16歳ザイール=エメリがクラブ最年少弾! ムバッペら負傷もPSGが3戦ぶり白星!《リーグ・アン》
2023.02.02 07:11 Thu
リーグ・アン第21節、モンペリエvsパリ・サンジェルマン(PSG)が1日にスタッド・ドゥ・ラ・モソンで行われ、アウェイのPSGが1-3で勝利した。
だが、キッカーのムバッペは蹴り直しを含め2度のシュートをGKルコントに見事な反応で防がれ、絶好の先制機会を逸した。一方、前節オセール戦に続く復帰の守護神のPKストップで勇気を得たホームチームは、ここからしばらく押し返す展開を見せた。
拮抗した状況が続く中、PSGに思わぬアクシデントが発生。筋肉系のトラブルか自らピッチに座り込んだムバッペがプレー続行不可能となり、21分にエキティケがスクランブル投入となった。
以降もリズムに乗り切れないPSGは、34分にハキミのクロスをボックス中央のヴィティーニャが頭でフリックし、ファーで浮いたメッシのシュートでゴールネットを揺らす。だが、これはオフサイド判定で取り消しとなり、前半の内にゴールをこじ開けることはできなかった。
それでも、ハーフタイムの修正によって良い形で押し込む入りを見せたPSG。52分にハキミが放った圧巻のミドルシュートでゴールネットを揺らした場面は、直前の戻りオフサイドで取り消しとなるが、直後に先制点を奪い切る。
55分、ハキミの絶妙なボックス内への抜け出しはGKルコントの好対応に阻まれるが、浮いたこぼれ球をエキティケが頭で繋ぐと、ゴール前に走り込んだファビアン・ルイスが泥臭く左足で押し込んだ。
ファビアン・ルイスの加入後初ゴールで先制に成功したPSGは、失点後も大きく戦い方を変えないホームチームに対してストレスなくボールを握ってゲームをコントロール。62分にはメッシのスルーパスに抜け出したエキティケに決定機も、右足のシュートは右ポストを叩く。
その後、ヴィティーニャとメンデスを下げてザイール=エメリ、ベルナトを投入したアウェイチームは、再びファビアン・ルイスが決定的な仕事を果たす。72分、カウンターから左サイドでキープしたエキティケから内側でボールを受けたファビアン・ルイスがゴール前の密集を抜く完璧なスルーパスを供給すると、これに反応したメッシが冷静にGKとの一対一を制した。
ファビアン・ルイスの1ゴール1アシストの活躍で勝利に大きく近づいたPSGは、ここから試合を締めに入る。だが、攻撃的なカードを切って反撃を狙うモンペリエに食い下がられると、89分にはノルダンにペナルティアーク付近から見事なミドルシュートを決められて1点を返される。
これで一気に試合は分からなくなるが、“パリの至宝”が大仕事をやってのけた。92分、自陣のハーフウェイン手前でパスカットしたザイール=エメリがハキミにボールを預けて右サイドのスペースへ抜け出す。そして、正確なリターンパスを受けたザイール=エメリはボックス右から鋭い右足のシュートをファーポストへ突き刺した。
そして、ザイール=エメリのクラブ最年少記録となる16歳と330日でのリーグ戦初ゴールでモンペリエを突き放したPSGが、3試合ぶりの白星を手にして首位を維持している。
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2023年に入って1勝1分け2敗と失速傾向にある首位のPSGは、2位以下との勝ち点差が徐々に縮まる中、14位のモンペリエを相手に3試合ぶりの白星を目指した。筋肉疲労のネイマール、出場停止のヴェッラッティら一部主力不在の中、メッシとムバッペを前線に並べた[4-3-1-2]の布陣を採用した。PSG対策で守備的な[5-3-2]に並びを変えたモンペリエに対して、立ち上がりからボールを握って押し込むアウェイチーム。すると、7分にはFKの競り合いの際にセルヒオ・ラモスがDFジュリアンにホールディングで倒されてPKを獲得。拮抗した状況が続く中、PSGに思わぬアクシデントが発生。筋肉系のトラブルか自らピッチに座り込んだムバッペがプレー続行不可能となり、21分にエキティケがスクランブル投入となった。
PK失敗にムバッペの負傷交代と嫌な流れが漂うアウェイチームに更なる追い打ち。序盤の接触プレーで頭部を痛めていたセルヒオ・ラモスが30分過ぎに自ら交代を要求。レナト・サンチェスが2枚目のカードとして投入され、ダニーロがセンターバックにポジションを下げた。
以降もリズムに乗り切れないPSGは、34分にハキミのクロスをボックス中央のヴィティーニャが頭でフリックし、ファーで浮いたメッシのシュートでゴールネットを揺らす。だが、これはオフサイド判定で取り消しとなり、前半の内にゴールをこじ開けることはできなかった。
それでも、ハーフタイムの修正によって良い形で押し込む入りを見せたPSG。52分にハキミが放った圧巻のミドルシュートでゴールネットを揺らした場面は、直前の戻りオフサイドで取り消しとなるが、直後に先制点を奪い切る。
55分、ハキミの絶妙なボックス内への抜け出しはGKルコントの好対応に阻まれるが、浮いたこぼれ球をエキティケが頭で繋ぐと、ゴール前に走り込んだファビアン・ルイスが泥臭く左足で押し込んだ。
ファビアン・ルイスの加入後初ゴールで先制に成功したPSGは、失点後も大きく戦い方を変えないホームチームに対してストレスなくボールを握ってゲームをコントロール。62分にはメッシのスルーパスに抜け出したエキティケに決定機も、右足のシュートは右ポストを叩く。
その後、ヴィティーニャとメンデスを下げてザイール=エメリ、ベルナトを投入したアウェイチームは、再びファビアン・ルイスが決定的な仕事を果たす。72分、カウンターから左サイドでキープしたエキティケから内側でボールを受けたファビアン・ルイスがゴール前の密集を抜く完璧なスルーパスを供給すると、これに反応したメッシが冷静にGKとの一対一を制した。
ファビアン・ルイスの1ゴール1アシストの活躍で勝利に大きく近づいたPSGは、ここから試合を締めに入る。だが、攻撃的なカードを切って反撃を狙うモンペリエに食い下がられると、89分にはノルダンにペナルティアーク付近から見事なミドルシュートを決められて1点を返される。
これで一気に試合は分からなくなるが、“パリの至宝”が大仕事をやってのけた。92分、自陣のハーフウェイン手前でパスカットしたザイール=エメリがハキミにボールを預けて右サイドのスペースへ抜け出す。そして、正確なリターンパスを受けたザイール=エメリはボックス右から鋭い右足のシュートをファーポストへ突き刺した。
そして、ザイール=エメリのクラブ最年少記録となる16歳と330日でのリーグ戦初ゴールでモンペリエを突き放したPSGが、3試合ぶりの白星を手にして首位を維持している。
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