マドリーが今季初のリーグ戦クリーンシートでヘタフェ撃破! 内容課題もクラシコに弾み《ラ・リーガ》
2022.10.09 05:58 Sun
ラ・リーガ第8節、ヘタフェvsレアル・マドリーが8日にコリセウム・アルフォンソ・ペレスで行われ、アウェイのマドリーが0-1で勝利した。
次節に今季最初のエル・クラシコを控える中、アンチェロッティ監督は球際でハードな相手とのマドリード自治州ダービーに向け、シャフタール戦から先発3人を変更。モドリッチが復帰した一方、コンディションの問題でベンゼマがメンバー外となったほか、クロースとメンディに代わってカマヴィンガ、リュディガーが起用された。
試合の入りはホームのヘタフェが勢いを持って入ったものの、マドリーがファーストシュートをゴールに結びつける。開始3分、左CKの場面でキッカーのモドリッチが右足インスウィングで手前のストーンをギリギリ越えるボールを入れると、中央からニアに走り込んできたミリトンが打点の高いヘディングシュートを流し込んだ。
難敵相手に最高のスタートを切ったマドリーは、早い時間帯の同点を目指してやや前がかるヘタフェをいなしながら以降も決定機を創出していく。
その後、ややギアを入れ直して再び攻勢に転じた前半終盤にはバルベルデの正確なクロスからゴール前のロドリゴに2点目のチャンスが訪れるが、枠を捉えたヘディングシュートはGKソリアの好守に遭う。また、その数分後にはヴィニシウスのボックス内での仕掛けからPKを獲得したが、VARのレビューの結果、その前の仕掛けの段階でボールがタッチラインを割っていたとの判定でPKは取り消しに。1点差のままハーフタイムを迎えることになった。
迎えた後半、立ち上がりにチュアメニ、モドリッチのボックス内での連続シュートでいきなり2点目に迫ったマドリー。しかし、直後にはアレーニャのミドルシュートでGKルニンがファインセーブを強いられるなど、試合の主導権を掌握するには至らず。57分にはバルベルデが競ったこぼれ球に抜け出したロドリゴがゴールネットを揺らすが、これはオフサイドの判定に。
序盤の攻防を経てマドリーが試合を落ち着かせることに成功するが、連戦の披露の影響もあってか、なかなか試合を決める2点目を奪うことができず。ポルトゥやムニルといった曲者を投入したホームチームに勝ち点奪取の可能性を残す、痺れる展開が続く。
その後はボール保持率を高め相手を自分たちのゴールから遠ざける形で最少得点差を維持して時計を進めるマドリーは、80分を過ぎてミリトン、カマヴィンガを下げてナチョ、アセンシオとようやく最初の交代カードを切る。
後半最終盤には相手の狙いとするセットプレーで冷や汗をかく場面もあったが、結局ミリトンのゴールを最後まで守り切ってウノセロで試合をクローズ。この結果、内容面で課題が出たものの今季リーグ初のクリーンシートで勝ち切ったマドリーが、シャフタール戦を挟んで臨むクラシコに弾みを付けている。
PR
マドリーは前節、オサスナ相手に試合の主導権を握りながらも復帰戦となったエースFWベンゼマのPK失敗が響き、ホームで1-1のドロー。今季の公式戦10戦目にして初の取りこぼしとなった。それでも、チャンピオンズリーグ(CL)のシャフタール戦ではシュート30本以上を放ってロドリゴ、ヴィニシウスの2ゴールにとどまったものの、ホームで2-1の勝利。グループリーグ3連勝で突破に王手をかけた。試合の入りはホームのヘタフェが勢いを持って入ったものの、マドリーがファーストシュートをゴールに結びつける。開始3分、左CKの場面でキッカーのモドリッチが右足インスウィングで手前のストーンをギリギリ越えるボールを入れると、中央からニアに走り込んできたミリトンが打点の高いヘディングシュートを流し込んだ。
難敵相手に最高のスタートを切ったマドリーは、早い時間帯の同点を目指してやや前がかるヘタフェをいなしながら以降も決定機を創出していく。
しかし、畳みかける追加点を奪い切れずにいると、20分を過ぎた辺りからヘタフェに盛り返され、自陣深い位置まで攻め込まれるシーンが増えていく。その中で古巣対戦のマジョラルに幾度かフィニッシュに持ち込まれかけるが、ここはリュディガーやアラバを起点に凌いでいく。
その後、ややギアを入れ直して再び攻勢に転じた前半終盤にはバルベルデの正確なクロスからゴール前のロドリゴに2点目のチャンスが訪れるが、枠を捉えたヘディングシュートはGKソリアの好守に遭う。また、その数分後にはヴィニシウスのボックス内での仕掛けからPKを獲得したが、VARのレビューの結果、その前の仕掛けの段階でボールがタッチラインを割っていたとの判定でPKは取り消しに。1点差のままハーフタイムを迎えることになった。
迎えた後半、立ち上がりにチュアメニ、モドリッチのボックス内での連続シュートでいきなり2点目に迫ったマドリー。しかし、直後にはアレーニャのミドルシュートでGKルニンがファインセーブを強いられるなど、試合の主導権を掌握するには至らず。57分にはバルベルデが競ったこぼれ球に抜け出したロドリゴがゴールネットを揺らすが、これはオフサイドの判定に。
序盤の攻防を経てマドリーが試合を落ち着かせることに成功するが、連戦の披露の影響もあってか、なかなか試合を決める2点目を奪うことができず。ポルトゥやムニルといった曲者を投入したホームチームに勝ち点奪取の可能性を残す、痺れる展開が続く。
その後はボール保持率を高め相手を自分たちのゴールから遠ざける形で最少得点差を維持して時計を進めるマドリーは、80分を過ぎてミリトン、カマヴィンガを下げてナチョ、アセンシオとようやく最初の交代カードを切る。
後半最終盤には相手の狙いとするセットプレーで冷や汗をかく場面もあったが、結局ミリトンのゴールを最後まで守り切ってウノセロで試合をクローズ。この結果、内容面で課題が出たものの今季リーグ初のクリーンシートで勝ち切ったマドリーが、シャフタール戦を挟んで臨むクラシコに弾みを付けている。
PR
|
関連ニュース