ビラがわずか2勝のジェラード監督解任か…後任本命にポチェッティーノ氏
2022.10.18 13:47 Tue
アストン・ビラがスティーブン・ジェラード監督(42)の解任を検討しているようだ。
昨年11月にビラの指揮官に就任すると、スコティッシュ・プレミアシップでレンジャーズを無敗優勝に導いた手腕を発揮し、降格の危機に瀕するチームを立て直したジェラード監督。今季はさらなる躍進が期待されたが、アシスタントコーチだったマイケル・ビール氏がチャンピオンシップ(イングランド2部)のQPRに指揮官として引き抜かれたことも影響してか、苦戦を強いられている。
プレミアリーグで10試合を終えて2勝3分け5敗の16位に沈む状況から、ジェラード監督に対する疑念は深まり、16日に行われた第11節のチェルシー戦も0-2の敗北。本拠地ビラ・パークに集った一部のファンからは大きなブーイングが浴びせられ、求心力の低下が表面化している。
イギリス『テレグラフ』によると、クラブ上層部もチェルシー戦の敗北を受けてジェラード監督の解任を検討し始めたとのこと。今週ミッドウィークに開催される第12節のフルアム戦と第13節のブレントフォード戦で連勝を飾れなければ、解任やむなしの情勢だという。
そのビラはジェラード監督を解任した場合、フリーが続くマウリシオ・ポチェッティーノ氏(50)の招へいを狙っている模様。フリーのトーマス・トゥヘル氏やビジャレアルのウナイ・エメリ監督らもリストアップするなか、トップターゲットに挙げているようだ。
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ポチェッティーノ氏は2014年から5年半にわたって率いたトッテナムでチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を果たすなどのらつ腕を発揮。だが、2021年1月から指揮したパリ・サンジェルマン(PSG)では昨季のリーグ・アンで王座こそ奪還したものの、CLや国内カップで結果を出せず、解任された。
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