サウスゲイト監督、サッカーファンの誹謗中傷に釘を刺す「そのエネルギーは大事だが…」

2023.01.27 17:28 Fri
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Getty Images
イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が、自身やチームへの誹謗中傷に釘を刺した。イギリス『サン』が伝えている。

サウスゲイト監督はイングランド代表で81試合を指揮し、49勝18分け14敗という戦績。2018年のロシア・ワールドカップで4位、ユーロ2020で準優勝、昨秋のカタールW杯ではベスト8という成績だ。

カタールW杯限りの退任が噂されていたが、昨年末に続投が発表され、ユーロ2024まで指揮を執ることに。イギリス『ITV』のインタビューで「続投は家族から説得された」と明かした一方、SNSの普及も手伝って年々問題視される誹謗中傷に釘を刺している。
「私の続投にはファンから否定的な意見があったね。だが、いつだって望むのは後押しだ。私自身は罵倒や暴言に対処できる。カタールにも負の感情を持ち込むことはなかったよ」

「ファンの罵倒? そのエネルギーは必ず必要だ。それは見方を変えれば一体感とも言える。ただ、チームに関する議論が選手やコーチの欠陥を見つけるしか目的がないのなら、そのチームはいつまで経っても最高のパフォーマンスを発揮できない」

「ファンがそれ(罵倒や暴言)を楽しんでいるとは思いたくもないが、たとえ何を言われても、私を含む当事者の意思や選択、行動に影響を及ぼせるものではないのだよ」

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