トッテナムは1日にマルセイユ戦を控えるが、この大一番を前にアウェイの洗礼を受けた。イギリス『ガーディアン』が報じている。
現在、混戦のチャンピオンズリーグ(CL)グループDで首位に立つトッテナムは、2ポイント差で最下位のマルセイユと敵地での最終節に臨む。
今節では引き分け以下で決勝トーナメント進出を決められるが、ここ最近UEFAコンペティションでアウェイゲームを苦手とするアントニオ・コンテ率いるチームにとって非常にタフな一戦となる。
超過密日程の中で少しでも万全の状態で決戦に臨みたいチームだったが、試合前日深夜にはマルセイユファンによる、手荒い洗礼を受けたようだ。
『ガーディアン』によると、マルセイユファンは25時半から28時半にトッテナムの滞在先のホテルの近くで頻繁に打ち上げ花火を上げて騒音を出し、アウェイチームの選手たちの睡眠を妨害。これにより、多くの選手たちは十分な睡眠を取れなかった可能性があるという。
また、マルセイユのゴール裏の閉鎖を除き無観客開催の措置が解かれて実施されるこの試合では2000人程度のトッテナムファンの来場が予定されている。だが、クラブは自チームのファンに対して、マルセイユファンとの衝突を回避するため、スタジアム内以外でのレプリカユニフォーム着用や繁華街での大勢で集まる行為、一部の危険地域への立ち入りを避けるよう積極的な注意喚起を行っている。
