを突き刺す。だが、オンフィールド・レビューによってカウンターの起点となった守備でベブに対するDFシュロッターベックのファウルが取られてゴールは取り消しに。
これによって試合の興味が繋がると、以降はよりオープンな展開に。その中で両守護神が存在感を示す。
ホッフェンハイムはクラマリッチのミドルシュートや、左サイドからドリブルで切り込んだバウムガルトナーが続けて際どいシュートを枠に飛ばすが、これをドルトムントGKコベルがビッグセーブ。一方のドルトムントはロイスとのコンビネーションからラファエル・ゲレイロ、ボックス手前からベリンガムが鋭いシュートを放つが、いずれもGKバウマンの好守に阻まれた。
両守護神の奮闘で最少得点差での拮抗した展開のまま試合は終盤に突入。互いに前線を中心に積極的な交代策で流れに変化を加えようと試みる。
アラーやロイスを下げてエズジャン、フンメルスの投入で逃げ切りに態勢に入ったアウェイチームは、最後までバウマンから2点目を奪い切れなかったが、1-0のスコアで試合をクローズ。公式戦9連勝を達成したテルジッチのチームが、暫定首位に浮上した。
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前節、ヘルタ・ベルリンに4-1の快勝を収めて公式戦8連勝を達成した2位のドルトムント。今節、勝ち点43で並ぶ首位のバイエルンと3位のウニオン・ベルリンの上位決戦が控える中、15位のホッフェンハイムを相手に9連勝での暫定首位浮上を狙った。ヘルタ戦からは先発5人を変更。負傷離脱のアデイェミ、リエルソンらがメンバーを外れた一方、アラーやベリンガム、ジューレといった主力がスタメンに復帰した。ただ、4連敗中とは思えない球際での強度と粘りを見せるホームチームの守備に手を焼き、以降はなかなか決定機まで持ち込めない。逆に、相手が狙うシンプルなクロスやセットプレーからピンチを迎える場面も。
前半半ばを過ぎても拮抗した展開が続く中、ホッフェンハイムにアクシデント発生。ロイスとの接触プレーの際に足を痛めたオザン・カバクがプレー続行不可能となり、ビカクチッチがスクランブル投入された。
すると、前半終盤にかけてドルトムントは攻勢を強める。33分、右サイドのヴォルフからのクロスをボックス中央で収めたアラーが鋭い反転シュート。さらに、このプレーで得た右CKの流れからゴール前のアラーが続けて決定的なシュートを放つが、いずれもGKバウマンの好守に遭う。
その後もジャンの強烈なミドルシュートなどでゴールを予感させる仕掛けを続けるアウェイチームは43分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのロイスがゴールへ向かう鋭いボールを入れると、ニアにタイミング良く走り込んだブラントが身体をかがめて背中でコースを変えたボールがゴールネットを揺らした。
リーグ4試合連続となったブラントの珍しい背中によるゴールで先制に成功したドルトムントだが、後半は押し込まれる立ち上がりに。何とか守勢を凌いだ56分にはボックス右からヴォルフがニア上を抜く強烈なシュートを突き刺す。だが、オンフィールド・レビューによってカウンターの起点となった守備でベブに対するDFシュロッターベックのファウルが取られてゴールは取り消しに。
これによって試合の興味が繋がると、以降はよりオープンな展開に。その中で両守護神が存在感を示す。
ホッフェンハイムはクラマリッチのミドルシュートや、左サイドからドリブルで切り込んだバウムガルトナーが続けて際どいシュートを枠に飛ばすが、これをドルトムントGKコベルがビッグセーブ。一方のドルトムントはロイスとのコンビネーションからラファエル・ゲレイロ、ボックス手前からベリンガムが鋭いシュートを放つが、いずれもGKバウマンの好守に阻まれた。
両守護神の奮闘で最少得点差での拮抗した展開のまま試合は終盤に突入。互いに前線を中心に積極的な交代策で流れに変化を加えようと試みる。
アラーやロイスを下げてエズジャン、フンメルスの投入で逃げ切りに態勢に入ったアウェイチームは、最後までバウマンから2点目を奪い切れなかったが、1-0のスコアで試合をクローズ。公式戦9連勝を達成したテルジッチのチームが、暫定首位に浮上した。
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