カゼミロ圧巻2発などブラジル人トリオ活躍のユナイテッドが格下に快勝で5回戦進出《FAカップ》
2023.01.29 06:58 Sun
マンチェスター・ユナイテッドは28日、オールド・トラッフォードで行われたFAカップ4回戦でレディングと対戦し、3-1で勝利した。
3回戦でエバートンとのプレミアリーグ勢対決を3-1で勝利し4回戦進出を決めたユナイテッド。リーグ前節では首位のアーセナルに競り負けて公式戦無敗記録が「9」でストップしたが、直近のEFLカップ準決勝1stレグではノッティンガム・フォレストに3-0で完勝。しっかりとリバウンドメンタリティを示した。
今季のチャンピオンシップ(イングランド2部)で14位に位置し、クラブレジェンドのポール・インスが率いるレディングをホームで迎え撃った一戦では、そのフォレスト戦からマルティネスに代えてマグワイアを起用した以外、同じスタメンを継続した。
[5-3-2]の後ろ重心のレディングに対して、キックオフ直後から圧倒的に押し込んでいくユナイテッド。14分にはボックス手前の好位置で得たFKをキッカーのラッシュフォードが直接狙うも、GKラムリーの好守に遭う。
以降もボールの主導権を握って相手陣内でハーフコートゲームを展開するホームチームは、ボックス内に人数をかける相手に対してブロックの外で素早くボールを動かしながら、アントニー、ブルーノ・フェルナンデスが積極的なミドルシュートでゴールへ迫っていく。
その後も攻勢を続けるホームチームは幾つか決定機を作り出した一方、前半終了間際には自陣ボックス内でのマラシアの軽率な対応からホイレットに決定的なシュートを打たれるが、ここはGKデ・ヘアの好守で事なきを得た。
80%に迫るボール支配率にシュート15本と相手を圧倒しながらも、ゴールレスで試合を折り返したテン・ハグのチーム。後半も引き続き押し込む状況が続く中、百戦錬磨のブラジル代表MFが違いを生んだ。
まずは55分、エリクセンから右サイドのアントニーにミドルレンジのパスが通ると、中央で絶妙なアクションを起こしたカゼミロに同胞MFから完璧な斜めのラストパスが渡る。ここでカゼミロは相手DFをブロックしつつ、飛び出したGKの寸前で絶妙なチップキックでゴールネットを揺らした。
さらに、直後の58分にはバイタルエリア中央でエリクセンに代わって投入されたフレッジのワンタッチの落としに反応したカゼミロがうまく力の抜けた見事な右足のミドルシュートをゴール右下隅へ突き刺し、圧巻の連続ゴールとした。
カゼミロの2ゴールで一気にラクな展開となった赤い悪魔は、さらにレディングのベテランFWキャロルが続けて2枚のイエローカードをもらって退場となり、数的優位まで手にする。
そして、67分には右CKの場面でのクイックリスタートからB・フェルナンデスが意表を突いて入れたグラウンダーのクロスをニアに飛び込んだフレッジが巧みなヒールシュートで合わせてダメ押しの3点目とした。
この直後にユナイテッドはラッシュフォードとB・フェルナンデスを下げてペリストリとガルナチョ、73分にはカゼミロとヴェグホルストを下げてメイヌー、エランガと若手をピッチに送り出す。一連の交代によって緩みが出始めると、72分には右CKからエンベングに一矢報いるゴールを奪われる。
その後も10人相手に幾度かバタ付くシーンを作ったホームチームだったが、最終的には3-1のスコアで試合をクローズ。格下相手に危なげなく勝ち切り、5回戦進出を決めている。
3回戦でエバートンとのプレミアリーグ勢対決を3-1で勝利し4回戦進出を決めたユナイテッド。リーグ前節では首位のアーセナルに競り負けて公式戦無敗記録が「9」でストップしたが、直近のEFLカップ準決勝1stレグではノッティンガム・フォレストに3-0で完勝。しっかりとリバウンドメンタリティを示した。
今季のチャンピオンシップ(イングランド2部)で14位に位置し、クラブレジェンドのポール・インスが率いるレディングをホームで迎え撃った一戦では、そのフォレスト戦からマルティネスに代えてマグワイアを起用した以外、同じスタメンを継続した。
以降もボールの主導権を握って相手陣内でハーフコートゲームを展開するホームチームは、ボックス内に人数をかける相手に対してブロックの外で素早くボールを動かしながら、アントニー、ブルーノ・フェルナンデスが積極的なミドルシュートでゴールへ迫っていく。
ゴールの匂いを強くさせる攻撃が続く中、35分にはカゼミロのスルーパスをDFがブロックして浮いたこぼれに反応したヴェグホルストからのヘディングパスをゴール前のラッシュフォードが頭で合わせてゴールネットを割る。だが、先制点かに思われたこのプレーはオフサイドポジションでプレーに関与したヴェグホルストのオフサイドを取られてゴール取り消しとなった。
その後も攻勢を続けるホームチームは幾つか決定機を作り出した一方、前半終了間際には自陣ボックス内でのマラシアの軽率な対応からホイレットに決定的なシュートを打たれるが、ここはGKデ・ヘアの好守で事なきを得た。
80%に迫るボール支配率にシュート15本と相手を圧倒しながらも、ゴールレスで試合を折り返したテン・ハグのチーム。後半も引き続き押し込む状況が続く中、百戦錬磨のブラジル代表MFが違いを生んだ。
まずは55分、エリクセンから右サイドのアントニーにミドルレンジのパスが通ると、中央で絶妙なアクションを起こしたカゼミロに同胞MFから完璧な斜めのラストパスが渡る。ここでカゼミロは相手DFをブロックしつつ、飛び出したGKの寸前で絶妙なチップキックでゴールネットを揺らした。
さらに、直後の58分にはバイタルエリア中央でエリクセンに代わって投入されたフレッジのワンタッチの落としに反応したカゼミロがうまく力の抜けた見事な右足のミドルシュートをゴール右下隅へ突き刺し、圧巻の連続ゴールとした。
カゼミロの2ゴールで一気にラクな展開となった赤い悪魔は、さらにレディングのベテランFWキャロルが続けて2枚のイエローカードをもらって退場となり、数的優位まで手にする。
そして、67分には右CKの場面でのクイックリスタートからB・フェルナンデスが意表を突いて入れたグラウンダーのクロスをニアに飛び込んだフレッジが巧みなヒールシュートで合わせてダメ押しの3点目とした。
この直後にユナイテッドはラッシュフォードとB・フェルナンデスを下げてペリストリとガルナチョ、73分にはカゼミロとヴェグホルストを下げてメイヌー、エランガと若手をピッチに送り出す。一連の交代によって緩みが出始めると、72分には右CKからエンベングに一矢報いるゴールを奪われる。
その後も10人相手に幾度かバタ付くシーンを作ったホームチームだったが、最終的には3-1のスコアで試合をクローズ。格下相手に危なげなく勝ち切り、5回戦進出を決めている。
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