「真剣勝負で戦えることを喜びに」運命のスペイン戦に意気込む森保一監督、全力を尽くし「日本人の魂と誇りを持って挑む」

2022.11.30 23:12 Wed
Getty Images
日本代表の森保一監督が、スペイン代表戦に向けた記者会見に出席。意気込みを語った。

カタール・ワールドカップ(W杯)もグループステージの最終節を迎え、日本は12月1日にスペインと対戦する。

現在2位につける日本は首位のスペインとの決戦に。勝てばラウンド16進出が決定。引き分けるともう1試合のコスタリカ代表vsドイツ代表の結果次第となる状況だ。
新しい景色としてベスト8以上を目標に掲げて臨んでいる日本。明日のスペイン戦に向けて、森保監督は意気込んだ。

「明日のスペイン戦に向けてですが、まずはこの準備期間である3日間、今日はまだトレーニングしていませんが、ミーティング等々明日のスペイン戦に向けて、チームとして良い準備ができていると思います選手たちには明日プレッシャーがかかる試合だと思いますが、自分たちの力を信じて、自分の力を信じて、仲間を信じて、戦いに臨んでほしいなと思います」
「重要な試合には変わりないですが、選手たちが普段やっている力を100%、チームとして個として発揮してくれれば結果はついてくると思うので、まず自分たちの力を100%発揮できるように思い切ってプレーしてもらいたいと思いますし、スタッフの1人として環境づくりをしていきたいと思いますサポーターの皆さん、国民の皆さんに喜んでいただける結果を残せるように、チーム一丸となって最後戦いますので、応援、そして共闘をお願いします」

大一番を迎えるにあたり、世界でも屈指の強豪であるスペインとの対戦については「明日のスペイン戦に臨めること、この状況を本当に幸せに思いますし、喜びに感じています」とコメント。「プレッシャーはなく、あるとすれば自分たちの力を出し切れるかどうかというところを後悔すること無くやれるか。明日のスペイン戦で勝利を目指し、グループリーグ突破を目指して戦えるということしか考えていません。世界の強豪とW杯の優勝したことがある国と真剣勝負で戦えることを喜びに思って戦いたいです」と、楽しみであることを口にしている。

森保監督率いる日本は初戦でドイツを撃破し世界を驚かせた。しかし、第2戦でコスタリカに敗れ、厳しい状況に立たされている。

スペインの強みについては「スペインは非常に戦術的に、そしてテクニカルに戦える素晴らしいチームだと思いますが、今のルイス・エンリケ監督の下、ダイナミックさとテクニカル、戦術的な部分と全て持ち合わせていると思っています」とコメント。これまで以上にダイナミズムを持っていると印象を語った。

勝たなければいけない試合。選手たちにかけた言葉については「明日勝つ確率を高めるために、それぞれのコンディションを高めること。中3日でメンタル的にもフィジカル的にも、疲れているところをしっかり上げていってもらえるようにということを話しました」とコメント。また、「スペイン戦に特別ということではないですが、できる選手がいるからこそ、またスペイン戦にグループリーグ突破をかけて戦えると思うので、自分たちの力を100%発揮して欲しいなと思います」とし、自分たちの力をしっかりと出し切ろうと伝えたという。

さらに「目の前の一戦に最善の準備をして、全力を出して勝利を目指して戦う」と語り、しっかりと目の前の相手を倒すとした。

その日本だが、ドイツ戦勝利で称賛が相次いだ一方で、コスタリカに敗れて大批判を受けることに。掌返しとも言える状況については「称賛も批判もあり、掌返しされるというのも勝負の世界なので、勝てば称賛、負ければ批判されるということは当たり前のことかなと思います」と冷静に受け止めていると語った。

また「できれば批判はされたくないですけど、称賛も批判も含めて日本の国民の皆さんがサッカーに興味を持ってもらい、サッカーというスポーツを認識してもらい、それを議論してもらえることを私自身は嬉しく思います」と語り、「それだけサッカーが日本の国民の皆さんの日常に寄り添ってみていただけるスポーツと思ってもらえると、議論は自由ですし、見方も自由です。自分の思いをぶつけて欲しいと思います。喜ぶのもストレスをぶつけるのも、全てが嬉しいと思っています」と、話題として、日常にサッカーを持ち込んでもらえていることを喜んだ。

選手たちには「我々は日本の代表として世界の舞台で戦う上で、日本人の魂と誇りを持って日本のために戦いに挑むということ。そこは共有できていると思います」とし、「サポーターの皆さん、国民の皆さんに喜んでいただけるように日々努力して全力で戦いに臨むだけかなと思っています」と、批判も関係なしに、全てを捧げて戦うのみだとした。

スペインといえば、1年半ほど前に東京オリンピックの準決勝で戦い、延長戦の末に敗れた相手。その試合に出場した選手も多くいる中、「東京オリンピックで準決勝でスペインに負けてしまったということは非常に残念で悔しい思い出ですので、選手も私も含めて、その悔しい思いから成長を誓って、ここにいるところもあります。今回の対戦で今度は我々が喜べる結果を目指して戦いたいと思います」と、リベンジを果たしたいと語った。

また「私がスペインのサッカーをA代表から育成の方まで見させていただいて、国サッカーとして一貫したサッカーをベースにやられているというプレーモデルの重要性、大切さであったりというところは素晴らしいなと見させてもらいました」とし、「東京オリンピックチームのスペイン代表の選手が何人もA代表にいますし、スペインのサッカーは育成からトップへどういう流れで来ているのかを試合で感じさせてもらいたいと思います」と、日本が今後どういう道を歩むべきかも見ていきたいとコメントした。

「ドイツ同様にスペインもW杯でチャンピオンになった国だということ。我々も2050年までにW杯で優勝するということを目指す中、どのように目指すべきかを明日また学べると思うので、勝利を目指すとともに、我々がどうあるべきかを考えながら試合に臨みたいと思います」と、勝利を目指しながら、強豪国の歩んでいる道を確かめたいとした。

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「まさに死闘ってカンジ」歴史に残るバーレーンとの4-3の激闘!2004年大会プレイバックに反響「このゴールで中澤佑二に惚れた」

31日、日本代表はアジアカップ2023のラウンド16でバーレーン代表と対戦する。 過去の対戦成績は日本の8勝2敗となっているが、アジアカップの舞台で最後に対戦したのは2004年の中国大会での準決勝。記憶に残る激闘だった。 MF小野伸二、FW高原直泰ら当時の主力選手が欠場していた当時の日本は、開催国の中国サポーターにブーイングを浴びせられながらも決勝トーナメントに進出すると、準々決勝ではPK戦途中でのサイド変更とGK川口能活の神がかり的なセーブが印象深いヨルダン代表戦に勝利し、準決勝でバーレーンと対戦した。 しかし、バーレーン戦では開始6分に先制ゴールを許すと、40分にはMF遠藤保仁が不可解な判定で一発退場。日本はビハインドの状況で数的不利を負ってしまった。 数的不利の状況でもMF中田浩二とFW玉田圭司のゴールで逆転した日本だったが、その後2失点。2-3と1点ビハインドで試合終盤を迎えた。 それでも日本は最後まで諦めず。DFも攻めあがって同点ゴールを狙うと、90分にDF中澤佑二が値千金の同点ゴール。不屈の精神で同点に追いつくと、延長前半には玉田の独走ゴールが決まり、4-3で激闘を制していた。 なんとか決勝に進出した日本は、決勝で中国代表を撃破。見事に大会連覇を成し遂げていた。 久しぶりの対戦を前に『DAZN』は当時の試合映像をプレイバック。SNS上のファンも「このゴールで中澤佑二に惚れた」、「バーレーン戦といえばこの試合よな」、「痺れたね、玉田」、「まさに「死闘」ってカンジだった!」、「2004の大会は激熱だった」と当時を思い返している。 ベスト8を懸けた一戦は、31日の20時30分にキックオフ。『DAZN』で視聴が可能だ。 <span class="paragraph-title">【動画】当時の記憶が蘇る!2004年大会でのバーレーンとの激闘ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>「バーレーンvs日本」<br>過去対戦をプレイバック<br>\<br><br>アジアカップ2004年大会で起きた<br>奇跡の大逆転劇<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/AFC%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AFCアジアカップ</a> ラウンド16<br>バーレーン×日本<br>1/31(水)20:30(19:45配信開始)<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 独占配信<br>出演:水沼貴史/小野伸二/佐藤寿人/下田恒幸/桑原学 <a href="https://t.co/x7Sals8iKu">pic.twitter.com/x7Sals8iKu</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1752609401201189348?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.31 18:45 Wed
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日本代表、南野拓実がケガで離脱…代替選手は決定次第発表

日本サッカー協会(JFA)は4日、MF南野拓実が日本代表から離脱することを発表した。 現在、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けたアジア最終予選に臨んでいる日本代表。2日に行われた初戦のオマーン代表戦は、相手のインテンシティの高さに為す術なく敗戦を喫した。 7日にカタールのドーハで行われる中国代表戦に向けて調整中の日本だが、南野はケガのため離脱することが報告された。オマーン戦も左太ももの問題でベンチ入りも出場していなかった。 なお、JFAは追加招集選手に関しては決定次第知らせると伝えている。 今回の活動では、すでにMF板倉滉(シャルケ)とDF酒井宏樹(浦和)が離脱しており、南野で3人目となった。 2021.09.04 15:11 Sat
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「公式がこれは泣けるよ」W杯を終えた日本代表、JFA公開の映像がイナズマイレブンの楽曲含め大反響「4年後も期待」

日本サッカー協会(JFA)の公開したショートムービーに注目が集まっている。 7大会連続7回目となるワールドカップ(W杯)に臨んだサッカー日本代表。カタールではグループステージでドイツ代表、スペイン代表を逆転で下す快挙を達成し、決勝トーナメント進出を決めた。 史上初のベスト8進出を目指した5日のラウンド16では難敵・クロアチア代表と対戦。1-1で120分を終了し、PK戦までもつれ込んだが、残念ながら涙をのむこととなった。 激闘を終えた日本代表。7日にはJFAの公式TikTokアカウントが改めてラウンド16のシーンを振り返る映像を公開すると、これに大きな反響が寄せられた。 「この大会で得た自信も、この大会で流した涙も、夢の力に変える。 たくさんの応援、本当にありがとうございました」 BGMにはイナズマイレブンで使用された楽曲、T-Pistonz+KMCの『GOODキター!』が採用されており、締めくくりの折り鶴と相まって琴線に触れるとの声が相次いだ。 「公式がイナズマイレブンは泣けるのよ」、「4年後もイナズマイレブンの曲使ってくださるの期待してます」、「世代すぎて泣ける」など、選曲への賛辞が送られるとともに、「こんなに熱くなれたのは日本代表のおかげ!感動をありがとう」、「まじ公式ありがとう。日本代表もありがとう!」日本代表への労いのメッセージが多数届いている。 目標としていたベスト8進出とはならなかったが、国内のみならず世界中に大きな感動を与えた日本。4年後こそは新しい景色を期待せずにはいられない。 <span class="paragraph-title">【動画】楽曲含め大きな反響を呼んでいるJFA公開のショートムービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="tiktok-embed" cite="https://www.tiktok.com/@jfa_samuraiblue/video/7174331420096138498" data-video-id="7174331420096138498" style="max-width: 605px;min-width: 325px;" > <section> <a target="_blank" title="@jfa_samuraiblue" href="https://www.tiktok.com/@jfa_samuraiblue?refer=embed">@jfa_samuraiblue</a> この大会で得た自信も、この大会で流した涙も、夢の力に変える。 たくさんの応援、本当にありがとうございました。 <a title="サッカー日本代表" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?refer=embed">#サッカー日本代表</a> <a title="worldcup2022" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/worldcup2022?refer=embed">#worldcup2022</a> <a title="fifaworldcup" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/fifaworldcup?refer=embed">#fifaworldcup</a> <a target="_blank" title="♬ オリジナル楽曲 - サッカー日本代表&#47;JFA" href="https://www.tiktok.com/music/オリジナル楽曲-サッカー日本代表JFA-7174331431253379842?refer=embed">♬ オリジナル楽曲 - サッカー日本代表&#47;JFA</a> </section> </blockquote> <script async src="https://www.tiktok.com/embed.js"></script> 2022.12.08 20:05 Thu
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「泣ける」「1番グッときた」ザルツブルクが南野拓実&ファン・ヒチャンの敗退にメッセージ「私達の誇り」

レッドブル・ザルツブルクの投稿がファンの間で話題となっている。 5日、カタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16の2試合が行われた。 アジア勢の日本代表と韓国代表がそれぞれクロアチア代表、ブラジル代表と対戦した。 オーストラリア代表とともに、史上初となる3カ国がアジアからベスト16に残っていたが、日本はクロアチアにPK戦の末に敗戦。韓国は前半に4失点を喫し、ブラジルに完敗して敗退となった。 ラウンド16でアジア勢が全滅してしまったが、ザルツブルクの日本語公式ツイッターが1枚の写真をアップして話題だ。 その写真は3人の選手が抱き合っているもの。背中を見せているのは、18番のユニフォームを着た南野拓実と9番のユニフォームを着たファン・ヒチャンだ。 共に5日の試合に出場し、悔しい敗退を味わった中、「私達の誇り」として写真を投稿。2人と抱き合うのはハンガリー代表MFドミニク・ショボスライだ。 3人は2019-20シーズンはザルツブルクでチームメイトに。その後、南野はリバプール、フアン・ヒチャンはRBライプツィヒ、ショボスライも後にライプツィヒに移籍し、現在は誰も在籍はしていない。 この投稿には「泣ける」、「1番グッときた」、「ザルツブルクありがとう」とコメントが寄せられている。 アジア勢として、世界に一歩近づいた反面、まだまだ差があることも痛感させられた大会。4年後はどのような結果を残してくれるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】ザルツブルクが日韓のクラブOBを称える「泣ける」1枚</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/hizxc98OC4">pic.twitter.com/hizxc98OC4</a></p>&mdash; FC Red Bull Salzburg JP (@FCRBS_jp) <a href="https://twitter.com/FCRBS_jp/status/1599893883218976768?ref_src=twsrc%5Etfw">December 5, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.06 22:15 Tue

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