J2甲府が広島を下して初制覇! 42歳山本英臣が栄光に導く!《天皇杯》
2022.10.16 17:00 Sun
第102回天皇杯決勝、ヴァンフォーレ甲府vsサンフレッチェ広島が16日に日産スタジアムで行われ、1-1で迎えたPK戦の末、甲府が初優勝を果たした。
互いに準決勝からのスタメン変更は1人に留めた中、試合は下馬評通り広島が立ち上がりから押し込む展開となる。ただ、甲府もワントップの三平へのラストパスを虎視眈々と狙っており、両チームともに強みを生かした戦いを見せる。
その中で初シュートは広島。10分に茶島が右サイドからカットインし、左足を振り抜いた。対する甲府が15分過ぎにビッグチャンス。相手の荒木隼人の横パスを高い位置で奪い、長谷川がGKと一対一に。ボックス右からゴール左を狙ったが、ここはGK大迫にビッグセーブを見せつけられた。
その後、30分にも決定機を作った甲府だが残りの時間は守りを徹底。全選手が自陣の深い位置まで下がって守りを固める。こうなると広島がボールを持つ時間が長くなるが、なかなか急所を見つけられず、シュートシーンを迎えられない。
そんな広島は後半から森島とドウグラス・ヴィエイラを下げてエゼキエウとベン・カリファを投入。両者共立ち上がりからゴールに迫るシーンを迎える中、甲府は50分に局面を引っくり返して三平がゴール前へ。GKと一対一になったが、ここはオフサイドの判定に。
単発ながらも確実にゴールに迫る甲府に対し、なかなか攻撃精度が上がらない広島。60分にボックス手前でFKを獲得し、野津田に見せ場が訪れるも、ここは壁に当たって枠の外へ。
60分を過ぎると甲府も選手交代。先制点を挙げた三平と鳥海、さらには主将の荒木を下げて、ウィリアン・リラ、松本、野澤を送り込んだ。広島も70分、茶島と柏を下げて野上と松本を入れる。
同点に向けてギアを上げたい広島だったが74分、中途半端な位置でボールを奪われると甲府のカウンターが炸裂。ウィリアン・リラが単騎でボックス右まで運び右足一閃。これがクロスバーに直撃するビッグチャンスとなった。
時間も残り少なくなり、広島としては徐々に焦りが大きく張り始める中、今季ブレイクのあの男がチームを救う。84分、左サイドに流れたエゼキエウが粘り強いキープからボックス左へスルーパスを出すと、受けた川村が迷わず左足を一閃。これがゴール上部に突き刺さり、土壇場で同点に追いついた。
その後は互いにチャンスを迎えながらも試合は延長戦へ。広島は延長戦から認められる6人目の交代枠を使って、足を傷めていたエゼキエウに代えて住吉を投入した。
延長戦開始直後に広島はボックス手前左でFKを獲得。これを満田が直接狙うと、壁を越えたシュートがクロスバーを直撃。満田はさらに、延長前半10分にも強烈なミドルシュートで相手GKを強襲する。
2つのピンチを凌いだ甲府は、長谷川を下げてジェトゥリオを投入。これが4人目の交代となった。
延長戦は終始広島ペース。時折ウィリアン・リラにボールが渡った際には荒木隼人がはね返していく。攻撃面では川村や松本のクロスからピエロスがチャンスを迎える。
延長後半9分には右サイドのスペースを突いた野上のクロスから逆サイドから走り込んだ塩谷がシュートへ。ここも決定機だったが、DF決死のブロックに遭った。
依然として広島の攻勢が続く中、試合の展開を左右する重大インシデントが起こる。満田が上げたクロスが山本の腕に当たってPKを獲得。決まれば優勝が確実となる中、ゴール左下を狙った満田のシュートはGK河田が完全に読み切りスーパーセーブ。試合は二転三転しながらPKで決着がつけられることになった。
互いに3人目まで成功した中、先攻の広島は4人目の川村のシュートがGK河田に止められ劣勢に。5人目を務めた満田が決めて、甲府の5人目は途中出場の山本。プレッシャーのかかる中、42歳のベテランは冷静に左上に突き刺し、苦節20年、クラブを天皇杯初制覇に導いた。
なお、J2クラブが天皇杯を制したのは2011年のFC東京以来2度目。当時はJ2のチーム同士の試合だったため、J1を下しての優勝は史上初となった。
敗れた広島だが、6日後の22日には、セレッソ大阪とのルヴァンカップ決勝戦が控えている。
ヴァンフォーレ甲府 1-1(5PK4) サンフレッチェ広島
【甲府】
三平和司(前26)
【広島】
川村拓夢(後39)
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互いに初優勝を懸けた運命の一戦。甲府は3回戦以降、札幌、鳥栖、福岡、そして準決勝の鹿島と、J1勢相手に次々と下克上を起こしながらクラブ史上初の決勝へ進出。J2のクラブが決勝に進んだのは、2014年の山形以来のこととなる。一方の広島は、4回戦まではホンダロックや横浜FC、群馬などJ2以下のクラブをなぎ倒し、準々決勝ではC大阪、準決勝では京都を下して6度目の決勝進出を決めた。広島には主将の佐々木や柏、野津田など元甲府の選手が多く在籍しており、所縁の深い対戦となる。その中で初シュートは広島。10分に茶島が右サイドからカットインし、左足を振り抜いた。対する甲府が15分過ぎにビッグチャンス。相手の荒木隼人の横パスを高い位置で奪い、長谷川がGKと一対一に。ボックス右からゴール左を狙ったが、ここはGK大迫にビッグセーブを見せつけられた。
ここからは浮足立つ広島を尻目に甲府が攻勢に出る展開に。三平を中心に右サイドから攻め込んでいく。すると27分、この試合初のCKを甲府が獲得。ショートコーナーからボックス左のスペースを突いた荒木がマイナスへ折り返すと、ゴール前の三平が左足で合わせて先制点を挙げた。
その後、30分にも決定機を作った甲府だが残りの時間は守りを徹底。全選手が自陣の深い位置まで下がって守りを固める。こうなると広島がボールを持つ時間が長くなるが、なかなか急所を見つけられず、シュートシーンを迎えられない。
そんな広島は後半から森島とドウグラス・ヴィエイラを下げてエゼキエウとベン・カリファを投入。両者共立ち上がりからゴールに迫るシーンを迎える中、甲府は50分に局面を引っくり返して三平がゴール前へ。GKと一対一になったが、ここはオフサイドの判定に。
単発ながらも確実にゴールに迫る甲府に対し、なかなか攻撃精度が上がらない広島。60分にボックス手前でFKを獲得し、野津田に見せ場が訪れるも、ここは壁に当たって枠の外へ。
60分を過ぎると甲府も選手交代。先制点を挙げた三平と鳥海、さらには主将の荒木を下げて、ウィリアン・リラ、松本、野澤を送り込んだ。広島も70分、茶島と柏を下げて野上と松本を入れる。
同点に向けてギアを上げたい広島だったが74分、中途半端な位置でボールを奪われると甲府のカウンターが炸裂。ウィリアン・リラが単騎でボックス右まで運び右足一閃。これがクロスバーに直撃するビッグチャンスとなった。
時間も残り少なくなり、広島としては徐々に焦りが大きく張り始める中、今季ブレイクのあの男がチームを救う。84分、左サイドに流れたエゼキエウが粘り強いキープからボックス左へスルーパスを出すと、受けた川村が迷わず左足を一閃。これがゴール上部に突き刺さり、土壇場で同点に追いついた。
その後は互いにチャンスを迎えながらも試合は延長戦へ。広島は延長戦から認められる6人目の交代枠を使って、足を傷めていたエゼキエウに代えて住吉を投入した。
延長戦開始直後に広島はボックス手前左でFKを獲得。これを満田が直接狙うと、壁を越えたシュートがクロスバーを直撃。満田はさらに、延長前半10分にも強烈なミドルシュートで相手GKを強襲する。
2つのピンチを凌いだ甲府は、長谷川を下げてジェトゥリオを投入。これが4人目の交代となった。
延長戦は終始広島ペース。時折ウィリアン・リラにボールが渡った際には荒木隼人がはね返していく。攻撃面では川村や松本のクロスからピエロスがチャンスを迎える。
延長後半9分には右サイドのスペースを突いた野上のクロスから逆サイドから走り込んだ塩谷がシュートへ。ここも決定機だったが、DF決死のブロックに遭った。
依然として広島の攻勢が続く中、試合の展開を左右する重大インシデントが起こる。満田が上げたクロスが山本の腕に当たってPKを獲得。決まれば優勝が確実となる中、ゴール左下を狙った満田のシュートはGK河田が完全に読み切りスーパーセーブ。試合は二転三転しながらPKで決着がつけられることになった。
互いに3人目まで成功した中、先攻の広島は4人目の川村のシュートがGK河田に止められ劣勢に。5人目を務めた満田が決めて、甲府の5人目は途中出場の山本。プレッシャーのかかる中、42歳のベテランは冷静に左上に突き刺し、苦節20年、クラブを天皇杯初制覇に導いた。
なお、J2クラブが天皇杯を制したのは2011年のFC東京以来2度目。当時はJ2のチーム同士の試合だったため、J1を下しての優勝は史上初となった。
敗れた広島だが、6日後の22日には、セレッソ大阪とのルヴァンカップ決勝戦が控えている。
ヴァンフォーレ甲府 1-1(5PK4) サンフレッチェ広島
【甲府】
三平和司(前26)
【広島】
川村拓夢(後39)
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