バルセロナ帰還の可能性拭えず? ラツィオが35歳ペドロとの契約延長を急ぐ

2023.02.10 16:55 Fri
Getty Images
ラツィオの元スペイン代表FWペドロ(35)は来季以降の去就が不確定のようだ。イタリア『football news24』が伝えている。

下部組織時代から過ごしたバルセロナでプロデビューし、チェルシー、ローマ、ラツィオと渡り歩いてきたペドロ。3カ国で積み上げたクラブキャリア通算出場数は652試合を数え、173得点107アシストを誇る。

そんなペドロも今年で36歳となるが、スタメン出場を中心に今季の公式戦26試合で5得点5アシストと、ラツィオの重要戦力に変わりはなし。今季限りとなっている契約を巡っては、昨年12月にクラブの会長が「ペドロの1年延長オプションを行使済み」と公にしていた。
だが、この発言は真実ではないとの見方も。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ペドロと代理人は数週間前にラツィオから提案された延長オファーのドラフトに概ね満足するも、契約締結には至っていないという。

また、以前から時折囁かれる「今季終了後に古巣バルセロナへ帰還する」という噂は少なからず可能性があるようで、ラツィオとしては一刻も早く契約延長まで漕ぎ着けたい考えとのことだ。

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