「アイスと勘違い?」インタビュアーのマイクを舌でぺろり…モロッコ守護神の2歳の息子が可愛すぎると話題に!「なんてキュートなんだ」

2022.12.14 17:45 Wed
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カタール・ワールドカップ(W杯)で大躍進を遂げているモロッコ代表。ここまでベルギー代表、スペイン代表、ポルトガル代表を破り、アフリカ勢史上初となるベスト4進出の快挙を成し遂げている。14日には決勝進出をかけて前回大会王者のフランス代表と対戦するモロッコだが、試合を前に1本の動画が大きな話題を呼んでいる。

それは、チームを支える守護神ボノのインタビュー中に起きた出来事。ボノは息子を抱きかかえながら質問に応じていたのだが、2歳の息子はインタビューそっちのけで、ボノに向けられたマイクに興味津々だった。
紫色のマイクをじっくりと見つめると、指で何度かツンツンして感触をチェック。すると、イケると判断したのか次の瞬間、マイクを食べようと口を近づけ、舌でぺろりと舐めてしまった。

これにはお父さんも大爆笑。次の質問で再びマイクが向けられると、息子はさらに一舐め。さすがにお父さんから注意が入っていたが、その様子にはSNS上のファンからも「何てキュートなんだ」、「ボノの息子はアイスクリームだと勘違いしてる」、「次はインタビュアーがアイスを持っていくべき」など大きな反響が寄せられている。
ボノと息子は、ポルトガル戦後にピッチでボールを使って戯れる姿も話題に。W杯の激しい戦いとは別の面から、ファンを和ませている。

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モロッコ代表が23名を発表、ベナティアやアクラフが選出《ロシアW杯》

▽モロッコサッカー連盟(FRMF)は17日、ロシア・ワールドカップ(W杯)に向けたモロッコ代表メンバー23名と予備メンバー3名を発表した。 ▽エルベ・ルナール監督はヨーロッパのビッグクラブに所属するDFメディ・ベナティア(ユベントス)やDFアクラフ・ハキミ(レアル・マドリー)、MFアミーヌ・アリ(シャルケ)らを選出した。 ▽5大会ぶりのW杯出場となるモロッコは、グループBに組み込まれ、6月15日にイラン代表と、20日にポルトガル代表と、25日にスペイン代表と対戦する。発表されたモロッコ代表メンバー23名と予備メンバー3名は以下のとおり。 <span style="font-weight:700;">◆モロッコ代表メンバー23名</span> <span style="font-weight:700;">GK</span> <span style="font-weight:700;">ムニル・モハンド・モハメディ</span>(ヌマンシア/スペイン) <span style="font-weight:700;">ヤシン・ボノ</span>(ジローナ/スペイン) <span style="font-weight:700;">アーメド・レダ・タグナウティ</span>(タンジェ) <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">バドル・バヌン</span>(ラジャ・カサブランカ) <span style="font-weight:700;">マヌエル・ダ・コスタ</span>(イスタンブールBB/トルコ) <span style="font-weight:700;">ナビル・ディラール</span>(フェネルバフチェ/トルコ) <span style="font-weight:700;">メディ・ベナティア</span>(ユベントス/イタリア) <span style="font-weight:700;">ロマン・サイス</span>(ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ/イングランド) <span style="font-weight:700;">ハムザ・メンディル</span>(リール/フランス) <span style="font-weight:700;">アクラフ・ハキミ</span>(レアル・マドリー/スペイン) <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">ムバレク・ブスファ</span>(アル・ジャジーラ/UAE) <span style="font-weight:700;">ユセフ・アイ・ベナセル</span>(カーン/フランス) <span style="font-weight:700;">ユネス・ベルアンダ</span>(ガラタサライ/トルコ) <span style="font-weight:700;">メーディ・カルセラ=ゴンサレス</span>(スタンダール・リエージュ/ベルギー) <span style="font-weight:700;">ハキム・ジイェフ</span>(アヤックス/オランダ) <span style="font-weight:700;">カリム・エル・アハマディ</span>(フェイエノールト/オランダ) <span style="font-weight:700;">ソフィアン・アムラバト</span>(フェイエノールト/オランダ) <span style="font-weight:700;">アミーヌ・アリ</span>(シャルケ/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ノルディン・アムラバト</span>(レガネス/スペイン) <span style="font-weight:700;">ファイサル・ファイル</span>(ヘタフェ/スペイン) <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;">アジズ・ブハドゥズ</span>(ザンクト・パウリ/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ハリド・ブタイブ</span>(イェニ・マラティヤスポル/トルコ) <span style="font-weight:700;">アユブ・エル・カービ</span>(ベルカンヌ) <span style="font-weight:700;">◆モロッコ代表予備メンバー3名</span> <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">オーリー・エル・ハジャム</span>(アミアン/フランス) <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">ヌサイル・マズラウィ</span>(アヤックス/オランダ) <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;">ユセフ・エン・ネスティリ</span>(マラガ/スペイン) 2018.05.18 06:23 Fri
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サラーvsマネ…W杯に出られるのはどちらか、W杯アフリカ最終予選のカードが決定《カタールW杯アフリカ予選》

国際サッカー連盟(FIFA)は22日、カタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ予選の組み合わせを発表した。 出場5枠が与えられているアフリカ予選。グループステージを勝ち抜いた10カ国が直接対決し、出場5チームを決める戦いが3月に予定されている。 FIFAがアフリカ最終予選の組み合わせを発表。その結果、リバプールファンにとっては心苦しいカードが誕生してしまった。 今回決定した組み合わせの1つがエジプト代表vsセネガル代表。リバプールの攻撃を支える、モハメド・サラーとサディオ・マネが直接対決となり、どちらかはW杯に出場することが可能となるが、もう一方はW杯で見ることができない。 その他、カメルーン代表vsアルジェリア代表、ナイジェリア代表vsガーナ代表、DRコンゴ代表vsモロッコ代表、マリ代表vsチュニジア代表となった。 カメルーンvsアルジェリア、ナイジェリアvsガーナも実力国同士の対戦となる一方で、マリは勝利すれば初出場に、DRコンゴもザイール代表時代の1974年大会には出場したが、DRコンゴになってからは初のW杯出場を目指すこととなる。 なお、予選は3月24日に1stレグ、5日後に2ndレグが実施される。 <span class="paragraph-title">【動画】リバプールファンは悩ましい!? サラーvsマネ、互いの代表でのプレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> Sadio Mane Mohamed Salah<br><br>of Africa&#39;s elite superstars will go head-to-head for <a href="https://twitter.com/hashtag/FIFAWorldCup?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FIFAWorldCup</a> spot! <a href="https://twitter.com/hashtag/WorldCup?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#WorldCup</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/WCQ?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#WCQ</a> | <a href="https://twitter.com/MoSalah?ref_src=twsrc%5Etfw">@MoSalah</a> | <a href="https://twitter.com/EFA?ref_src=twsrc%5Etfw">@EFA</a> | <a href="https://twitter.com/Fsfofficielle?ref_src=twsrc%5Etfw">@Fsfofficielle</a> | <a href="https://twitter.com/FIFAWorldCup?ref_src=twsrc%5Etfw">@FIFAWorldCup</a> <a href="https://t.co/Dbk8lrdhyZ">pic.twitter.com/Dbk8lrdhyZ</a></p>&mdash; #TotalEnergiesAFCON2021 (@CAF_Online) <a href="https://twitter.com/CAF_Online/status/1484952063725477894?ref_src=twsrc%5Etfw">January 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.01.23 21:22 Sun
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マネやサラー、アフリカ最優秀選手候補が10名に絞られる…若手にはユナイテッドMFハンニバルも

アフリカサッカー連盟(CAF)は11日、2021-22シーズンの男子最優秀選手賞の候補者10名を発表した。 2020-21シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の影響もあり受賞が中止に。2019年以来となる。 2019年に受賞したのは今夏リバプールからバイエルンへと移籍したセネガル代表FWサディオ・マネ。その前の2年間はリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが受賞していた中、今年も2人はノミネートされている。 6月30日に30名の候補が発表されていた中、10名にまで絞られたリスト。マネ、サラーの他には、プレミアリーグを制したマンチェスター・シティのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズや、今年のアフリカ・ネーションズカップで最多の8ゴールを決めたFWヴァンサン・アブバカル(カメルーン/アル・ナスル)らが残っている。 なお、ミランでセリエAを制し、バルセロナへ移籍したコートジボワール代表MFフランク・ケシエなどは10名に残れなかった。 また、最優秀若手選手賞には日本代表とも対戦した、マンチェスター・ユナイテッドのチュニジア代表MFハンニバル・メイブリら5名が候補として残っている。最終結果は7月21日に発表される。 ◆アフリカ年間最優秀選手賞候補10名 リヤド・マフレズ(アルジェリア/マンチェスター・シティ) カール・トコ・エカンビ(カメルーン/リヨン) ヴァンサン・アブバカル(カメルーン/アル・ナスル) モハメド・サラー(エジプト/リバプール) ナビ・ケイタ(ギニア/リバプール) セバスティアン・アラー(コートジボワール/アヤックス→ドルトムント) アクラフ・ハキミ(モロッコ/パリ・サンジェルマン) エドゥアール・メンディ(セネガル/チェルシー) カリドゥ・クリバリ(セネガル/ナポリ) サディオ・マネ(セネガル/リバプール→バイエルン) ◆アフリカ年間最優秀若手選手賞候補5名 ダンゴ・ワッタラ(ブルキナファソ/ロリアン) カマルディーン・スレマナ(ガーナ/レンヌ) カリム・コナテ(コートジボワール/ザルツブルク) パプ・マタル・サール(セネガル/メス) ハンニバル・メイブリ(チュニジア/マンチェスター・ユナイテッド) 2022.07.11 21:10 Mon
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元日本代表監督のハリルホジッチ氏、4カ国で4大会連続のW杯出場権獲得も3度目の直前解任で引退を示唆「サッカーにありがとうと言いたい」

カタール・ワールドカップ(W杯)を前に、モロッコ代表の監督を解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏(69)が、監督キャリアを終える可能性があることを明かした。フランス『RMC Sport』が伝えた。 かつては日本代表も率いていたハリルホジッチ監督。モロッコ代表を率い、カタールW杯の出場権を獲得していたが、モロッコサッカー協会(FRMF)は8月11日、本大会まで3カ月のタイミングで退任を発表した。 FRMFは「カタールW杯に向けた最終段階の調整に関して見解の相違があったため、ハリルホジッチ氏と友好的に別れることに合意した」と発表していたが、背景は大きく異なる。 2019年8月にモロッコ代表の指揮官に就任し、2022年のカタールW杯出場に導いたハリルホジッチ監督。しかし、数カ月前からチェルシーのMFハキム・ツィエクやバイエルンのDFヌサイル・マズラウィら一部選手との確執により、チームの主力となりうる実力者を除外するなど、メンバー選考に関して批判の声が集まっていた。 監督としてはヴェレジュ・モスタルやボーヴェ・オワーズ、ラジャ・カサブランカ、リール、スタッド・レンヌ、パリ・サンジェルマン(PSG)、トラブゾンスポル、アル・イテハド、ディナモ・ザグレブ、ナントなどのクラブチームの他、コートジボワール代表、アルジェリア代表、日本代表、そしてモロッコ代表と4カ国の代表チームを指揮した。 その4カ国ではいずれもW杯本大会に導く手腕を見せていたが、2018年の日本代表でも大会直前の親善試合で結果が出なかったことから解任され、西野朗監督が本大会では指揮。また、2010年のコートジボワールでもW杯前のアフリカ・ネーションズカップで結果が出ずに解任されていた。 史上初の4カ国で4大会連続の本大会出場を決める偉業を成し遂げながら、2大会連続、通算3回目の大会直前での解任の憂き目に遭ったハリルホジッチ氏。モロッコ代表の監督を退任した際の心境を語った。 「この決断は私にとって少し辛いものだった。むしろ、変な形でキャリを終えようとさえ思っている」 「それが人生だ。浮き沈みは激しいが、ちょっとやりすぎだ。サッカーにありがとうと言いたい」 選手の起用をめぐる問題などがありながらも、その手腕は高く評価され、モロッコ代表の監督を退任した後も「多くのオファーを受けた」とのこと。ただ、「どのオファーも受け入れない」と語り、実質的に監督業から引退することを決めたようだ。 2022.09.22 17:15 Thu

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