ラツィオとの上位対決を快勝で制したアタランタが3位浮上《セリエA》

セリエA第22節、ラツィオvsアタランタが11日に行われ、0-2でアタランタが快勝した。

4位ラツィオ(勝ち点39)と5位アタランタ(勝ち点38)による上位対決。

ラツィオはインモービレ、フェリペ・アンデルソン、ザッカーニの3トップで臨み、アタランタはホイルンドとルックマンの2トップで臨んだ。
ラツィオがボールを持つ流れで立ち上がった中、7分にアタランタがコープマイネルスのミドルシュートでゴールに迫る。

ここからアタランタが攻勢を強め、ザッパコスタやハテブールがシュートを浴びせていった。さらに21分にはルックマンのミドルシュートがディフレクトして枠を捉えたが、GKプロペデルのファインセーブに阻まれた。それでも23分にアタランタが押し切る。ボックス左からザッパコスタが見事なコントロールシュートでゴール右上を捉えた。その後もアタランタが攻め立てると、35分にはホイルンドが右足ミドルで追加点に迫った。

劣勢のラツィオは43分、ディムスティのミスパスをカットしたザッカーニが強烈なミドルシュートで枠を捉えるもGKムッソの好守に阻まれ、1点ビハインドのまま前半を終えた。

迎えた後半、開始3分にラツィオに同点の好機。ゴール前で混戦となった流れの中でボックス中央のインモービレがシュート。だが、GKムッソにセーブされた。

対するアタランタも1分後に追加点のビッグチャンス。ロングカウンターの流れからスピードに乗ったホイルンドがDFをぶっちぎってGKと一対一に。しかしシュートはプロペデルにセーブされた。

それでも65分、アタランタが強力2トップで追加点を奪いきる。ショートカウンターに転じた流れからボックス左に侵入したルックマンがクロス。ゴール前に走り込んでいたホイルンドが難なく押し込んだ。

終盤にかけてはアタランタがラツィオに何もさせず2-0で快勝。ラツィオ、ローマをかわして3位に浮上している。