【リーグ・アン日本人選手】伊東&オナイウが先発もドロー…南野はチーム大勝も出番なし

2023.01.16 05:30 Mon
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Getty Images
リーグ・アン第19節が週末に行われた。

今シーズンのリーグ・アンにはストラスブールのGK川島永嗣に加え、トゥールーズのFWオナイウ阿道、モナコとスタッド・ランスに加入したFW南野拓実、FW伊東純也の3選手が新たに参戦。

今回の第19節では前節に続き伊東とオナイウが先発出場となった。
スタッド・ランスの伊東はニース戦に[4-2-3-1]の右ウイングで先発。序盤から主導権を握ったホームチームは、幾つかフィニッシュの形を作り出すが、なかなか決定機まで持ち込めず。その中で伊東は36分にボックス内でフォケのパスをフリーで受けて絶好のシュートチャンスも、ここは力が入りすぎて枠に飛ばせない。

ゴールレスで折り返した後半は拮抗した展開に。その中で伊東は65分にセットプレーからのクロスでカユステのヘディングシュートを演出。68分にはカットインから左足を振り抜くが、この試合2本目のシュートも枠を捉え切れない。後半半ばから終盤にかけて押し込んだランスは、エースのバログンに見せ場が訪れたものの、GKシュマイケルの牙城を最後まで破れず。この結果、0-0のドローに終わったランスは連勝を逃すも、リーグ戦11試合無敗と着実に勝ち点を積み重ねている。

トゥールーズのオナイウはスタッド・ブレスト戦で3試合連続スタメン出場。センターフォワードでの起用となったオナイウだが、前半序盤の失点以降ボールを握って押し込む展開の中でなかなか効果的にフィニッシュに絡めない。結局、後半立ち上がりの55分にダリンガとの交代でピッチを去ることになったが、決定機はおろか1本もシュートを放てなかった。その後、チームはアブクラルのゴールで同点に追いつき、連勝を逃したものの1-1のドローで3戦無敗とした。

モナコの南野はアジャクシオ戦でベンチ入りも、3試合連続で出番なしに。その試合でチームはベン・イェデルがハットトリックを記録するなど、7-1の大勝を収めた。また、ストラスブールの川島は肩の手術を受けた影響で引き続き欠場となっている。

★川島永嗣[ストラスブール]
▽1/14
リヨン 1-2 ストラスブール
◆ケガのため欠場

★伊東純也[スタッド・ランス]
▽1/15
スタッド・ランス 0-0 ニース
◆フル出場

★オナイウ阿道[トゥールーズ]
▽1/15
トゥールーズ 1-1 スタッド・ブレスト
◆55分までプレー

★南野拓実[モナコ]
▽1/15
モナコ 7-1 アジャクシオ
◆ベンチ入りも出場なし

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