「チームの努力が1人の選手によって裏切られた」モウリーニョ監督がある選手を猛批判、ローマは2戦未勝利
2022.11.10 12:59 Thu
ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、ドローとなった試合後に特定の選手を批判した。クラブ公式サイトが伝えている。
セリエAで2試合未勝利となったモウリーニョ監督は、試合後にダービー後の厳しい試合を戦ったチームを称えた。
「良いパフォーマンスだった。もちろん、限界はあったが自分たちにできることはやったと思う。ダービー敗戦後の2日間、周囲の雰囲気はかなり重く、選手たちも元気がなかった。それでも今日は前向きな姿勢を見せ、真剣で、集中していたと思う。選手たちは勝利を目指し、自分たちの限界を乗り越えようとしていた」
「チームの努力が1人の選手のプロ意識に欠ける態度によって裏切られたことに、私は失望している。ラツィオ戦での(ロジェール・)イバネスのミスについて、私はこうしたコメントをしなかった。それは、ミスもゲームの一部だからだ。選手もそれはわかっている」
「しかし、プロフェッショナルではない態度、チームメイトと比較して間違っていると感じた態度は私を悩ませる。とはいえ、勝ち点1、アウェーでの勝ち点1なのだから、ネガティブではない結果だ。チームの姿勢には、おおむね満足している」
「今夜は16人の選手を起用し、そのうち15人の態度には満足だ。態度が気に食わなかった選手には、すでにそれを伝えている。そしてもう1人には、なぜ毎試合今夜のような態度を見せないのか質問したところだ。それ以外の選手たちには満足している」
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前節ラツィオとのローマ・ダービーで痛恨の黒星を喫したローマは、9日に行われたセリエA第14節でサッスオーロと対戦した。数人の選手を入れ替えて臨んだ一戦、前半は攻撃が思うように機能せず、最後の決め手を欠いたままハーフタイムへ。後半は苦しい時間帯を乗り越え、80分にFWタミー・エイブラハムがヘディングシュートを決めてようやく先制点を挙げたが、5分後に追いつかれるとその後スコアは動かず1-1のドローに終わった。「良いパフォーマンスだった。もちろん、限界はあったが自分たちにできることはやったと思う。ダービー敗戦後の2日間、周囲の雰囲気はかなり重く、選手たちも元気がなかった。それでも今日は前向きな姿勢を見せ、真剣で、集中していたと思う。選手たちは勝利を目指し、自分たちの限界を乗り越えようとしていた」
そんな中、とある選手を猛烈に批判。チームへ対する裏切り行為だと、怒りを露わに。指揮官は選手名を明かさなかったが、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると該当の選手はDFリック・カルスドルプだと報じられている。
「チームの努力が1人の選手のプロ意識に欠ける態度によって裏切られたことに、私は失望している。ラツィオ戦での(ロジェール・)イバネスのミスについて、私はこうしたコメントをしなかった。それは、ミスもゲームの一部だからだ。選手もそれはわかっている」
「しかし、プロフェッショナルではない態度、チームメイトと比較して間違っていると感じた態度は私を悩ませる。とはいえ、勝ち点1、アウェーでの勝ち点1なのだから、ネガティブではない結果だ。チームの姿勢には、おおむね満足している」
「今夜は16人の選手を起用し、そのうち15人の態度には満足だ。態度が気に食わなかった選手には、すでにそれを伝えている。そしてもう1人には、なぜ毎試合今夜のような態度を見せないのか質問したところだ。それ以外の選手たちには満足している」
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