【明治安田生命J1リーグ第2節】
2023年2月25日(土)
14:00キックオフ
横浜F・マリノス(4位/3pt) vs 浦和レッズ(16位/0pt)
[日産スタジアム]
◆ホーム開幕戦、ポイントはビルドアップ【横浜F・マリノス】
開幕戦では見事に川崎Fを撃破し、最高のスタートを切った王者・横浜FM。ホーム開幕戦では難敵・浦和を迎えることとなる。
相手ミスにつけ込んだ西村拓真の先制点、そしてエウベルの追加点と、今シーズンもその攻撃力は健在。ただ、内容としてはもっと向上させることができるものだった。
より練度が求められる戦いとなる中で、良いビルドアップができるか、いかに選手が動いてスムーズにボールを回せるかが重要。より攻撃の精度を上げていけるかが連覇に向けても重要なカギとなるだろう。
開幕連勝に向けては、浦和のハイプレスをどういなすのか。前からくる相手はむしろお得意様。しっかりとスピードを上げてパスを繋ぎ、相手の最終ラインを破壊していきたい。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:オビ・パウエル・オビンナ
DF:松原健、畠中槙之輔、角田涼太朗、永戸勝也
MF:喜田拓也、西村拓真、渡辺皓太
FW:水沼宏太、アンデルソン・ロペス、エウベル
監督:ケヴィン・マスカット
◆ハイプレスはどこまで通用するか【浦和レッズ】
開幕戦ではFC東京を相手に2-0で敗戦。非常に厳しい試合となってしまった。
マチェイ・スコルジャ監督を迎えた今シーズン。浦和が標榜するサッカーの1つはハイプレス。キックオフと同時にプレスをかけていき、ショートカウンターで一気にゴールを奪おうというものだ。
前半はその戦い方がハマっていた一方で、フィニッシュワークには大きな課題が。ゴールに向かい過ぎるあまり、効果的な攻撃ができたとは言えなかった。
後半も同様の展開が続くが、攻撃面での稚拙さが裏目に。エネルギーの問題もあったのか、一気に失速し強度が落ちると、FC東京の圧力の前に耐えられずに2失点。片鱗は見せたものの、ゲームコントロールという点では大きな課題が露呈することとなった。
アウェイ連戦となる中で、ハイプレスというスタイルは変わらない。ただ、相手はその対応にも慣れている横浜FM。リスクマネジメントも非常に重要な戦いとなりそうだ。
★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:西川周作
DF:馬渡和彰、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、明本考浩
MF:伊藤敦樹、岩尾憲
MF:ダヴィド・モーベルグ、小泉佳穂、大久保智明
FW:ブライアン・リンセン
監督:マチェイ・スコルジャ
