ユナイテッドが3戦連続クリーンシートでPL4連勝! ラッシュフォードの4戦連発などでボーンマスを粉砕《プレミアリーグ》
2023.01.04 06:56 Wed
プレミアリーグ第19節、マンチェスター・ユナイテッドvsボーンマスが3日にオールド・トラッフォードで行われ、ホームのユナイテッドが3-0で快勝した。
現在、4位のユナイテッドは2022年最終戦となったウォルバーハンプトン戦をラッシュフォードのゴールで1-0と競り勝ち、公式戦5連勝締めとした。2023年白星発進と共にさらなる連勝を目指すテン・ハグのチームは、リーグ連敗中の15位ボーンマスをホームで迎え撃った。
ウルブス戦からは先発4人を変更。マラシアとヴァランに代わってリンデロフ、マグワイアがバックラインに入り、アントニーとガルナチョの両翼に代わってラッシュフォード、ファン・デ・ベークが起用された。
立ち上がりから自陣深くにブロックを構えるアウェイチームに対して、ボールを握って押し込むユナイテッド。10分過ぎにはショーの左クロスをマルシャルが頭で合わせてファーストシュートとするが、以降は相手のゆったりとしたリズムに付き合う形で攻撃が停滞する。
それでも、好調のホームチームは前半半ばにワンチャンスをモノにする。23分、ラッシュフォードの仕掛けで得た相手陣内左サイドのFKの場面でキッカーのエリクセンが絶妙なボールをゴール前のスペースに落とすと、オフサイドポジションの味方と入れ替わる形でニアへ抜け出したカゼミロが右足のダイレクトボレーで流し込んだ。
その後は再びゲームを落ち着かせたユナイテッドは、リスクを冒すことなく危なげなくリードを維持。前半終了間際のファン・デ・ベークの負傷は誤算となったが、要所を抑えた戦いぶりとなった。
相手の出来を考えれば、1点でも十分に逃げ切り可能な雰囲気を醸し出す赤い悪魔だが、後半開始早々に試合を決める2点目を奪い切った。
49分、自陣左サイドでボールを持ったショーが前線のマルシャルに一度当ててリターンパスを受け直し、中央を豪快に持ち上がる。そして、ブルーノ・フェルナンデスを経由したボールがボックス右に走り込むガルナチョに渡ると、その折り返しをゴール前にフリーで走り込んできた左サイドバックがきっちり仕留めた。
ショーの見事な攻撃参加からの初ゴールでリードを広げたユナイテッドだが、前半同様にゴール直後は少し緩みを見せる。58分にはビリングのヘディングシュート、ボックス左に抜け出したアンソニーの右足シュートでピンチを迎えるが、GKデ・ヘアの見事な連続ファインセーブで事なきを得た。
以降は気を引き締め直して完全に主導権を握るホームチームは68分に3枚替えを敢行。エリクセンとマルシャル、ワン=ビサカを下げてフレッジ、エランガ、負傷明けのダロトをピッチへ送り出す。
後半半ばから終盤にかけては疲労困憊のボーンマスに対して、フレッシュな選手の投入で勢いづくユナイテッドが攻勢を仕掛ける展開に。ガルナチョの右ポスト直撃のシュートやダロトの際どいフィニッシュでゴールの匂いをさせると、絶好調の背番号10がこの試合でも魅せる。
86分、セットプレーの二次攻撃でショーの絶妙なフィードに反応したB・フェルナンデスがボックス右に抜け出し、ダイレクトで丁寧な折り返しを供給。これをドフリーのラッシュフォードが難なく流し込み、公式戦4試合連続ゴールとした。
その後、W杯王者のマルティネスを投入する余裕の采配で試合をクローズしたユナイテッドが、リーグ3試合連続クリーンシートで4連勝を達成。2位のマンチェスター・シティ、3位のニューカッスルとの勝ち点差を詰めている。
現在、4位のユナイテッドは2022年最終戦となったウォルバーハンプトン戦をラッシュフォードのゴールで1-0と競り勝ち、公式戦5連勝締めとした。2023年白星発進と共にさらなる連勝を目指すテン・ハグのチームは、リーグ連敗中の15位ボーンマスをホームで迎え撃った。
ウルブス戦からは先発4人を変更。マラシアとヴァランに代わってリンデロフ、マグワイアがバックラインに入り、アントニーとガルナチョの両翼に代わってラッシュフォード、ファン・デ・ベークが起用された。
それでも、好調のホームチームは前半半ばにワンチャンスをモノにする。23分、ラッシュフォードの仕掛けで得た相手陣内左サイドのFKの場面でキッカーのエリクセンが絶妙なボールをゴール前のスペースに落とすと、オフサイドポジションの味方と入れ替わる形でニアへ抜け出したカゼミロが右足のダイレクトボレーで流し込んだ。
流れに関係ない形でまんまと先制点を奪ったユナイテッドだが、ここから畳みかける攻めとはいかず。前に出てきたボーンマスにサイドを起点に攻め込まれると、精度は低いものの立て続けにフィニッシュを許す。
その後は再びゲームを落ち着かせたユナイテッドは、リスクを冒すことなく危なげなくリードを維持。前半終了間際のファン・デ・ベークの負傷は誤算となったが、要所を抑えた戦いぶりとなった。
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ショーの見事な攻撃参加からの初ゴールでリードを広げたユナイテッドだが、前半同様にゴール直後は少し緩みを見せる。58分にはビリングのヘディングシュート、ボックス左に抜け出したアンソニーの右足シュートでピンチを迎えるが、GKデ・ヘアの見事な連続ファインセーブで事なきを得た。
以降は気を引き締め直して完全に主導権を握るホームチームは68分に3枚替えを敢行。エリクセンとマルシャル、ワン=ビサカを下げてフレッジ、エランガ、負傷明けのダロトをピッチへ送り出す。
後半半ばから終盤にかけては疲労困憊のボーンマスに対して、フレッシュな選手の投入で勢いづくユナイテッドが攻勢を仕掛ける展開に。ガルナチョの右ポスト直撃のシュートやダロトの際どいフィニッシュでゴールの匂いをさせると、絶好調の背番号10がこの試合でも魅せる。
86分、セットプレーの二次攻撃でショーの絶妙なフィードに反応したB・フェルナンデスがボックス右に抜け出し、ダイレクトで丁寧な折り返しを供給。これをドフリーのラッシュフォードが難なく流し込み、公式戦4試合連続ゴールとした。
その後、W杯王者のマルティネスを投入する余裕の采配で試合をクローズしたユナイテッドが、リーグ3試合連続クリーンシートで4連勝を達成。2位のマンチェスター・シティ、3位のニューカッスルとの勝ち点差を詰めている。
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