コマンの恩返し弾でバイエルンが敵地でのPSG戦を制し先勝、途中出場ムバッペは幻弾《CL》
2023.02.15 07:05 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、パリ・サンジェルマンvsバイエルンが14日に行われ、0-1でバイエルンが先勝した。
ユベントスやベンフィカが同居したグループを4勝2分けの2位で通過したPSGは、メッシとムバッペが復帰。ムバッペはベンチスタートとなったが、メッシはネイマールと2トップを形成した。
一方、バルセロナやインテルが同居した死のグループを全勝の首位で通過したバイエルンは、3バックを採用。最前線にチュポ=モティング、2シャドーにムシアラとサネを起用した。
フラットな[4-4-2]で構えるPSGに対し、バイエルンがポゼッションする展開で立ち上がっていく。押し込むバイエルンはカンセロとコマンの両サイドを使って揺さぶりにかかるも、決定機を演出するには至らない。前半終盤の43分、キミッヒがミドルシュートでオンターゲットを記録したが、GKドンナルンマにセーブされた。
結局、球際の局面では厳しい攻防が繰り広げられたものの、PSGがリスクを冒さなかった前半はゴールレスで終了した。
そのPSGが前半とは一転して攻めに出るも、先制したのはバイエルン。53分、後半から投入されていたアルフォンソ・デイビスの左クロスをファーサイドのコマンがボレーで蹴り込んだ。
コマンの恩返し弾を食らったPSGはムバッペを投入。3トップに右からメッシ、ネイマール、ムバッペと並べた。
しかし63分、バイエルンが追加点に迫る。右サイドをムシアラが突破してボックス内へ。クロスを送りチュポ=モティングが枠内シュートを放ったが、GKドンナルンマのファインセーブに阻まれた。さらに直後のCKからパヴァールの放ったヘディングシュートも枠を捉えるも、ここもGKドンナルンマの好守に阻止される。
守護神に救われたPSGは73分に同点のチャンス。ムバッペが快速を飛ばしてボックス左へ。GKと一対一となったが、シュートはゾマーにセーブされた。
そして82分には同点に追いつきかける。ネイマールのスルーパスでボックス左に侵入したメンデスが深くえぐってクロスを送ると、最後はムバッペが押し込んだ。しかしメンデスのポジションがオフサイドでVARの末にノーゴールに。
さらに84分、メンデスが左サイドを突破したプレーからメッシがフィニッシュ。だが、ゴール前のパヴァールにカットされてしまった。
最終盤にかけてもPSGが攻勢をかけ、追加タイムにはパヴァールが2枚目のイエローカードを受けたバイエルンだったが、1-0で逃げ切り。敵地での1stレグを制している。
ユベントスやベンフィカが同居したグループを4勝2分けの2位で通過したPSGは、メッシとムバッペが復帰。ムバッペはベンチスタートとなったが、メッシはネイマールと2トップを形成した。
一方、バルセロナやインテルが同居した死のグループを全勝の首位で通過したバイエルンは、3バックを採用。最前線にチュポ=モティング、2シャドーにムシアラとサネを起用した。
結局、球際の局面では厳しい攻防が繰り広げられたものの、PSGがリスクを冒さなかった前半はゴールレスで終了した。
直接FKのシュート1本に終わった前半を受けてPSGはハキミに代えてキンペンベを投入。バイエルンに合わせて3バックに変更した。
そのPSGが前半とは一転して攻めに出るも、先制したのはバイエルン。53分、後半から投入されていたアルフォンソ・デイビスの左クロスをファーサイドのコマンがボレーで蹴り込んだ。
コマンの恩返し弾を食らったPSGはムバッペを投入。3トップに右からメッシ、ネイマール、ムバッペと並べた。
しかし63分、バイエルンが追加点に迫る。右サイドをムシアラが突破してボックス内へ。クロスを送りチュポ=モティングが枠内シュートを放ったが、GKドンナルンマのファインセーブに阻まれた。さらに直後のCKからパヴァールの放ったヘディングシュートも枠を捉えるも、ここもGKドンナルンマの好守に阻止される。
守護神に救われたPSGは73分に同点のチャンス。ムバッペが快速を飛ばしてボックス左へ。GKと一対一となったが、シュートはゾマーにセーブされた。
そして82分には同点に追いつきかける。ネイマールのスルーパスでボックス左に侵入したメンデスが深くえぐってクロスを送ると、最後はムバッペが押し込んだ。しかしメンデスのポジションがオフサイドでVARの末にノーゴールに。
さらに84分、メンデスが左サイドを突破したプレーからメッシがフィニッシュ。だが、ゴール前のパヴァールにカットされてしまった。
最終盤にかけてもPSGが攻勢をかけ、追加タイムにはパヴァールが2枚目のイエローカードを受けたバイエルンだったが、1-0で逃げ切り。敵地での1stレグを制している。
パリ・サンジェルマンの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
パリ・サンジェルマンの人気記事ランキング
1
ラビオが古巣PSGから卑劣チャント「亡くなった父親を侮辱するなんて…」、マルセイユは訴訟へ
マルセイユのフランス代表MFアドリアン・ラビオが古巣パリ・サンジェルマン(PSG)のサポーターから侮辱を受け、自身のSNSでPSGを非難した。 ラビオは16日にパルク・デ・プランスで行われたリーグ・アン第26節PSG戦に先発。フル出場していたが、PSGサポーターが陣取るスタンドで自身と家族に対する侮辱を示す横断幕が掲げられていた。 パリ出身で2012年から2019年までPSGに在籍して活躍した中、ユベントスを経てライバルクラブのマルセイユに移籍したことに腹を立てた一部サポーターによる暴挙だったが、ラビオはSNSで次のようにコメントした。 「母親と亡くなった父親を侮辱するなんて…。いつかは全てを償わなければならない。天国に持っていくことはできない。ナセル(PSG会長)、世界中のお金、それ以上を持っていたとしても品格は買えない」 また、マルセイユも今回の件を受け「PSGとの試合で観客席に掲げられた横断幕や侮辱的、人種差別的チャントを可能な限り強い言葉で非難する。そしてラビオの家族を標的とした個人攻撃は卑劣で容認できない。ラビオの家族に対する全面的なサポートと最大限の連帯を提供したい。彼らがXに対して起こした訴訟に加わることを発表する」と声明を出し、PSGのウルトラスを痛烈に非難した。 2025.03.18 12:00 Tue2
デンベレの3戦連発弾など“ル・クラスィク”を制したPSGがマルセイユに4季連続のシーズンダブル!【リーグ・アン】
リーグ・アン第26節のパリ・サンジェルマン(PSG)vsマルセイユの“ル・クラスィク”が16日にパルク・デ・プランスで行われ、3-1でPSGが勝利した。 ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのリバプール戦を1-0で勝利し、PK戦の末にベスト8進出を決めた首位PSG(勝ち点65)。 ルイス・エンリケ監督はその試合から先発を3人変更。バルコラ、ジョアン・ネヴェス、マルキーニョスに代えてドゥエ、ザイール=エメリ、ベラウドを起用。3トップにドゥエ、デンベレ、クワラツヘリアを並べた[4-3-3]で試合に臨んだ。 前節RCランスに劇的被弾で敗れた2位マルセイユ(勝ち点49)に対し、PSGは17分にスコアを動かす。GKドンナルンマのロングキックをクワラツヘリアが頭で繋ぐと、これを受けたファビアン・ルイスのスルーパスでDFの裏に抜け出したデンベレが飛び出したGKを冷静にかわしシュートをゴール左に突き刺した。 その後は先制を許したマルセイユが反撃に出るが、なかなかチャンスまで持ち込めずに時間が経過。 すると42分、王者が再びネット揺らす。中盤右サイドでボールを受けたハキミのミドルパスでDFの裏に抜け出したファビアン・ルイスがボックス右から侵入。最後は折り返しをメンデスがすべり込みながら合わせると、GKルジが反応するも弾ききれず、ボールはゴールに吸い込まれた。 2-0で前半を終えたPSGだったが、後半立ち上がりにミスから失点を許す。51分、GKルジのロングキックを中盤でカットしたメンデスが不用意にバックパスしたところをラビオに奪われると、飛び出したGKをかわしボックス右まで侵攻。最後は折り返しをグイリが難なくゴールに流し込んだ。 1点差とされたPSGは60分、ヴィティーニャのサイドチェンジを左サイドで受けたデンベレがドリブルでボックス左から侵入。カットインから右足を振り抜いたが、コントロールショットは右ポストを直撃した。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、再びスコアを動かしたのはPSG。76分、ベラウドのロングフィードで右サイドを駆け上がったハキミがクロスを供給すると、これがDFリロラのオウンゴールを誘発した。 結局、試合はそのまま3-1でタイムアップ。3発完勝の王者PSGがマルセイユに4シーズン連続のシーズンダブルを達成した。 PSG 3-1 マルセイユ 【PSG】 ウスマーヌ・デンベレ(前17) ヌーノ・メンデス(前42) OG(後31) 【マルセイユ】 アミーヌ・グイリ(後6) 2025.03.17 07:15 Mon3
韓国代表に痛手、イ・ガンインが足首負傷で離脱…25日にはW杯出場権を争う2位ヨルダンと直接対決
2026年北中米ワールドカップ(W杯)の出場を目指す韓国代表だが、MFイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)が離脱することとなった。 韓国はグループBを戦っており、中東勢との難しい戦いを強いられた中で7試合を終えて勝ち点15の首位に立っている。 2位のヨルダン代表、3位のイラク代表との勝ち点差は「3」となっており、最後まで行方がわからない状況。25日には2位のヨルダンとの直接対決を控えている。 20日に行われたオマーン代表戦では1-1のドローに終わった韓国だが、イ・ガンインが試合終了間際に負傷。左足首を負傷してしまった。 韓国『聯合ニュース』によれば、ホン・ミョンボ監督はイ・ガンインについて「検査の結果、負傷は懸念していたほど深刻ではないことが分かった」とコメント。2週間程度の離脱になるとのことだ。 なお、ペク・スンホ(バーミンガム・シティ)、チョン・スンヒョン(アル・ワスル)も負傷により欠くことに。簡単ではない状況の韓国は中盤の才能を欠くことになるが、どんな結末となるだろうか。 2025.03.23 23:40 Sun4
元仏代表FWガメイロが37歳で現役引退…セビージャ&アトレティコで通算4度のEL制覇
元フランス代表FWケヴィン・ガメイロ(37)が現役引退を発表した。 昨シーズン限りでストラスブールを退団し、フリーの状況が続いていたガメイロは『beIN Sports』のインタビューでスパイクを脱ぐ決断を下したと明かした。 「最後にフットボールをプレーしてから6~8カ月が経ち、決断を下さなければならない。僕は幸運にも非常に良いキャリアを積むことができた。これは冒険の終わりであり、新しい人生の始まりだ。これが自分のキャリアを終える最良の方法だったんだ。あと1~2年は続けたいという気持ちはあったけど、続けるのにふさわしいプロジェクト、ふさわしいクラブを見つけられなかったんだ」 ストラスブールの下部組織出身で、ロリアン、パリ・サンジェルマン(PSG)とフランス国内でプレー。その後スペインに渡り、セビージャ、アトレティコ・マドリー、バレンシアでのプレーを経験。2021年夏に古巣ストラスブールへ復帰し、昨季終了までプレーしていた。 クラブキャリアを通じてはリーグ・アン305試合101ゴールを含め、公式戦715試合240ゴールを記録。フランス代表でも通算13試合3ゴールの数字を残した。 セビージャではヨーロッパリーグ3連覇に貢献し、アトレティコでも同タイトルを獲得。PSGでもリーグ・アン優勝、バレンシアでコパ・デル・レイ制覇を経験していた。 2025.03.18 16:10 Tue5