アーセナルが13-14シーズン以来のノースロンドンダービーでダブル達成! 2位シティと8pt差で悲願PL制覇へ大きな前進《プレミアリーグ》
2023.01.16 03:34 Mon
プレミアリーグ第20節、トッテナムvsアーセナルが15日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのアーセナルが0-2で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は86分から途中出場した。
現在、5位のトッテナム(勝ち点33)は前節、クリスタル・パレスを相手にケインとソン・フンミン揃い踏みの活躍に、8戦ぶりのクリーンシートを達成する4-0の快勝。リーグ3戦ぶりの白星を挙げると、直近のFAカップでは3部のポーツマスに苦戦しながらも1-0の勝利。公式戦連勝でホーム開催のダービーに弾みを付けた。1-3で敗れた前回対戦のリベンジを期すコンテ監督は、リーグ前節から先発3人を変更。ペリシッチとスキップ、ブライアン・ヒルに代えてセセニョン、パプ・サール、クルゼフスキを起用。また、ベンタンクールは引き続き不在もリシャルリソンがベンチに戻ってきた。
一方、首位のアーセナル(勝ち点44)は前節、躍進の3位ニューカッスルと0-0のドローに終わり、今季最長の6連勝を逃した。それでも、リーグ11戦無敗を継続中のチームは、直近のFAカップで3部のオックスフォード相手に3-0の快勝。今回のダービーに向けきっちり白星を取り戻した。2014年3月以来のアウェイでのダービー勝利を狙うアルテタのチームは、ニューカッスル戦と全く同じスタメンを採用。前線はサカ、エンケティア、マルティネッリの3トップとなった。
上位争いの行方を左右する重要な今季2度目のノースロンドン・ダービーは、立ち上がりから主導権争いが続く。開始7分にはアウェイチームに最初の決定機が訪れる。相手のビルドアップに対して強い圧力をかけてラングレのクリアをウーデゴールがブロック。ボックス内でマルティネッリが浮き球で繋ぐと、最後はエンケティアがシュートに持ち込むが、これはGKロリスの好守に阻まれる。
その後はここ最近の対戦を踏襲するようにボールを保持して押し込むアーセナル、堅守速攻で応戦するトッテナムという構図に落ち着く。そういった中、押し気味に試合を進めるアウェイチームが意外な形からゴールをこじ開ける。
守護神にとって不運な形となったオウンゴールで先手を許したトッテナムはすぐさま反撃を開始。18分にはダイアーのロングフィードに抜け出したセセニョンがボックス内でキープし、うまくオフサイドをかいくぐったソン・フンミンにスルーパスを通すが、韓国代表FWのチームファーストシュートはGKラムズデールの好守に阻まれた。
一方、幸先よく先制に成功したアーセナルは引き続きボールを握ってゲームをコントロールしつつ前に出てきた相手に対して、カウンターからもチャンスを窺っていく。22分にはサイドで押し込んだ流れからバイタルエリアで浮いたウーデゴールが狙いすました左足のミドルシュートを枠に飛ばすが、これはGKロリスの好守に遭う。さらに、25分にはセットプレーの二次攻撃からペナルティアーク付近のトーマスが圧巻のダイレクトボレーシュートを放つが、このシュートは惜しくも右ポストを叩いた。
畳みかける2点目とはならなかったが、以降も敵地で攻守に相手を圧倒し続ける首位チーム。安定したボールの循環で相手のプレスを完璧にいなしつつ、相手陣内深くでボールを失ってもマイボール時の良い距離感を生かした素早い囲い込みで潰し、自陣への侵入を許さない。そして、36分には相手ロングボールを撥ね返した流れからトーマス、サカと繋いで再びバイタルエリアで浮いたウーデゴールにパスが通ると、ガナーズの若きスキッパーは2度目のシュートチャンスで完璧な低弾道の左足ミドルシュートをゴール右下隅に突き刺した。
2-0のスコア以上に圧倒されるホームチームは何とか意地を見せようと、前半終盤にパワーを絞り出していくと、アディショナルタイムにはホイビュアの果敢な高い位置での潰しからの正確な右クロスが2度目の決定機を演出。だが、ゴール前にタイミング良く走り込んだケインのヘディングシュートはGKラムズデールの好守に阻まれる。さらに、このプレーで得た前半ラストプレーの右CKでホイビュアにシュートチャンスも、枠に飛ばすことができなかった。
迎えた後半、得意とする残り45分間の戦いに向けて同じ11人で臨んだトッテナム。ハーフタイムに闘将から激しい檄が飛んだか、体たらくの前半に比べて良い入りを見せる。
開始直後にクルゼフスキが右からのカットインでファーストシュートを放つと、直後の50分にはボックス手前で前を向いたケインが鋭い枠内シュート。さらに、52分にはケインとのパス交換でボックス左に抜け出したセセニョンにビッグチャンスも、左足でファーポストを狙ったシュートはGKラムズデールの左足を使った見事なセーブに阻まれ、後半序盤のゴールとはならず。
以降はアーセナルがマイボール時にボールを落ち着かせつつ、守備時は相手に持たせる形でブロックを固める戦い方を選択したことで、ホームチームがボールを動かしながら崩しを狙う状況が続く。
3バックの両脇に入るロメロやラングレの攻撃参加で厚みや変化を加えながらも、後半序盤のように攻め切れないトッテナムは71分にドハーティを下げて切り札のリシャルリソン。76分にはセセニョンとパプ・サールを下げてペリシッチ、ビスマを同時投入。この交代でペリシッチとロメロがサイドバックに入る[4-2-4]の攻撃的な布陣に変更した。
アーセナルがマルティネッリを下げてティアニーを左ウイング、ジンチェンコを下げて86分に冨安を投入して逃げ切り態勢に入った中、終盤にかけて猛攻を仕掛けるトッテナム。以降はボックス内でリシャルリソンやソン・フンミンが積極的に足を振っていくが、守護神ラムズデールを中心に集中したアウェイチームの守備をこじ開けることができない。
そして、ホームチームに一矢報いることも許さなかったアーセナルは、2013-14シーズン以来となるノースロンドン・ダービーでのシーズンダブルを達成。2位シティとの勝ち点差を「8」に広げ、悲願のリーグ制覇へ大きな前進となった。
なお、敗れたトッテナムは来週ミッドウィークにシティと、勝者のアーセナルは来週末にマンチェスター・ユナイテッドとのビッグマッチを戦う。
現在、5位のトッテナム(勝ち点33)は前節、クリスタル・パレスを相手にケインとソン・フンミン揃い踏みの活躍に、8戦ぶりのクリーンシートを達成する4-0の快勝。リーグ3戦ぶりの白星を挙げると、直近のFAカップでは3部のポーツマスに苦戦しながらも1-0の勝利。公式戦連勝でホーム開催のダービーに弾みを付けた。1-3で敗れた前回対戦のリベンジを期すコンテ監督は、リーグ前節から先発3人を変更。ペリシッチとスキップ、ブライアン・ヒルに代えてセセニョン、パプ・サール、クルゼフスキを起用。また、ベンタンクールは引き続き不在もリシャルリソンがベンチに戻ってきた。
一方、首位のアーセナル(勝ち点44)は前節、躍進の3位ニューカッスルと0-0のドローに終わり、今季最長の6連勝を逃した。それでも、リーグ11戦無敗を継続中のチームは、直近のFAカップで3部のオックスフォード相手に3-0の快勝。今回のダービーに向けきっちり白星を取り戻した。2014年3月以来のアウェイでのダービー勝利を狙うアルテタのチームは、ニューカッスル戦と全く同じスタメンを採用。前線はサカ、エンケティア、マルティネッリの3トップとなった。
その後はここ最近の対戦を踏襲するようにボールを保持して押し込むアーセナル、堅守速攻で応戦するトッテナムという構図に落ち着く。そういった中、押し気味に試合を進めるアウェイチームが意外な形からゴールをこじ開ける。
14分、トーマスからのフィードに右サイドで反応して背後を取ったサカがそのままボックス内に持ち込んで縦への持ち出しから右足の高速クロス。これが対峙したDFセセニョンの足に当たってコースが変わると、GKロリスがはじき出すことができず。ボールがゴールネットに吸い込まれた。
守護神にとって不運な形となったオウンゴールで先手を許したトッテナムはすぐさま反撃を開始。18分にはダイアーのロングフィードに抜け出したセセニョンがボックス内でキープし、うまくオフサイドをかいくぐったソン・フンミンにスルーパスを通すが、韓国代表FWのチームファーストシュートはGKラムズデールの好守に阻まれた。
一方、幸先よく先制に成功したアーセナルは引き続きボールを握ってゲームをコントロールしつつ前に出てきた相手に対して、カウンターからもチャンスを窺っていく。22分にはサイドで押し込んだ流れからバイタルエリアで浮いたウーデゴールが狙いすました左足のミドルシュートを枠に飛ばすが、これはGKロリスの好守に遭う。さらに、25分にはセットプレーの二次攻撃からペナルティアーク付近のトーマスが圧巻のダイレクトボレーシュートを放つが、このシュートは惜しくも右ポストを叩いた。
畳みかける2点目とはならなかったが、以降も敵地で攻守に相手を圧倒し続ける首位チーム。安定したボールの循環で相手のプレスを完璧にいなしつつ、相手陣内深くでボールを失ってもマイボール時の良い距離感を生かした素早い囲い込みで潰し、自陣への侵入を許さない。そして、36分には相手ロングボールを撥ね返した流れからトーマス、サカと繋いで再びバイタルエリアで浮いたウーデゴールにパスが通ると、ガナーズの若きスキッパーは2度目のシュートチャンスで完璧な低弾道の左足ミドルシュートをゴール右下隅に突き刺した。
2-0のスコア以上に圧倒されるホームチームは何とか意地を見せようと、前半終盤にパワーを絞り出していくと、アディショナルタイムにはホイビュアの果敢な高い位置での潰しからの正確な右クロスが2度目の決定機を演出。だが、ゴール前にタイミング良く走り込んだケインのヘディングシュートはGKラムズデールの好守に阻まれる。さらに、このプレーで得た前半ラストプレーの右CKでホイビュアにシュートチャンスも、枠に飛ばすことができなかった。
迎えた後半、得意とする残り45分間の戦いに向けて同じ11人で臨んだトッテナム。ハーフタイムに闘将から激しい檄が飛んだか、体たらくの前半に比べて良い入りを見せる。
開始直後にクルゼフスキが右からのカットインでファーストシュートを放つと、直後の50分にはボックス手前で前を向いたケインが鋭い枠内シュート。さらに、52分にはケインとのパス交換でボックス左に抜け出したセセニョンにビッグチャンスも、左足でファーポストを狙ったシュートはGKラムズデールの左足を使った見事なセーブに阻まれ、後半序盤のゴールとはならず。
以降はアーセナルがマイボール時にボールを落ち着かせつつ、守備時は相手に持たせる形でブロックを固める戦い方を選択したことで、ホームチームがボールを動かしながら崩しを狙う状況が続く。
3バックの両脇に入るロメロやラングレの攻撃参加で厚みや変化を加えながらも、後半序盤のように攻め切れないトッテナムは71分にドハーティを下げて切り札のリシャルリソン。76分にはセセニョンとパプ・サールを下げてペリシッチ、ビスマを同時投入。この交代でペリシッチとロメロがサイドバックに入る[4-2-4]の攻撃的な布陣に変更した。
アーセナルがマルティネッリを下げてティアニーを左ウイング、ジンチェンコを下げて86分に冨安を投入して逃げ切り態勢に入った中、終盤にかけて猛攻を仕掛けるトッテナム。以降はボックス内でリシャルリソンやソン・フンミンが積極的に足を振っていくが、守護神ラムズデールを中心に集中したアウェイチームの守備をこじ開けることができない。
そして、ホームチームに一矢報いることも許さなかったアーセナルは、2013-14シーズン以来となるノースロンドン・ダービーでのシーズンダブルを達成。2位シティとの勝ち点差を「8」に広げ、悲願のリーグ制覇へ大きな前進となった。
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