完勝シティがアーセナルに暫定2pt差! ハーランドが今季4度目ハットで早くも昨季得点王超えの25ゴール《プレミアリーグ》
2023.01.23 00:54 Mon
プレミアリーグ第21節、マンチェスター・シティvsウォルバーハンプトンが22日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが3-0で快勝した。
今季途中までセビージャを率いたロペテギ監督が、指揮するチームをウルブスに変えて臨んだ今季3度目の同胞指揮官対決。試合はホームのシティが立ち上がりから80%を優に超えるボール支配率で押し込む展開に。
ファウルを辞さないウルブスのハードなコンタクト、主審のブレ気味なジャッジにフラストレーションを募らすシティだが、しっかりと主導権を握り続ける中で徐々にフィニッシュのシーンを増やしていく。
その後はウルブスもフィニッシュで完結こそできないものの、狙いとするカウンターを繰り出し始めて試合はやや膠着。だが、ホームチームは圧倒的な個の共演でゴールをこじ開ける。40分、中央のロドリからの浮き球のパスを右サイドのマフレズがうまく収めてボックス内に侵入。DF2人を引き付けてマイナスに落とすと、これに反応したデ・ブライネが完璧な右足ダイレクトクロスを供給。ゴール前にタイミング良く飛び込んだハーランドが打点の高いヘディングで合わせ、今季20試合目にして早くも昨季得点王のサラーとソン・フンミンに並ぶ23点目とした。
これで完全にノってきたホームチームは、ハーフタイムにかけて畳みかける攻めを見せる。そして、前半アディショナルタイムには鮮やかなカウンターからボックス左でギュンドアンからパスを受けたグリーリッシュが得意の角度から右足を振り抜くが、これはDFコリンズの見事なゴールカバーに遭い、2点リードでの試合折り返しには至らなかった。
相手に決定機はおろか1本のシュートも許さない圧倒した前半を1点リードで終えたシティは、リコ・ルイスを下げてアケをハーフタイム明けに投入。この交代でストーンズが右、アケが左のサイドバックに入った。対するウルブスはアダマ・トラオレ、ヒメネス、ファン・ヒチャンの3トップに代えてモウティーニョとクーニャ、新天地デビューのサラビアをピッチへ送り込んだ。
後半はウルブスがキックオフ直後に続けて2本のシュートを放ったが、先にゴールをこじ開けたのはやはりホームチーム。49分、ボックス内に抜け出したギュンドアンがネヴェスに倒されてPKを獲得。これをキッカーのハーランドがきっちり決め切って、昨季の得点王超えの24点目とする。
さらに、勢いが止まらないホームチームは54分、相手ビルドアップの際にGKジョゼ・サのミスパスをかっさらったマフレズからのプレゼントパスをボックス中央で受けたハーランドが難なく流し込み、今季4度目のハットトリックを達成した。
これで勝利を確信したグアルディオラ監督は、殊勲のハーランドをベンチに下げて61分にアルバレスを投入。ここから徐々にゲームコントロールを優先した戦い方にシフトすると、一矢報いたいウルブスの反撃を受け始める。だが、サラビアの決定機はDFアケのブロック、ポデンセのループシュートはGKエデルソンの冷静な対応で凌いでいく。
3点目を奪って以降はカウンターを軸にチャンスを作り出すホームチームは、マフレズやアルバレスが背後への抜け出しから4点目に迫るが、GKジョゼ・サの好守などに阻まれる。その後、試合終盤に入ると、デ・ブライネとロドリ、マフレズと要の選手を休ませ、ベルナルド・シウバとフィリップス、パーマーの投入で交代枠を使い切った。
そして、このまま3-0のスコアで試合をクローズすることに成功したシティがリーグ連勝を飾り、首位アーセナルとの暫定ポイント差を2ポイントに縮めてプレッシャーをかけることに成功。なお、シティは28日にFAカップ4回戦でアーセナルと、2月5日に行われる次節で再びトッテナムと対戦する。
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2位のシティはミッドウィーク開催のトッテナム戦を4-2の逆転勝利で飾りダービー敗戦を払しょく。この試合後に首位のアーセナルと3位のマンチェスター・ユナイテッドの直接対決を控える中、16位のウルブスを相手にライバルに重圧をかけるリーグ連勝を目指した。グアルディオラ監督はトッテナム戦から先発2人を変更。アケとアルバレスに代えてラポルテとデ・ブライネを起用。なお、フォーデンはコンディションの問題でベンチ外となった。ファウルを辞さないウルブスのハードなコンタクト、主審のブレ気味なジャッジにフラストレーションを募らすシティだが、しっかりと主導権を握り続ける中で徐々にフィニッシュのシーンを増やしていく。
まずは19分、デ・ブライネからのスルーパスに抜け出したハーランドがボックス左から左足のシュートを放って最初の枠内シュートを放つと、以降は浮く場面が多い右サイドバックのリコ・ルイスのクロスや密集をこじ開けるデ・ブライネのパスでチャンスを窺う。そして、29分にはペナルティアーク左のグリーリッシュが鋭い右足のミドルシュートをゴール左隅へ飛ばすが、これもGKジョゼ・サのビッグセーブに遭う。
その後はウルブスもフィニッシュで完結こそできないものの、狙いとするカウンターを繰り出し始めて試合はやや膠着。だが、ホームチームは圧倒的な個の共演でゴールをこじ開ける。40分、中央のロドリからの浮き球のパスを右サイドのマフレズがうまく収めてボックス内に侵入。DF2人を引き付けてマイナスに落とすと、これに反応したデ・ブライネが完璧な右足ダイレクトクロスを供給。ゴール前にタイミング良く飛び込んだハーランドが打点の高いヘディングで合わせ、今季20試合目にして早くも昨季得点王のサラーとソン・フンミンに並ぶ23点目とした。
これで完全にノってきたホームチームは、ハーフタイムにかけて畳みかける攻めを見せる。そして、前半アディショナルタイムには鮮やかなカウンターからボックス左でギュンドアンからパスを受けたグリーリッシュが得意の角度から右足を振り抜くが、これはDFコリンズの見事なゴールカバーに遭い、2点リードでの試合折り返しには至らなかった。
相手に決定機はおろか1本のシュートも許さない圧倒した前半を1点リードで終えたシティは、リコ・ルイスを下げてアケをハーフタイム明けに投入。この交代でストーンズが右、アケが左のサイドバックに入った。対するウルブスはアダマ・トラオレ、ヒメネス、ファン・ヒチャンの3トップに代えてモウティーニョとクーニャ、新天地デビューのサラビアをピッチへ送り込んだ。
後半はウルブスがキックオフ直後に続けて2本のシュートを放ったが、先にゴールをこじ開けたのはやはりホームチーム。49分、ボックス内に抜け出したギュンドアンがネヴェスに倒されてPKを獲得。これをキッカーのハーランドがきっちり決め切って、昨季の得点王超えの24点目とする。
さらに、勢いが止まらないホームチームは54分、相手ビルドアップの際にGKジョゼ・サのミスパスをかっさらったマフレズからのプレゼントパスをボックス中央で受けたハーランドが難なく流し込み、今季4度目のハットトリックを達成した。
これで勝利を確信したグアルディオラ監督は、殊勲のハーランドをベンチに下げて61分にアルバレスを投入。ここから徐々にゲームコントロールを優先した戦い方にシフトすると、一矢報いたいウルブスの反撃を受け始める。だが、サラビアの決定機はDFアケのブロック、ポデンセのループシュートはGKエデルソンの冷静な対応で凌いでいく。
3点目を奪って以降はカウンターを軸にチャンスを作り出すホームチームは、マフレズやアルバレスが背後への抜け出しから4点目に迫るが、GKジョゼ・サの好守などに阻まれる。その後、試合終盤に入ると、デ・ブライネとロドリ、マフレズと要の選手を休ませ、ベルナルド・シウバとフィリップス、パーマーの投入で交代枠を使い切った。
そして、このまま3-0のスコアで試合をクローズすることに成功したシティがリーグ連勝を飾り、首位アーセナルとの暫定ポイント差を2ポイントに縮めてプレッシャーをかけることに成功。なお、シティは28日にFAカップ4回戦でアーセナルと、2月5日に行われる次節で再びトッテナムと対戦する。
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