岐阜、DF橋本和やMF吉濱遼平ら6名の契約満了を発表
2022.11.16 15:45 Wed
FC岐阜は16日、GK岡本享也(27)、DF橋本和(36)、DF小山新(24)、DF岡村和哉(34)、MF吉濱遼平(30)、FW富樫佑太(26)との契約満了を発表した。
神奈川県出身の岡本は、高校時代に川崎フロンターレのU-18に所属。日本大学を経て、2018年に岐阜へ加入した。岐阜で5シーズンを過ごしたが、守護神の座は勝ち取れず、今季も試合出場はなかった。
橋本は2009年に加入した柏レイソルでプロデビュー。2011年にはJ1リーグ優勝を経験し、翌年には日本代表候補にも選出された。その後、浦和レッズ、ヴィッセル神戸を経て2020年に岐阜へ完全移籍。昨シーズンまで主力としてチームを支えたが、今季は明治安田生命J3リーグで9試合の出場にとどまった。
小山は関西大学から2021年に岐阜へ加入。昨季リーグ戦2試合の出場にとどまった一方、今季は公式戦12試合に出場して出場機会を増やしたが、シーズン終盤にかけては負傷の影響もあり多くの試合を欠場した。
セレッソ大阪の下部組織出身である岡村は、大阪学院大学から2010年にロアッソ熊本に入団。その後、V・ファーレン長崎、カマタマーレ讃岐、ギラヴァンツ北九州を経て、今シーズンから岐阜に加わった。今季は開幕戦先発の座を掴むと、公式戦19試合に出場した。
富樫は2015年にFC琉球でプロキャリアをスタートさせると、2019年から4シーズンにわたって岐阜でプレー。今季は序盤から多くの試合を欠場し、J3リーグで13試合1ゴールの成績にとどまった。
今季で岐阜を去ることが決まった6選手は、クラブを通じてそれぞれの想いを述べている。
◆岡本享也
「FC岐阜に関わる全ての皆さん、日頃より多くのご支援、熱いご声援本当にありがとうございます。今シーズンをもってFC岐阜を離れることになりました。5シーズンに渡り在籍してたくさんの仲間、スタッフ、ファン・サポーターなど多くの方々と出会うことが出来ました。僕のいた5年間の全てを言葉にする事は難しいので一番の想いを伝えます。『感謝』」
「岐阜で一緒に戦った選手、スタッフはもちろんですが、フロントスタッフの方々にもお礼を伝えたいです。チームがどんな状況であっても会社で出来ることは何かある?あったらいつでも言ってね!と言って下さったこと。FC岐阜が勝つように、またより応援してもらえるチームになるように日頃から共に戦ってくれていることを僕は知っています」
「僕が過ごしたこの5シーズン、様々な困難がありました。どんな状況下でもファン・サポーター、ボランティアスタッフ、スポンサー、街のご飯屋さんなど、FC岐阜に関わってくれている皆さんがFC岐阜を、僕たち選手を後押しし、共に戦ってくれたこと、選手みんなが感じています。本当に幸せなチームです」
「大学を卒業してすぐに岐阜という地に来て今日までどんな時も僕をFC岐阜を、温かくサポートしていただきました。心から、感謝!感謝!感謝です!FC岐阜で培った経験を糧に次の場所でも自分らしく精進していきます。また皆さんとお会いできる日を心待ちにしています。今週末、今年のFC岐阜ファミリーで戦える最後の一戦です。ぜひスタジアムで一緒に戦って下さい!」
◆橋本和
「3年間ありがとうございました。FC岐阜に関わるみなさんの願いである昇格という目標を達成できなかったことは残念ですが、来年も一緒に戦えないことを寂しいと思えるくらい好きになれたこと、すべての面で成長させてもらえたと確信できる3年間で、感謝しかありません。ありがとうございました」
「FC岐阜の昇格で、大好きになった岐阜県が盛り上がるのを願っていますし、ぼくもこの経験を糧にまだまだ頑張って行こうと決心させてもらえました!加入した年から世界的にいろいろ難しい時を経て、本当に濃い3年間をありがとうございました!」
◆小山新
「今シーズンでFC岐阜を離れることになりました。2年間本当にありがとうございました。この2年間は苦しいことや悔しいことがほとんどでした。FC岐阜の選手として、このクラブの昇格に貢献できなかったことがなによりも悔しいし、応援してくださったファン・サポーターの方に申し訳なさでいっぱいです」
「それでも、常に励まし、応援してくれるFC岐阜のファン・サポーターが大好きでした。心から感謝しています。ありがとうございました。来年からはFC岐阜の一員として共に闘うことができない寂しさもありますが、ここから這い上がって、強くなります」
「プロキャリアをFC岐阜という素晴らしいクラブでスタートできたことが僕の誇りです。この経験を人生の糧にして強くなることが僕のできる恩返しの一つだと思います。また皆さんに成長した姿を見せることができるように頑張っていきます。直接、力になることはできませんが、これからもFC岐阜に関わる全ての人が笑顔になれることを願っています。2年間ありがとうございました」
◆岡村和哉
「今シーズンをもちましてFC岐阜を離れることになりました。上のステージに行くために全力で頑張ってきましたが、結果を出せず本当に申し訳ないです。スポンサー、サポーターの皆様、1年間応援ありがとうございました。自分らしく、前を向いて進んでいきます。本当にありがとうございました」
◆吉濱遼平
「今シーズン限りでFC岐阜を離れることになりました。J2に昇格するためにこの2年間戦ってきましたが、なかなかチームに貢献できず昇格することができなくて申し訳なく思っています。今年一年はなかなか試合に出られず苦しい時間が多かったですが、どんな時も11番のユニフォームを着て、ゲートフラッグを掲げてくれたサポーターの方には救われました」
「FC岐阜のユニフォームを着てプレーすることはもうできませんが、また違うチームでプレーしても引き続き応援してもらえると嬉しいです。FC岐阜がJ2、J1に上がれるクラブになることを願っています。2年間応援ありがとうございました!」
◆富樫佑太
「今シーズンを持ちまして、FC岐阜を離れる事になりました。まずはこの場を借りて、FC岐阜に関わるすべての皆様のご支援、ファン・サポーターの皆様のご声援本当にありがとうございました。2019年チームがJ3に降格した時、必ずまたJ2に上げようと、それこそがクラブを降格させてしまった人間の責任だと、そう思ってここまでやってきました。その目標半ばでチームを去る事を申し訳なく思いますし、自分自身不甲斐なく悔しい気持ちでいっぱいです」
「岐阜に来て4年、いい事よりかは苦しい事の方が多かったように思います。思い描いていた岐阜でのサッカー生活ではありませんでしたが、たくさんのご縁に恵まれ、私生活では娘も産まれ僕にとっては思い出深い街となりました。どれだけ長く、何度もピッチを離れていても、常に背中を押しいつまでも待っていてくれ、温かい言葉をかけてくれたサポーターの皆様には感謝しかありません」
「FC岐阜がチームとして同じ方向を向き、来て頂いたサポーター全員が勝っても負けても楽しい試合だったと笑顔で帰る、そんなクラブになって欲しいと切に願っております。4年間本当にありがとうございました。お世話になりました。そしてこれからも応援よろしくお願い致します!また会える日を楽しみにしています」
神奈川県出身の岡本は、高校時代に川崎フロンターレのU-18に所属。日本大学を経て、2018年に岐阜へ加入した。岐阜で5シーズンを過ごしたが、守護神の座は勝ち取れず、今季も試合出場はなかった。
橋本は2009年に加入した柏レイソルでプロデビュー。2011年にはJ1リーグ優勝を経験し、翌年には日本代表候補にも選出された。その後、浦和レッズ、ヴィッセル神戸を経て2020年に岐阜へ完全移籍。昨シーズンまで主力としてチームを支えたが、今季は明治安田生命J3リーグで9試合の出場にとどまった。
セレッソ大阪の下部組織出身である岡村は、大阪学院大学から2010年にロアッソ熊本に入団。その後、V・ファーレン長崎、カマタマーレ讃岐、ギラヴァンツ北九州を経て、今シーズンから岐阜に加わった。今季は開幕戦先発の座を掴むと、公式戦19試合に出場した。
吉濱は松蔭大学在学中の2012年に、湘南ベルマーレで特別指定選手としてJリーグデビュー。その後、2013年に正式加入すると、以降は福島ユナイテッドFC、ザスパクサツ群馬、FC町田ゼルビア、レノファ山口FCなど数クラブをわたり歩き、昨年岐阜に加入。昨季はリーグ23試合に出場して1得点を記録したが、今季は13試合出場無得点と成績を落としていた。
富樫は2015年にFC琉球でプロキャリアをスタートさせると、2019年から4シーズンにわたって岐阜でプレー。今季は序盤から多くの試合を欠場し、J3リーグで13試合1ゴールの成績にとどまった。
今季で岐阜を去ることが決まった6選手は、クラブを通じてそれぞれの想いを述べている。
◆岡本享也
「FC岐阜に関わる全ての皆さん、日頃より多くのご支援、熱いご声援本当にありがとうございます。今シーズンをもってFC岐阜を離れることになりました。5シーズンに渡り在籍してたくさんの仲間、スタッフ、ファン・サポーターなど多くの方々と出会うことが出来ました。僕のいた5年間の全てを言葉にする事は難しいので一番の想いを伝えます。『感謝』」
「岐阜で一緒に戦った選手、スタッフはもちろんですが、フロントスタッフの方々にもお礼を伝えたいです。チームがどんな状況であっても会社で出来ることは何かある?あったらいつでも言ってね!と言って下さったこと。FC岐阜が勝つように、またより応援してもらえるチームになるように日頃から共に戦ってくれていることを僕は知っています」
「僕が過ごしたこの5シーズン、様々な困難がありました。どんな状況下でもファン・サポーター、ボランティアスタッフ、スポンサー、街のご飯屋さんなど、FC岐阜に関わってくれている皆さんがFC岐阜を、僕たち選手を後押しし、共に戦ってくれたこと、選手みんなが感じています。本当に幸せなチームです」
「大学を卒業してすぐに岐阜という地に来て今日までどんな時も僕をFC岐阜を、温かくサポートしていただきました。心から、感謝!感謝!感謝です!FC岐阜で培った経験を糧に次の場所でも自分らしく精進していきます。また皆さんとお会いできる日を心待ちにしています。今週末、今年のFC岐阜ファミリーで戦える最後の一戦です。ぜひスタジアムで一緒に戦って下さい!」
◆橋本和
「3年間ありがとうございました。FC岐阜に関わるみなさんの願いである昇格という目標を達成できなかったことは残念ですが、来年も一緒に戦えないことを寂しいと思えるくらい好きになれたこと、すべての面で成長させてもらえたと確信できる3年間で、感謝しかありません。ありがとうございました」
「FC岐阜の昇格で、大好きになった岐阜県が盛り上がるのを願っていますし、ぼくもこの経験を糧にまだまだ頑張って行こうと決心させてもらえました!加入した年から世界的にいろいろ難しい時を経て、本当に濃い3年間をありがとうございました!」
◆小山新
「今シーズンでFC岐阜を離れることになりました。2年間本当にありがとうございました。この2年間は苦しいことや悔しいことがほとんどでした。FC岐阜の選手として、このクラブの昇格に貢献できなかったことがなによりも悔しいし、応援してくださったファン・サポーターの方に申し訳なさでいっぱいです」
「それでも、常に励まし、応援してくれるFC岐阜のファン・サポーターが大好きでした。心から感謝しています。ありがとうございました。来年からはFC岐阜の一員として共に闘うことができない寂しさもありますが、ここから這い上がって、強くなります」
「プロキャリアをFC岐阜という素晴らしいクラブでスタートできたことが僕の誇りです。この経験を人生の糧にして強くなることが僕のできる恩返しの一つだと思います。また皆さんに成長した姿を見せることができるように頑張っていきます。直接、力になることはできませんが、これからもFC岐阜に関わる全ての人が笑顔になれることを願っています。2年間ありがとうございました」
◆岡村和哉
「今シーズンをもちましてFC岐阜を離れることになりました。上のステージに行くために全力で頑張ってきましたが、結果を出せず本当に申し訳ないです。スポンサー、サポーターの皆様、1年間応援ありがとうございました。自分らしく、前を向いて進んでいきます。本当にありがとうございました」
◆吉濱遼平
「今シーズン限りでFC岐阜を離れることになりました。J2に昇格するためにこの2年間戦ってきましたが、なかなかチームに貢献できず昇格することができなくて申し訳なく思っています。今年一年はなかなか試合に出られず苦しい時間が多かったですが、どんな時も11番のユニフォームを着て、ゲートフラッグを掲げてくれたサポーターの方には救われました」
「FC岐阜のユニフォームを着てプレーすることはもうできませんが、また違うチームでプレーしても引き続き応援してもらえると嬉しいです。FC岐阜がJ2、J1に上がれるクラブになることを願っています。2年間応援ありがとうございました!」
◆富樫佑太
「今シーズンを持ちまして、FC岐阜を離れる事になりました。まずはこの場を借りて、FC岐阜に関わるすべての皆様のご支援、ファン・サポーターの皆様のご声援本当にありがとうございました。2019年チームがJ3に降格した時、必ずまたJ2に上げようと、それこそがクラブを降格させてしまった人間の責任だと、そう思ってここまでやってきました。その目標半ばでチームを去る事を申し訳なく思いますし、自分自身不甲斐なく悔しい気持ちでいっぱいです」
「岐阜に来て4年、いい事よりかは苦しい事の方が多かったように思います。思い描いていた岐阜でのサッカー生活ではありませんでしたが、たくさんのご縁に恵まれ、私生活では娘も産まれ僕にとっては思い出深い街となりました。どれだけ長く、何度もピッチを離れていても、常に背中を押しいつまでも待っていてくれ、温かい言葉をかけてくれたサポーターの皆様には感謝しかありません」
「FC岐阜がチームとして同じ方向を向き、来て頂いたサポーター全員が勝っても負けても楽しい試合だったと笑顔で帰る、そんなクラブになって欲しいと切に願っております。4年間本当にありがとうございました。お世話になりました。そしてこれからも応援よろしくお願い致します!また会える日を楽しみにしています」
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