不当解雇を理由にセビージャを起訴した元U-21フランス代表DF、FIFAが却下
2022.10.01 20:15 Sat
不当解雇を理由にセビージャに訴訟を起こしていた元U-21フランス代表DFジョリス・ニャニョン(25)の訴えは却下されたようだ。
レンヌの下部組織出身で、2018年夏に1350万ユーロの移籍金でセビージャに移籍したニャニョン。当初は高い身体能力と守備センスを兼ね備えたセンターバックとして大きな期待を集めたものの、18-19シーズンは公式戦16試合の出場にとどまり、19-20シーズンはレンタルでレンヌに復帰していた。
20-21シーズンに至っては1試合のみの出場だった同選手は、2021年夏にセビージャから解雇された。理由はプロフェッショナリズムの欠如。当時のニャニョンは体重100kg超えでトレーニングに参加することがしばしばあり、ピッチ外での派手なライフスタイルや素行問題を巡ってフレン・ロペテギ監督を含むクラブ首脳と幾度となく衝突を繰り返していたとのこと。
完全に選手側に非がある案件だが、上述のようにニャニョンは不当解雇としてセビージャを相手取り、FIFAに申し立て。460万ユーロ以上の支払いを要求していた。
この件に関してセビージャは30日に声明を発表。FIFAが原告の訴訟を却下したことが伝えられた。一方で、ニャニョンにはスポーツ仲裁裁判所へ上訴できるようだ。
レンヌの下部組織出身で、2018年夏に1350万ユーロの移籍金でセビージャに移籍したニャニョン。当初は高い身体能力と守備センスを兼ね備えたセンターバックとして大きな期待を集めたものの、18-19シーズンは公式戦16試合の出場にとどまり、19-20シーズンはレンタルでレンヌに復帰していた。
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この件に関してセビージャは30日に声明を発表。FIFAが原告の訴訟を却下したことが伝えられた。一方で、ニャニョンにはスポーツ仲裁裁判所へ上訴できるようだ。
なお、ニャニョンはセビージャ解雇後、今年1月にサンテチェンヌに加入するも、一度もピッチに立つことなく再びフリーとなっている。
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