川崎Fが将来的に球技専用スタジアムに本拠地を改修へ、参加するグループが川崎市の「等々力緑地再編整備・運営等事業」の落札者に

2022.11.08 21:20 Tue
©︎J.LEAGUE
川崎フロンターレは8日、「等々力緑地再編整備・運営等事業」の落札者として選定されたことを発表した。
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川崎Fは、東急株式会社を代表企業とするグループの一員として川崎市が公募した「等々力緑地再編整備・運営等事業」に係る総合評価一般競争入札に参加していたとのこと。川崎市が策定・改定した「等々力緑地再編整備実施計画」に示す、「新たな等々力緑地の目指すべき将来像の実現」を目的とした事業となる。現在ホームスタジアムである等々力陸上競技場がある等々力緑地の公共施設および民間施設の整備・運営維持管理が主な事業であり、2023年4月から30年間の予定となる。
整備内容の1つには、「等々力陸上競技場の球技専用スタジアムへの改修工事」も入っており、将来的に大きくスタジアムを変更する方針があるとのこと。一方で、トラックを無くし、現在ある補助陸上競技場を陸上競技場に改修する工事などもあるという。

川崎Fはクラブを通じて、この事業への意気込みを発表している。
「川崎フロンターレは、ホームスタジアムがある等々力緑地で、これまで行政や地域の皆さまとともに活動しながら、ホームタウン川崎市の魅力向上に勤しんでまいりました。そして2023年度からは、公園全体を整備・運営する民間事業者の一員という立場でも、等々力がもっと楽しく、市民の皆さまに日常から親しんでいただける場所になるよう努めていくことになります」

「今後、落札者選定に伴う各手続きを行い、2023年4月から民間事業者による公園の維持管理運営が開始される予定です。弊クラブの具体的な関わり方につきましては、川崎市および関係各所と協議・検討したうえで適時発表してまいります」

「各施設の整備については設計等諸手続きを経た後、公園全体で順次行われていき、2029年度末までに公園全体の整備が完了する計画になっています。ホームスタジアムの球技専用化への整備着手はまだ数年先になることが想定されますが、まずは公園全体がもっと居心地がよく、さらにワクワク!!が散りばめられた場所になるよう、行政はもとより民間企業とも連携しながら活動していく所存です」

「人を、この街を、もっと笑顔に。川崎市がさらに魅力にあふれ、「住んでいてよかった」と感じられる街になるよう、川崎フロンターレはこれからも力を尽くしてまいります」

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オフサイドの判定に関わる「インパクト」の奥深さ、川崎Fvs横浜FMでのジャッジにJFAが見解「PKが与えられるべきだった」

23日、日本サッカー協会(JFA)は2025年の第3回レフェリーブリーフィングを開催した。 Jリーグの新シーズンが開幕してから2度目のレフェリーブリーフィング。今シーズンからはファウルの基準の引き上げと、アクチュアルプレーイングタイムを伸ばすというJリーグの指針がある中で、開幕から2カ月程度が経ち、様々な事象が起こっている。 今回のブリーフィングでも、実際のJリーグの試合の判定をもとにJFA審判マネジャー Jリーグ担当統括の佐藤隆治氏が見解と解説を行った。 その中で取り上げられた1つの事象が、大きな議論を呼ぶこととなった。その事象は、4月9日に行われた明治安田J1リーグ第5節の川崎フロンターレvs横浜F・マリノスでのプレー。前半終了間際の45分のプレーだ。 川崎Fの攻撃のシーン。川崎Fがボールを回していると、右サイドでボールを持ったファンウェルメスケルケン際が中央に出すと、河原創がダイレクトで前線へパスを送る。 このシーンではパスを受けようとした小林悠の前で横浜FMの諏訪間幸成がカット。こぼれ球が永戸勝也の元に転がるが、永戸がクリアしないでいると、大関友翔がこのボールを奪いドリブルスタート。ボックス右からハーフスペースに走り込んだ伊藤達哉にパスを出したところ、ジャン・クルードが後方からタックル。ボールは流れた。 主審の御厨貴文さんはノーファウルの判定。しかし、VARからのチェックが入り、オン・フィールド・レビュー(OFR)を行うと、ジャン・クルードのファウルとなりPKの判定に。ただ、その前の段階で河原からのパスが出た際に小林がオフサイドポジションにいたことで、オフサイドとなり、PKではなくオフサイドの判定となった。 佐藤氏はこの場面について「2つの観点がある」とコメント。まず、伊藤に対するジャン・クルードの対応については「レフェリーからは体の前後関係(伊藤が前でジャン・クルードが後ろ)はあるがノーファウルと判断した。上半身の接触はあるがノーファウルコンタクトと取っていた」とジャッジについて説明。ただ、このシーンでは上半身ではなく、右足の接触が主審からは見えていなかったとし、VAR介入後のOFRという流れになったという。 このジャッジはPKで間違ってはいなかったが、もう1つの観点がオフサイド。河原のパスに対して小林がオフサイドポジションにいたため、現場ではオフサイドの判定を下したが、佐藤氏は「オフサイドにする要件は揃っているが、小林選手はボールにも相手にも触れていない」とし、オフサイドを取るべきではないと見解を示し、ジャン・クルードのファウルで川崎FにPKが与えられるべきだったと結論づけた。 映像を見ても、小林は完全なオフサイドポジションにいる状況。横浜FMの選手たちも手を上げてオフサイドをアピールし、永戸がこぼれ球をクリアしなかったのも、オフサイドだと考えたからだと想像できる。 しかし、佐藤氏の見解はオフサイドではないとのこと。この理由は「インパクト」というものが大きく関わってくるという。 「オフサイド」とは、オフサイドポジションにいる選手がプレーに関与した時点で反則となり、その関与が「インパクト」に値するかどうかが重要になる。このシーンの場合、小林は明らかにオフサイドポジションにいるが、対応した諏訪間への接触もなければ、ボールも手前でカットされているため触れていない。河原からのパスが小林に通れば、オフサイドポジションで関与したために「オフサイド」になるが、今回の場合は相手選手にもボールにも触れていない状況だ。 そこで疑問に生じるのが諏訪間の対応だ。何もしなければ「オフサイド」だが、パスを出された時点で諏訪間は小林がオフサイドポジションかどうかを把握していない。そのため、ギリギリで気がつき足を出し、その足にボールが当たったという状況となっている。DFとしては相手にパスが通らないように足を出したものの、「インパクト」には選手への心理的な影響は含まれないとのこと。小林がそこにいたから諏訪間は足を出したが、小林は来るパスを待っていたものの、ボールに向かってプレーをしていないこともあり、「インパクト」は与えていないという考えだという。 OFRで主審もしっかりと映像を確認した上で、今回は「オフサイド」と判定したように、非常に難しいジャッジではあったが、JFAの審判委員会の見解は異なるものに。映像だけで見ればオフサイドと感じる人が大多数だと思われるが、観る側も、改めてジャッジの判断基準をしっかりと理解する必要がありそうな事象だった。 2025.04.23 14:20 Wed

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