ナポリが後半の3発で10人レンジャーズを撃破、2連勝スタート《CL》

2022.09.15 06:15 Thu
Getty Images
ナポリは14日、チャンピオンズリーグ(CL)グループA第2節でレンジャーズとのアウェイ戦に臨み、3-0で勝利した。
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初戦のリバプール戦を4-1と快勝したナポリは[4-2-3-1]で臨み、負傷離脱中のオシムヘンに代わって最前線にはシメオネが入った。アヤックスに完敗して黒星スタートとなったレンジャーズに対し、ナポリは開始1分にモレロスに際どいヘディングシュートを打たれる。
ひやりとする入りとなったナポリは13分、アルフィールドのミドルシュートが枠を捉えるもGKメレトが好守で凌いだ。その後もショートカウンターを受けて流れを掴めないナポリは26分、モレロスに枠内シュートを打たれて牽制される。

劣勢のナポリは前半終盤に好機。まずは44分、マリオ・ルイがミドルシュートでゴールに迫ると、追加タイムにはクワラツヘリアのコントロールシュートがわずかに枠を外れた。
ゴールレスで迎えた後半、開始4分にクワラツヘリアがGK強襲のシュートを浴びせたナポリが攻勢に出ると、55分にPKを獲得する。カウンターに転じた流れからジエリンスキのパスを受けたシメオネが独走。ボックス内でサンズに倒されPKとなった。

2枚目のイエローカードを受けたサンズは退場となり、ナポリは数的優位に。しかしこのPKをジエリンスキは蹴り直しも含めて2度、GKマクレガーに止められ、先制のチャンスを逸してしまう。

それでも67分、クワラツヘリアのシュートがボックス内のバリシッチのハンドを誘って再びPKを獲得。このPKをポリターノが決めてナポリが先制した。

主導権を握ったナポリは終盤、85分に途中出場のラスパドーリ、追加タイムにも途中出場のエンドンベレが決めて終わってみれば3-0で勝利。2連勝スタートとしている。

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