ベティスvsローマは手堅いドロー決着! 首位ベティスが首位通過へ勝ち点1を積む《EL》
2022.10.14 04:00 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)のグループC第4節、ベティスvsローマが13日にエスタディオ・ベニート・ビジャマリンで行われ、1-1のドローに終わった。
ベティスは前節、敵地で2-1の逆転勝利を収めて3連勝を達成。今節で首位通過の可能性を得た首位チームは前回対戦から数人のメンバーを入れ替えたものの、カナーレスやレジェンドのホアキンがピッチに立った。
一方、得意とするホームゲームで痛恨の敗戦となった3位のローマは逆転での首位通過が厳しい状況となった中、2位でのプレーオフ行きを目指して敵地へ乗り込んだ。出場停止のザニオーロに加え、ディバラを負傷で欠く中、この試合ではエイブラハム、ペッレグリーニ、ベロッティのトリデンテで臨んだ。
立ち上がりはホームのベティスが優勢に入ったものの、時間の経過と共にアウェイのローマが主導権を握る。左サイドで優位性をもたらすスピナッツォーラの突破に加え、中央のエリアでもペッレグリーニを起点に前回対戦ではあまり見られなかった質の高いダイレクトプレーで相手守備を崩す場面を作り出す。
以降は前回対戦同様にベティスがボール保持率を高めて試合をコントロールし始めるが、互いにアタッキングサードで決め手を欠いて膠着状態が続く。
不運な形で先制を許したローマは前半終盤にかけて攻勢を仕掛ける。だが、前半アディショナルタイムにスピナッツォーラの正確な左クロスに飛び込んだベロッティの会心のヘディングシュートによるゴールは際どいオフサイド判定によって認められず。
ホームチームの1点リードで折り返した試合。ビハインドを追うローマは1枚カードをもらっていた上、疲労が見えるマティッチを下げてマディ・カマラをハーフタイム明けに投入。すると、この交代が早い時間帯の同点ゴールをもたらした。
53分、ボックス手前中央でボールを受けたエイブラハムが出したスルーパスに反応したカマラがボックス右でGKを引き付けてマイナスに折り返すと、ゴール前のベロッティがワンタッチで無人のゴールへ流し込む。当初、オフサイド判定となったものの、VARのレビューの結果、オンサイドでのゴールが支持された。
1-1のイーブンに戻った試合はここから一進一退の攻防に。互いに勝ち越しゴールを目指して積極的にプレーするが、前半同様にアタッキングサードでの精度を欠く。
後半半ばから終盤にかけても膠着状態が続く中、両チームは積極的に交代カードを切って流れに変化を加えようとするが、以降も試合の均衡は保たれたままで試合終盤に突入。
より勝ち点3がほしいローマは得意のセットプレーでワンチャンスを狙ったものの、ベティスの集中した守備をこじ開けられず。この結果、共に枠内シュート2本とやや見せ場を欠いた強豪同士の一戦は1-1のドローに終わり、ベティスは連勝ストップも首位通過に向けて大きな勝ち点1を手にした。一方、勝ち点1にとどまったローマだが、ルドゴレツに暫定ながら勝ち点4で並び、自力での2位浮上の可能性を残している。
ベティスは前節、敵地で2-1の逆転勝利を収めて3連勝を達成。今節で首位通過の可能性を得た首位チームは前回対戦から数人のメンバーを入れ替えたものの、カナーレスやレジェンドのホアキンがピッチに立った。
一方、得意とするホームゲームで痛恨の敗戦となった3位のローマは逆転での首位通過が厳しい状況となった中、2位でのプレーオフ行きを目指して敵地へ乗り込んだ。出場停止のザニオーロに加え、ディバラを負傷で欠く中、この試合ではエイブラハム、ペッレグリーニ、ベロッティのトリデンテで臨んだ。
以降は前回対戦同様にベティスがボール保持率を高めて試合をコントロールし始めるが、互いにアタッキングサードで決め手を欠いて膠着状態が続く。
そういった中、ベティスは34分にローマの自陣でのバックパスのミスをキッカケにカウンターを仕掛けると、ペナルティアーク付近で強引に左足を振ったカナーレスのシュートがDFイバニェスの身体に当たって大きくコースが変わりGKルイ・パトリシオの反応の逆を突く形でゴール左隅に決まった。
不運な形で先制を許したローマは前半終盤にかけて攻勢を仕掛ける。だが、前半アディショナルタイムにスピナッツォーラの正確な左クロスに飛び込んだベロッティの会心のヘディングシュートによるゴールは際どいオフサイド判定によって認められず。
ホームチームの1点リードで折り返した試合。ビハインドを追うローマは1枚カードをもらっていた上、疲労が見えるマティッチを下げてマディ・カマラをハーフタイム明けに投入。すると、この交代が早い時間帯の同点ゴールをもたらした。
53分、ボックス手前中央でボールを受けたエイブラハムが出したスルーパスに反応したカマラがボックス右でGKを引き付けてマイナスに折り返すと、ゴール前のベロッティがワンタッチで無人のゴールへ流し込む。当初、オフサイド判定となったものの、VARのレビューの結果、オンサイドでのゴールが支持された。
1-1のイーブンに戻った試合はここから一進一退の攻防に。互いに勝ち越しゴールを目指して積極的にプレーするが、前半同様にアタッキングサードでの精度を欠く。
後半半ばから終盤にかけても膠着状態が続く中、両チームは積極的に交代カードを切って流れに変化を加えようとするが、以降も試合の均衡は保たれたままで試合終盤に突入。
より勝ち点3がほしいローマは得意のセットプレーでワンチャンスを狙ったものの、ベティスの集中した守備をこじ開けられず。この結果、共に枠内シュート2本とやや見せ場を欠いた強豪同士の一戦は1-1のドローに終わり、ベティスは連勝ストップも首位通過に向けて大きな勝ち点1を手にした。一方、勝ち点1にとどまったローマだが、ルドゴレツに暫定ながら勝ち点4で並び、自力での2位浮上の可能性を残している。
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