ジェコが決勝点、インテルがウノゼロ勝利で首位ナポリの連勝を11でストップ《セリエA》

2023.01.05 06:40 Thu
Getty Images
セリエA第16節、インテルvsナポリが4日に行われ、1-0でインテルが勝利した。

アタランタに勝利して中断に入った5位インテル(勝ち点30)はW杯で悔しい思いをしたルカクとGKオナナが先発。2選手以外は十分な休養を得たフレッシュなメンツがスタメンとなった。

一方、怒涛の11連勝で中断に入った首位ナポリ(勝ち点41)は負傷離脱していたクワラツヘリアが先発復帰。こちらもキム・ミンジェ、ジエリンスキ、オリベラを除いてW杯には出場しておらず、万全の状態で再開初戦を迎えた。
開始4分にディマルコに決定機のあったインテルが良い入りを見せた注目の一戦。それでも首位を快走するナポリがしっかりと盛り返し、互角の攻防で序盤は推移していく。

ナポリが徐々にポゼッションを高めていった中、26分にインテルにビッグチャンス。ルカクがディフェンスライン裏へ抜け出したプレーを起点にジェコがポストプレー。ボックス内に侵入していたダルミアンが決定的なシュートを放ったが、枠を捉えることはできなかった。
前半半ば以降もナポリがボールを持つ展開となったが、41分にもインテルに好機。バレッラのヒールパスに抜け出したルカクがボックス内からシュートを浴びせるもやはり枠を捉えられずゴールレスで前半を終えた。

互角の攻防で立ち上がった後半、インテルが56分に均衡を破る。ディマルコの正確無比な左クロスからジェコのヘディングシュートが決まった。

先制したインテルはラウタロを投入。対するナポリはロサーノとラスパドーリを投入した。さらに徹底マークに遭っていたクワラツヘリアを諦めたナポリが押し込む流れが続いたが、集中した守備を見せるインテルを崩すような攻撃は見せられない。

90分にラスパドーリの強烈なシュートが枠を捉えたナポリだったが、GKオナナが止めてインテルがウノゼロ勝利。ナポリの連勝を11で止めている。

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