格下レッチェ相手に決め手欠いたローマが痛恨ドロー…《セリエA》

2023.02.12 04:12 Sun
Getty Images
セリエA第22節、レッチェvsローマが11日にスタディオ・ヴィア・デル・マーレで行われ、1-1のドローに終わった。
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ローマは前節、エンポリに2-0の快勝を収めて公式戦連敗をストップ。首位のナポリを除く上位陣の取りこぼしを生かし、3位に浮上した。週明けにレッドブル・ザルツブルクとのヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントのプレーオフ初戦を控える中、14位のレッチェを相手に連勝を狙った。なお、モウリーニョ監督はエンポリ戦と全く同じスタメンを採用した。勢いを持ってアウェイゲームに入ったローマだが、出ばなを挫かれる。開始7分、レッチェの右CKの場面でクロスに対してバスケロットと競ったイバニェスの頭に当たったボールがゴール左に吸い込まれた。
不運なオウンゴールによって先制を許したローマはすぐさま反撃を開始。15分にエイブラハムのラストパスに抜け出したエル・シャーラウィがGKと一対一となる決定機を作る。

これはGKの好守に阻まれるが、このプレーで得た左CKの場面で相手MFガブリエウがクロスに対してハンドを犯してPKを獲得。キッカーのディバラが冷静に右隅へ蹴り込んで17分の同点ゴールとした。
ここから畳みかけたいジャッロロッシだが、球際の局面でしっかりと戦うレッチェに苦戦。以降は中盤での潰し合いが目立つ展開に持ち込まれる。それでも、前半終盤にかけてリズムを掴むと、42分とアディショナルタイムにボックス内のエイブラハムに続けて決定機。だが、いずれも枠を捉えた決定的なシュートはGKファルコーネのビッグセーブに阻まれた。

1-1のイーブンで試合を折り返したローマは、後半も立ち上がりに決定機。50分、ペッレグリーニのFKからゴール前のエイブラハムがヘディングシュートを枠の左隅へ飛ばすが、これもGKファルコーネの好守に阻まれる。

時おり相手が狙うロングカウンターに晒されるものの、主導権を握って攻勢を続けるアウェイチーム。ただ、粘る相手守備に対して、ディバラやペッレグリーニといった名手のプレーに弱冠の乱れが生じ、最後のところでうまくいかない。

レッチェが積極的な選手交代でプレー強度を維持し、以降も試合の均衡が保たれる中、ローマは80分過ぎに2枚替えを敢行。マティッチとエイブラハムを下げ、ベロッティと共に昨年8月以来の復帰となるワイナルドゥムを投入。さらに、88分にはペッレグリーニを諦めソルバッケンをピッチへ送り込んだ。

5分が加えられたアディショナルタイムに試合を決めるゴールを目指したローマだが、ホームチームにうまく時計を進められて最後の見せ場を作れぬままタイムアップを迎えた。

格下レッチェ相手に決め手を欠いたローマは、熾烈なトップ4争いにおいて痛恨の勝ち点逸となった。

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