ロイ・キーン氏の監督業復帰を元同僚が後押し「長く評論家を続けていたら…」

2022.10.19 13:48 Wed
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マンチェスター・ユナイテッドOB、ロイ・キーン氏(51)の現場復帰をかつてのチームメイトが後押ししている。イギリス『サン』が伝えた。

現役時代にユナイテッドでキャプテンを務め、現在では辛口コメンテーターとしてお馴染みのキーン氏。過去にサンダーランドの指揮官や母国アイルランド代表のコーチなどを経験しているものの、2019年5月以降は解説業に専念している。

以前から監督業への再チャレンジを口にしているが、ユナイテッド時代の同僚である元フランス代表のルイ・サハ氏はイギリス『Boyle Sports』のインタビューでキーン氏の現場復帰を歓迎。豊富な経験や知識を活かすべきと口にしている。
「キーンは是非とも監督業への復帰を検討すべきだよ。長く評論家を続けていたら、マネージャーとしての資質を失うかもしれないからね」

「彼ならきっとうまくやれずはずだ。もしかすると、彼のメンタリティは最近の若い選手たちにはそぐわぬものかもしれない。フットボールは変化し続けていて、彼自身も適応する必要がある」
「だけど、彼ほどの経験や知識を持つ者はなかなかいない。それならば、批評する仕事よりも、それらを日常的にチームと共有するのがベストだ」

「彼自身もマネージメントの難しさは理解しているはず。偉大な監督になるための資質を持っていて、賢く、ユーモアのセンスは抜群だ。誰もが彼をタフな男だと見ているが、同時に面白い男さ。彼の批評から垣間見ることができるね」

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ロナウド崇拝ガルナチョはアルゼンチン代表で浮いている? 先輩パレデスが証言

マンチェスター・ユナイテッドのFWアレハンドロ・ガルナチョは、クラブの偉大なる先輩を崇拝するあまり、アルゼンチン代表で少し浮いてしまっているようだ。 現在、ガルナチョはアルゼンチン人の母親の母国であるアルゼンチンのA代表でプレー。ただ、自身はマドリードで生まれ育ち、2020年からイングランドでプレーしており、その他の選手に比べてアルゼンチン人としての意識はやや希薄だ。 通常、ガルナチョの年代のアルゼンチン人選手はリオネル・メッシを崇拝するものだが、同選手のアイドルはそのメッシの最大のライバルであるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだ。 スペイン時代はヘタフェ、アトレティコ・マドリーのカンテラに在籍していたが、その当時にレアル・マドリーで全盛期を過ごしたロナウドの印象は鮮烈で、同選手が自身の所属するユナイテッドに帰還を果たした際には誰よりも興奮した選手の一人だった。 さらに、先日のエバートン戦で圧巻のバイシクルシュートでのゴールを決めた際にガルナチョは、崇拝するロナウドの代名詞であるゴールセレブレーションを披露していた。 そういった振る舞いは所属クラブでは好意的に受け止められるものの、メッシが崇拝されるアルビセレステスにおいては異質と見られ、少し意地悪な先輩たちからはイジりの対象となっている。 ローマに所属する同国代MFレアンドロ・パレデスは、アルゼンチン『DSports』でガルナチョと周囲の選手たちのやり取りを明かしている。 「僕らは彼にそのこと(ロナウド崇拝)について冗談を言ったよ。彼はとてもシャイで、返事をしない。ちょっとかわいそうな奴で、僕らが彼を狂わせてしまったみたいだね」 「また、僕らは彼にグループが何なのかについても話したよ。何とかして彼らにグループの一員であると感じてもらい、快適に感じてもらえるよう努めている。ただ、今回の場合、彼はとても緊張していてうまく話すことができなかった」 「でも、彼が言ったように、僕は彼がロナウドを自分のアイドルだと思っていて、いつも彼を追いかけていて、プレーもかなり似ている。それはある意味で普通のことでもあり、それによって何かが起こるわけではない」 「もちろん、彼が代表チームに来るときは、僕らのチームというものがあり、彼も少し変わらなければならないね」 アルゼンチン代表においてロナウド崇拝は決してタブーというわけではないが、代表でのプレーやコミュニケーションを円滑に進める上でガルナチョはその愛をやや抑えつつ、周囲とより良好な関係を築いていきたいところだ。 2023.12.14 23:33 Thu

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